白露は毎年同じ日じゃない?日付が変わる理由を解説

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カレンダーを見ると、9月上旬頃に書かれている「白露(はくろ)」。

毎年同じような時期にやってくるため、「白露は9月7日と決まっている」と思っている人もいるかもしれません。

しかし、白露の日付は毎年必ず同じとは限りません。

白露は例年9月7日頃から8日頃に迎えますが、年によって日付や白露を迎える時刻が変わります。

なぜ白露の日付は固定されていないのでしょうか。この記事では、二十四節気と太陽の位置、暦との関係からわかりやすく解説します。

白露の日付は毎年同じではない

白露は、毎年「9月○日」と固定されている行事ではありません。

白露を含む二十四節気は、カレンダーの日付を一定間隔で区切って決めているのではなく、地球から見た太陽の位置をもとに定められています。

そのため、白露を迎える瞬間が日本時間の何月何日になるかによって、その年の白露の日付が決まります。

白露は例年9月上旬に迎えるため大きく時期がずれるわけではありませんが、年によって日付が変わることがあります。

白露は太陽黄経165度になるとき

現在の二十四節気では、地球から見た太陽の通り道である黄道上の位置を基準に、それぞれの節気が定められています。

春分を太陽黄経0度として、太陽黄経が15度進むごとに次の二十四節気を迎えます。

白露にあたるのは、太陽黄経165度です。

つまり白露は、「9月7日になったから始まる」のではなく、「太陽が黄経165度に達した瞬間を含む日」が白露の日になります。

二十四節気は太陽の動きをもとにしている

二十四節気は、季節の移り変わりを知るために古代中国で生まれ、日本にも伝わりました。

現在使われている二十四節気では、太陽黄経360度を24等分し、15度ごとに節気が配置されています。

例えば、秋の節気を一部並べると次のようになります。

二十四節気太陽黄経
立秋135度
処暑150度
白露165度
秋分180度
寒露195度
霜降210度

このように、白露だけが特別な方法で決められているのではなく、ほかの二十四節気と同じように太陽の位置によって決まっています。

なぜ太陽の位置とカレンダーの日付がずれるの?

日付が変わる理由を理解するには、「1年の長さ」に注目するとわかりやすくなります。

地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間は、ちょうど365日ではありません。

季節が一巡する基準となる1年は約365.24日で、通常のカレンダーの365日とは少し差があります。

この差を調整するために設けられているのが、4年に1度を基本とする「うるう年」です。

ただし、うるう年には例外もあり、西暦が100で割り切れる年は原則として平年、さらに400で割り切れる年はうるう年となります。

こうした暦の調整と天体の実際の動きとの関係によって、二十四節気を迎える時刻は毎年少しずつ変化します。

白露を迎える「時刻」も毎年違う

白露には日付だけでなく、太陽黄経が165度に達する具体的な時刻があります。

その時刻も毎年同じではありません。

例えば、ある年は午前中に白露を迎え、別の年には夜に迎えることがあります。

さらに、その瞬間が日付の境目をまたぐような位置になれば、白露の日付そのものが前年とは異なる場合があります。

カレンダーでは1日単位で「白露」と表示されますが、天文学的には太陽が特定の位置に到達する瞬間が基準になっています。

2026年の白露はいつ?

2026年の白露は9月7日です。

日本時間では9月7日23時41分頃に太陽黄経が165度となり、白露を迎えます。

次の二十四節気は秋分で、2026年は9月23日に迎えます。

そのため、期間として白露を考える場合には、9月7日から秋分を迎える前までが白露の時期となります。

その年の正確な日付や時刻を確認したい場合は、国立天文台などが公表している暦の情報を確認するとよいでしょう。

白露だけでなく春分や秋分の日付も変わる

年によって日付が変わるのは白露だけではありません。

春分、夏至、秋分、冬至をはじめ、二十四節気はすべて太陽の位置を基準にしています。

そのため、同じ節気でも年によって日付や時刻が変化します。

特に春分の日と秋分の日は国民の祝日にもなっているため、毎年の日付が気になる人も多いでしょう。

二十四節気が天体の動きと結びついていることを知ると、「毎年なぜ日付を確認する必要があるのか」もわかりやすくなります。

「白露の日」と「白露の期間」は意味が違うことも

白露について調べていると、「白露は9月7日」「白露は9月7日から9月22日頃」といった異なる説明を見かけることがあります。

これは、白露という言葉が節気に入る日を指す場合と、次の節気までの期間を指す場合があるためです。

例えば2026年なら、白露に入る日は9月7日です。

一方、「白露の時期」という表現では、次の秋分を迎える前までを指すことがあります。

どちらかが間違っているとは限らないため、「日付について説明しているのか」「期間について説明しているのか」を確認すると理解しやすくなります。

毎年の白露を確認して季節の変化を楽しもう

白露の日付は年によって変わりますが、毎年9月上旬頃に迎える秋の二十四節気であることは変わりません。

白露の頃には、地域によってまだ厳しい残暑が続くこともあります。

それでも、朝晩の気温や日の長さ、草木につく露、店頭に並ぶ秋の食材などに目を向けると、少しずつ季節が進んでいることを感じられます。

カレンダーでその年の白露を確認したら、実際の自然や暮らしの中にどんな秋の変化があるのか観察してみるのもおすすめです。

まとめ

白露の日付は毎年同じではありません。

白露は、地球から見た太陽の位置が太陽黄経165度となるときに迎える二十四節気です。

地球が太陽の周りを回る周期とカレンダーの1年にはわずかな差があり、うるう年による調整などもあるため、白露を迎える日付や時刻は年によって変化します。

2026年の白露は9月7日です。

「毎年9月7日」と覚えるのではなく、その年の白露を確認しながら、白露から秋分へ進んでいく季節の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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