江崎グリコの「アーモンド効果」シリーズの一部商品について、大規模な自主回収が発表されました。
対象となるのは「アーモンド効果PROTEIN ナッツミックス250g」と「アーモンド効果 PROTEIN ナッツミックス砂糖不使用250g」の一部です。
回収対象は計10万4030本。
製造過程で細菌が混入し、増殖によって酸が生じたことで、一部の商品に風味劣化が確認されたことが理由です。
ただし、アーモンド効果シリーズすべてが回収されるわけではありません。
対象となる賞味期限とロット記号が指定されているため、手元に商品がある場合はパッケージの表示を確認しましょう。
アーモンド効果の自主回収が発表
江崎グリコは2026年9月14日、「アーモンド効果PROTEIN ナッツミックス」シリーズの一部商品を自主回収すると発表しました。
一部の商品で風味劣化が発生し、同社の品質基準を満たさない商品が流通していることが判明したためです。
対象商品は全国のスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで販売されており、回収対象は合計10万4030本にのぼります。
自主回収の対象商品は2種類
今回の自主回収対象となっているのは、次の2商品です。
| 商品名 | 内容量 |
|---|---|
| アーモンド効果PROTEIN ナッツミックス | 250g |
| アーモンド効果 PROTEIN ナッツミックス砂糖不使用 | 250g |
通常の「アーモンド効果」シリーズすべてが対象というわけではありません。
さらに、この2商品についても、すべての製造ロットが対象ではありません。
賞味期限「2027年4月22日」を確認
対象商品を見分けるうえで、まず確認したいのが賞味期限です。
今回対象となっている商品の賞味期限は、
2027年4月22日
です。
江崎グリコによると、風味劣化が確認された商品は、2026年7月27日に製造委託先工場で製造されたものと特定されています。
対象商品を持っている場合は、まずパッケージ上部に記載されている賞味期限を確認しましょう。
ロット記号「PKP」も確認しよう
賞味期限だけでなく、ロット記号も重要です。
今回の回収対象は、賞味期限が「2027年4月22日」で、ロット記号に「PKP」が含まれている商品です。
つまり、商品名だけを見て「回収対象だ」と判断するのではなく、賞味期限とロット記号の両方を確認する必要があります。
| 確認項目 | 回収対象 |
|---|---|
| 商品 | PROTEIN ナッツミックス250g/砂糖不使用250g |
| 賞味期限 | 2027年4月22日 |
| ロット記号 | 「PKP」を含むもの |
| 製造日 | 2026年7月27日 |
なぜ自主回収になった?
今回の自主回収の理由は、一部の商品で発生した「風味劣化」です。
江崎グリコによると、製造過程で「バチルス チューリンゲンシス」という細菌が混入しました。
この菌が商品中で増殖し、その過程で酸が生じたことで、風味が劣化したと説明されています。
単に「味がいつもと違った」というだけではなく、原因となった細菌まで調査によって特定されています。
バチルス・チューリンゲンシスとは?
バチルス・チューリンゲンシスは、土壌や農産物などからも検出され、自然界に広く分布している細菌です。
今回の発表で江崎グリコは、この菌の安全性について国内外の複数の公的機関によって科学的に確認されていると説明しています。
今回の商品についても、摂取による健康への影響はないと判断しています。
ただし、「健康への影響がないなら回収しなくてもいい」ということではありません。
食品には安全性だけでなく、本来想定されている味や香りなどの品質も求められます。
今回は細菌の増殖によって酸が生じ、風味が劣化したことで品質基準を満たさなくなったため、品質に万全を期す観点から自主回収が行われています。
飲んでしまったらどうする?
手元の商品が回収対象だったことに、飲んだあとで気付くこともあるでしょう。
江崎グリコは、今回の対象商品を摂取することによる健康への影響はないと判断しています。
そのため、今回の発表は食中毒発生による回収とは性質が異なり、風味劣化による品質上の自主回収です。
ただし、対象商品が手元に残っている場合は、そのまま飲み続けず、メーカーが案内している回収方法を確認しましょう。
また、実際に体調に異変がある場合には、自主回収の発表だけを根拠に自己判断せず、必要に応じて医療機関へ相談してください。
対象日以外の商品は大丈夫?
「同じアーモンド効果PROTEINなら、家にあるものも全部ダメなの?」と不安になるかもしれません。
江崎グリコは、風味劣化が発生している商品を2026年7月27日に製造した対象商品に特定しています。
さらに、該当日以外に生産した対象商品については、品質上の問題がないことを確認しているとしています。
そのため、シリーズ全体を一律に回収しているわけではありません。
商品名、賞味期限、ロット記号を確認し、自分が持っている商品が対象なのかを判断することが重要です。
対象商品があったらどうする?
江崎グリコは、対象商品の自主回収を受け付けています。
インターネット上の専用受付フォームから申し込むと、宅配業者による商品の引き取りが行われ、後日、商品代金相当のQUOカードが送付されます。
電話による問い合わせ窓口も設けられています。
対象商品を持っている場合は、捨ててしまう前にメーカーの公式案内を確認しましょう。
なぜ製造から約1か月半後に回収になった?
今回対象となった商品は2026年7月27日に製造され、自主回収が発表されたのは9月14日です。
ここで気になるのが、「なぜ製造した直後には分からなかったの?」という点ではないでしょうか。
今回、江崎グリコは細菌が製造過程で混入し、その後増殖して酸が生じたことで風味劣化につながったと説明しています。
微生物による品質変化は、混入した直後から必ず見た目や味に大きな異常が現れるとは限りません。
菌の種類や初期の菌数、食品の性質、保存条件などによって、その後の増殖や品質変化の現れ方は変わります。
今回の製品で実際にどの時点からどの程度菌数が変化したのかなど、詳細な経過については公式発表からは分かっていません。
そのため、「製造時の検査をすり抜けた」などと現段階で断定することはできません。
自主回収と食中毒は同じではない
「細菌が混入して自主回収」と聞くと、食中毒を連想する人もいるかもしれません。
しかし、細菌が食品から検出されたことと、その食品によって食中毒が発生したことは同じ意味ではありません。
今回、江崎グリコが公表している回収理由は、細菌の増殖によって酸が生じたことによる風味劣化です。
同社は対象商品を摂取することによる健康への影響はないと判断しています。
「細菌」という言葉だけで危険性を判断するのではなく、どの菌が検出されたのか、どのような問題が起きたのか、メーカーや行政機関が健康影響をどのように評価しているのかを分けて確認することが大切です。
まとめ
江崎グリコは2026年9月14日、「アーモンド効果PROTEIN ナッツミックス250g」と「アーモンド効果 PROTEIN ナッツミックス砂糖不使用250g」の一部を自主回収すると発表しました。
回収対象は計10万4030本です。
対象となるのは、賞味期限が「2027年4月22日」で、ロット記号に「PKP」が含まれている商品です。
製造過程でバチルス・チューリンゲンシスが混入し、菌の増殖によって酸が生じたことで風味が劣化したとされています。
江崎グリコは対象商品の摂取による健康への影響はないと判断していますが、品質に万全を期すため自主回収を実施しています。
対象となる2商品を持っている場合は、商品名だけで判断せず、パッケージの賞味期限とロット記号を確認しましょう。


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