「第二次世界大戦について自由研究をしたいけれど、何を調べればいいの?」
戦争について調べようと思っても、出来事や人物、国、当時の暮らしなど、調べられることが多すぎて迷ってしまうことがあります。
特に小学生の自由研究では、第二次世界大戦について最初から最後まですべて調べようとすると、テーマが大きくなりすぎてしまいます。
そこでおすすめなのが、
「戦争中の食事」
「戦争中の子どもの暮らし」
「8月15日の終戦」
「平和のためにできること」
など、自分が気になったことを一つ選んで詳しく調べる方法です。
この記事では、第二次世界大戦をテーマにした小学生向け自由研究のテーマ選びから調べ方、年表や模造紙へのまとめ方まで紹介します。
- 第二次世界大戦は自由研究にできる?
- おすすめの学年は?
- 自由研究テーマ① 戦争中の食事
- 自由研究テーマ② 戦争中の小学生の暮らし
- 自由研究テーマ③ 8月15日の終戦
- 自由研究テーマ④ 原爆と平和について調べる
- 自由研究テーマ⑤ 平和のためにできること
- 自由研究は「疑問」から始めよう
- 調べる前に予想を書こう
- 第二次世界大戦の年表を作ってみよう
- どんな資料を使って調べればいい?
- 地域の戦争について調べる方法も
- 第二次世界大戦の自由研究のまとめ方
- 写真・地図・年表を使って見やすくしよう
- 資料を印刷するならプリンターのインクもチェック
- 自由研究タイトルの例
- 戦争について調べる時に気をつけたいこと
- まとめ|第二次世界大戦から「自分が知りたいこと」を見つけよう
第二次世界大戦は自由研究にできる?
第二次世界大戦は、小学生の自由研究や調べ学習のテーマにすることができます。
ただし、「第二次世界大戦について」というテーマだけでは範囲がとても広くなります。
まずは、
「自分は何を知りたいのか?」
を考えてみましょう。
例えば、
- 第二次世界大戦はいつ起きた?
- 日本ではどんなことがあった?
- 戦争中の人は何を食べていた?
- 戦争中の小学生はどんな生活をしていた?
- 学童疎開って何?
- 空襲の時はどうしていた?
- 広島と長崎では何があった?
- 戦争はどのように終わった?
- 8月15日はなぜ終戦の日と呼ばれる?
- 平和のために自分にできることはある?
この中から一つ選ぶだけでも、自由研究のテーマになります。
おすすめの学年は?
第二次世界大戦をテーマにした自由研究は、小学校1年生から6年生まで取り組めます。
ただし、学年によってテーマの選び方を変えるのがおすすめです。
小学1〜2年生
低学年では、戦争が起きた政治的な背景などを詳しく調べるより、現在の自分と比較できるテーマが取り組みやすいでしょう。
- 昔の小学生は何を食べていた?
- どんな遊びをしていた?
- 学校はどんなところだった?
- 今の生活と何が違う?
- 平和って何だろう?
写真やイラスト、比較表などを使うと、低学年でもまとめやすくなります。
小学3〜4年生
中学年では、歴史上の出来事と人々の暮らしを組み合わせて調べてみましょう。
- 戦争中の食事と配給
- 学童疎開
- 空襲と防空壕
- 広島・長崎への原爆投下
- 1945年8月の出来事
出来事を年表にすると、時系列も理解しやすくなります。
小学5〜6年生
高学年では、
- なぜ第二次世界大戦が起きたのか
- 日本はどのように戦争へ進んだのか
- 戦争が人々の暮らしに与えた影響
- 日本はどのように終戦を迎えたのか
- 戦争を繰り返さないためには何が必要なのか
など、出来事の背景や原因まで調べる方法があります。
複数の資料を比較しながら調べることも意識してみましょう。
自由研究テーマ① 戦争中の食事
小学生にも身近なのが「食事」です。
戦争中の食生活について調べると、
- 配給
- 食料不足
- 代用食
- 米以外の食品を利用した食事
- 戦中・戦後のすいとん
など、現在とは異なる食料事情が見えてきます。
現在の自分の食事を書き出し、戦争中の食生活と比較する方法もおすすめです。
さらに詳しく調べたい場合は、戦争中の食事を自由研究に|配給・代用食・すいとんを調べようで、戦時中の食生活をテーマにした調べ方やまとめ方を紹介しています。
自由研究テーマ② 戦争中の小学生の暮らし
「自分と同じ年齢の子どもは、戦争中にどんな生活をしていた?」
という疑問から調べる方法です。
- 学校生活
- 食事
- 遊び
- 学童疎開
- 家族との生活
- 空襲への備え
などを調べます。
最初に現在の自分の一日を書き、その後に戦争中の小学生について調べて比較すると、自由研究としてまとめやすくなります。
戦争中の子どもの学校生活や一日の過ごし方を詳しく調べるなら、戦争中の小学生の1日|今の小学生と比べてみようも参考にしてみてください。
自由研究テーマ③ 8月15日の終戦
夏休みだからこそ取り組みやすいのが、8月15日をきっかけにした自由研究です。
1945年8月15日、日本では昭和天皇による終戦の詔書を読み上げた放送が国民に向けて流されました。
現在、日本では8月15日が第二次世界大戦の終戦の日として広く認識されています。
自由研究では、
- なぜ8月15日が終戦の日なの?
- 1945年8月には何が起きた?
- ポツダム宣言とは?
- 9月2日には何があった?
などを調べることができます。
8月15日を中心に自由研究をまとめたい場合は、【小学生向け】終戦記念日の自由研究|8月15日は何の日?で、テーマの決め方や調べ方を詳しく紹介しています。
自由研究テーマ④ 原爆と平和について調べる
1945年8月6日には広島、8月9日には長崎に原子爆弾が投下されました。
原爆について調べる場合は、
- いつ投下された?
- どこに投下された?
- 人々の生活にどのような被害があった?
- 現在どのような資料や建物が残されている?
- なぜ原爆について伝え続けているの?
などからテーマを決めることができます。
戦争に関する写真には刺激の強いものもあるため、特に低学年の場合は大人と一緒に資料を選びましょう。
自由研究テーマ⑤ 平和のためにできること
戦争について調べたあと、
「平和のために自分には何ができる?」
と考えるところまで自由研究にすることもできます。
例えば、
- 戦争について知る
- 家族と平和について話す
- 自分と違う考えにも耳を傾ける
- 相手を傷つける言葉を使わない
- 困っている人を助ける
- 調べたことを周りの人へ伝える
など、身近なことから考えることができます。
戦争について調べたあとに「自分には何ができるだろう?」まで考えてみたい場合は、「平和のためにできること」を自由研究に|小学生が考えられることもあわせて読んでみてください。
自由研究は「疑問」から始めよう
テーマを決めたら、すぐに調べ始めるのではなく、最初に自分の疑問を書きます。
例えば、
- どうして戦争が起きたんだろう?
- 戦争中の子どもはどんな気持ちだった?
- 食べ物がなくなったらどうしたの?
- どうして疎開したの?
- なぜ8月15日が大切なの?
などです。
疑問を一つ決めると、何を調べればいいのかが分かりやすくなります。
調べる前に予想を書こう
次に、自分なりの予想を書いてみます。
例えば、
「戦争中は食べ物が少なかったと思う」
という予想を立てたら、
「本当に少なかったのか?」
「なぜ少なくなったのか?」
「どんなものを食べていたのか?」
と調べていきます。
研究の最後に最初の予想と結果を比べれば、自分の考えがどう変わったのかもまとめられます。
第二次世界大戦の年表を作ってみよう
第二次世界大戦を調べる時は、年表を作ると出来事の順番を整理できます。
日本に関係する主な出来事の一部を例にすると、次のようになります。
| 年月日 | 出来事 |
|---|---|
| 1939年9月 | ドイツのポーランド侵攻をきっかけにヨーロッパで第二次世界大戦が始まる |
| 1941年12月 | 日本とアメリカ・イギリスなどとの戦争が始まる |
| 1945年8月6日 | 広島に原子爆弾が投下される |
| 1945年8月9日 | 長崎に原子爆弾が投下される |
| 1945年8月15日 | 終戦の詔書を読み上げた放送が国民に向けて流される |
| 1945年9月2日 | 日本が降伏文書に署名する |
これは簡単な例です。
自由研究では、自分が選んだテーマに関係する出来事を追加して、オリジナルの年表を作ってみましょう。
どんな資料を使って調べればいい?
戦争について調べる時は、一つのウェブサイトだけで終わらせず、複数の資料を確認することが大切です。
例えば、
- 学校や地域の図書館にある本
- 教科書や資料集
- 博物館・資料館の資料
- 自治体が公開している歴史資料
- 国立機関などが公開しているデジタル資料
などがあります。
使った資料は、自由研究の最後に「参考にした資料」として記録しておきましょう。
地域の戦争について調べる方法も
第二次世界大戦を自分の住んでいる地域から調べる方法もあります。
例えば、
- 自分の地域にも空襲があった?
- 防空壕は残っている?
- 戦争に関する慰霊碑はある?
- 学校に戦争中の記録が残っている?
- 地域の人はどのような生活をしていた?
などです。
地域の図書館や郷土資料館などには、インターネットでは見つけにくい資料が残っていることもあります。
全国的な出来事と地域の出来事を組み合わせれば、自分だけの自由研究にすることができます。
第二次世界大戦の自由研究のまとめ方
模造紙やスケッチブック、ノートにまとめる場合は、次のような順番がおすすめです。
- タイトル
- このテーマを選んだ理由
- 調べたいこと・疑問
- 調べる前の予想
- 調べた方法
- 第二次世界大戦について
- 自分が選んだテーマについて詳しく紹介
- 年表・地図・比較表など
- 調べて分かったこと
- 予想と結果の比較
- 自分が考えたこと・感想
- 参考にした資料
すべて入れる必要はありません。
低学年なら項目を少なくし、高学年なら「なぜそうなったのか」まで考えるなど、学年に合わせて調整しましょう。
写真・地図・年表を使って見やすくしよう
第二次世界大戦の自由研究は文字が多くなりやすいため、
- 年表
- 地図
- 比較表
- 自分で描いたイラスト
- 調査した場所の写真
- 自分で作ったグラフ
などを組み合わせると見やすくなります。
インターネット上の写真や資料には著作権があります。
使用する場合は利用条件や学校のルールを確認し、出典も記録しておきましょう。
資料を印刷するならプリンターのインクもチェック
年表や地図、比較表、写真などを印刷して貼る場合、自由研究1作品でも意外と多くのページを印刷することがあります。
特にカラー資料を使う場合は、途中でインクがなくならないよう、まとめ作業を始める前に残量を確認しておくと安心です。
プリンター用インクには純正品のほか、対応する互換インクという選択肢もあります。
使っているプリンターのメーカーや型番を確認し、対応する商品を選びましょう。
※購入前に、使用しているプリンターに対応した型番か必ず確認してください。
自由研究タイトルの例
- 第二次世界大戦について調べてみた
- 戦争中の小学生はどんな生活をしていた?
- 戦争中と今の暮らしを比べてみよう
- 1945年8月には何があった?
- 8月15日はなぜ終戦の日なの?
- 戦争中の食事について調べてみた
- わたしの町と第二次世界大戦
- 第二次世界大戦から平和について考える
戦争について調べる時に気をつけたいこと
第二次世界大戦に関する資料には、亡くなった人やけがをした人、原爆や空襲による被害など、子どもにとって刺激の強い写真や映像が含まれる場合があります。
特に低学年の場合は、大人が資料を確認しながら一緒に調べると安心です。
また、戦争には多くの国や地域、人々が関わっています。
特定の国や民族の人々を一括りにして責めるのではなく、複数の資料を確認しながら調べましょう。
体験談を読む場合も、一人の経験を当時のすべての人の経験として扱わないことが大切です。
まとめ|第二次世界大戦から「自分が知りたいこと」を見つけよう
第二次世界大戦は非常に大きなテーマですが、小学生の自由研究ですべてを調べる必要はありません。
食事、学校、遊び、学童疎開、原爆、終戦、平和など、
「自分がもっと知りたい」
と思ったことを一つ選ぶところから始めてみましょう。
そして、
「なぜ?」
と疑問を持ち、
「こうじゃないかな?」
と予想してから調べます。
最後に、調べる前の自分の考えと比べ、
「何を知ったのか」
「何に驚いたのか」
「戦争や平和についてどう考えたのか」
を自分の言葉でまとめてみましょう。
歴史を知るだけでなく、現在の自分の生活や平和について考える自由研究につなげることができます。


コメント