「8月15日って何の日?」
夏休み中にテレビやニュースを見ていて、「終戦の日」「終戦記念日」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
8月15日は、日本では第二次世界大戦の終結に関わる重要な日として広く知られています。
また、現在は毎年8月15日が「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とされ、全国戦没者追悼式が行われています。
夏休みの時期と重なるため、「8月15日は何の日なのか?」という疑問から自由研究を始めることもできます。
この記事では、終戦の日をテーマにした小学生向け自由研究の進め方や、学年別の調べ方、まとめ方の例を紹介します。
8月15日は何の日?
1945年8月15日、日本では昭和天皇による「終戦の詔書」を読み上げた放送がラジオで流されました。
一般には「玉音放送」と呼ばれています。
このため、日本では8月15日が第二次世界大戦の終戦の日として広く認識されています。
ただし、戦争が終わった日を歴史的に詳しく調べると、8月15日だけですべてが完了したわけではないことも分かります。
日本政府がポツダム宣言の受諾を連合国側へ伝えた時期や、降伏文書に署名した9月2日など、いくつかの重要な出来事があります。
「なぜ日本では8月15日を終戦の日として考えることが多いのだろう?」
という疑問そのものを自由研究にしてみるのも面白いでしょう。
現在の8月15日は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」
日本では、1982年の閣議決定によって、毎年8月15日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」としています。
この日には政府主催の全国戦没者追悼式が行われ、正午には戦没者を追悼する黙とうが行われます。
自由研究では、
- なぜ8月15日に追悼式が行われるのか
- 追悼とはどのような意味なのか
- なぜ戦争について学び続けるのか
- 平和について自分はどう考えるのか
などについて調べてみてもよいでしょう。
終戦の日の自由研究は何年生におすすめ?
終戦の日をテーマにした自由研究は、小学生でも学年に合わせて内容を変えることができます。
小学1〜2年生
低学年では、第二次世界大戦の複雑な経緯をすべて理解しようとしなくても大丈夫です。
例えば、
- 8月15日は何の日?
- 昔の子どもはどんな生活をしていた?
- 戦争中と今の生活は何が違う?
- 平和ってどんなこと?
など、身近な疑問から調べてみましょう。
小学3〜4年生
中学年なら、出来事を時系列に並べる自由研究もおすすめです。
- 第二次世界大戦はいつ起きた?
- 1945年には何があった?
- 広島と長崎への原爆投下
- 8月15日に何があった?
- 戦争中の暮らしはどんなものだった?
などを調べて年表にすると、出来事の順番が分かりやすくなります。
小学5〜6年生
高学年では、さらに一歩踏み込んで、
- なぜ第二次世界大戦が起きたのか
- なぜ日本は戦争を続けたのか
- ポツダム宣言とは何だったのか
- 日本はどのように終戦を迎えたのか
- 戦争を繰り返さないために何ができるのか
などを調べる方法があります。
一つの資料だけで判断せず、本や資料館、公的機関など複数の資料を使って調べることも意識してみましょう。
自由研究の進め方① まず「なぜ?」を書いてみよう
自由研究を始める前に、自分が疑問に思ったことを書き出します。
例えば、
- なぜ8月15日が終戦の日なの?
- 戦争はいつ始まったの?
- 戦争はどうやって終わったの?
- 戦争中の子どもは何をしていたの?
- どうして毎年8月15日に黙とうするの?
などがあります。
最初に疑問を一つ決めておくと、調べる内容が広がりすぎるのを防ぐことができます。
自由研究の進め方② 1945年8月の出来事を調べよう
終戦の日について調べるなら、1945年8月に起きた出来事を時系列に並べてみましょう。
例えば、次のような出来事があります。
| 日付 | 主な出来事 |
|---|---|
| 1945年8月6日 | 広島に原子爆弾が投下される |
| 1945年8月9日 | 長崎に原子爆弾が投下される |
| 1945年8月14日 | 日本政府がポツダム宣言受諾を最終的に決定する |
| 1945年8月15日 | 終戦の詔書を読み上げた放送が国民に向けて流される |
| 1945年9月2日 | 日本が降伏文書に署名する |
出来事を年表にすると、
「8月15日だけを調べていた時には分からなかったこと」
が見えてきます。
自由研究の進め方③ 戦争中の子どもの暮らしも調べてみよう
歴史上の出来事だけでは難しく感じる場合は、当時の子どもの生活に注目してみましょう。
例えば、
- どんな食事をしていた?
- 学校では何をしていた?
- どんな服を着ていた?
- どんな遊びをしていた?
- 学童疎開とは何?
- 空襲の時はどうしていた?
などがあります。
現在の自分の生活と比較すると、低学年でもまとめやすい自由研究になります。
自由研究の進め方④ 今と昔を比較してみよう
調べたことを比較表にする方法もあります。
| 調べること | 戦争中 | 現在 |
|---|---|---|
| 食事 | 配給や食料不足の影響を受けた | さまざまな食品を購入できる |
| 学校生活 | 戦争によって大きな影響を受けた | 学校で授業を受けることができる |
| 家族との生活 | 疎開などで離れて暮らす場合もあった | 家族と暮らしながら学校へ通う子どもが多い |
| 生活用品 | 物資不足の影響を受けた | さまざまな商品を購入できる |
ただし、戦争中の暮らしは地域や時期、家庭によって違います。
全員が同じ暮らしをしていたと考えず、調べた資料をもとに書きましょう。
自由研究の進め方⑤ 最後に自分の考えを書こう
自由研究では、調べたことをまとめるだけでなく、
「自分はどう思ったのか」
まで書いてみましょう。
例えば、
- 一番驚いたこと
- 初めて知ったこと
- 今の生活と比べて感じたこと
- 戦争についてもっと調べたいと思ったこと
- 平和について考えたこと
などを書きます。
自由研究を始める前と後で、
「8月15日についてどう思っていたか」
を比較してみるのもおすすめです。
終戦の日の自由研究のまとめ方
模造紙やスケッチブック、ノートなどにまとめる場合は、次のような順番にすると分かりやすくなります。
- タイトル
- このテーマを選んだ理由
- 調べたいと思ったこと
- 調べた方法
- 第二次世界大戦について
- 1945年8月の年表
- 8月15日に起きたこと
- 戦争中の暮らし
- 調べて分かったこと
- 自分が考えたこと・感想
- 参考にした本や資料
全部を書く必要はありません。
学年や研究する内容に合わせて、必要な項目を選びましょう。
写真・地図・年表を使うと分かりやすい
文字だけでまとめるよりも、
- 日本や世界の地図
- 1945年8月の年表
- 当時の生活用品の写真
- 戦争中と現在の比較表
- 自分で描いたイラスト
などを組み合わせると、研究内容が伝わりやすくなります。
ただし、インターネット上の画像には著作権があります。
画像を使用する場合は、学校のルールを確認し、利用条件を確認できる資料や、自分で撮影・作成したものなどを使いましょう。
自由研究の資料を印刷するならインク残量もチェック
年表や地図、写真などを自宅で印刷して自由研究に貼る場合、意外と多くのインクを使うことがあります。
特に夏休みの終盤になってから、
「あと少しで完成なのにインクがない!」
となると困ってしまいます。
印刷する資料が決まったら、プリンターのインク残量も早めに確認しておきましょう。
純正品だけでなく互換インクという選択肢もあります。
使っているプリンターのメーカーや型番に対応しているかを確認してから選びましょう。
※購入前に、使用しているプリンターに対応した型番か必ず確認してください。
自由研究タイトルの例
最後に、タイトルの例をいくつか紹介します。
- 8月15日は何の日?
- 終戦の日について調べてみた
- 1945年8月に何があった?
- 戦争が終わった日を調べてみよう
- 戦争中の子どもと今のわたし
- 8月15日から平和について考える
低学年なら、難しい言葉を使わず、
「自分が何を調べたのか」
が分かるタイトルで十分です。
戦争をテーマにする時の注意点
戦争について調べていると、被害の様子を写した写真や映像など、子どもにとって刺激の強い資料が表示される場合があります。
特に低学年の場合は、大人が資料を確認しながら一緒に調べると安心です。
また、戦争には多くの国や地域、人々が関わっています。
特定の国や民族の人々を一括りにして責めるのではなく、複数の資料を確認しながら歴史を学ぶことも大切です。
まとめ|8月15日をきっかけに戦争と平和を調べてみよう
8月15日は、日本で第二次世界大戦の終戦の日として広く知られている日です。
現在は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とされ、毎年全国戦没者追悼式が行われています。
自由研究では、8月15日の出来事だけでなく、
- 1945年8月に何があったのか
- 戦争中の人々はどのように暮らしていたのか
- 子どもの生活は現在とどう違ったのか
- なぜ戦争について学び続けるのか
などへテーマを広げることができます。
そして最後には、
「調べて、自分はどう思ったのか」
も自分の言葉で書いてみましょう。
8月15日について知ることをきっかけに、戦争の歴史だけでなく、現在の暮らしや平和について考える自由研究にすることができます。

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