二百二十日は秋なの?暦の上の季節と9月の残暑の違いをわかりやすく解説

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二百二十日(にひゃくはつか)は、立春から数えて220日目にあたる雑節です。

2026年の二百二十日は9月11日(金)

9月と聞けば「秋」というイメージがありますよね。

ところが実際には、

「9月なのにまだ暑い!」
「二百二十日って本当に秋なの?」
「暦の上では秋っていうけど、どういう意味?」

と感じることもあるでしょう。

結論からいうと、二百二十日は暦の上では秋です。

ただし、「暦の上で秋」ということと、「実際に涼しくなっている」ということは同じではありません。

今回は、二百二十日が季節の上ではどこに位置するのか、立秋や白露との関係、9月でも残暑が続く理由についてわかりやすく解説します。


二百二十日は暦の上では秋

二百二十日は9月中旬ごろにあたるため、暦の上では秋です。

2026年の暦を見ると、

  • 立秋:8月7日
  • 処暑:8月23日
  • 白露:9月7日
  • 二百二十日:9月11日
  • 秋分:9月23日

という順番で季節が進んでいきます。

つまり2026年の二百二十日は、白露を過ぎ、秋分を迎える前にあたります。

二十四節気で見ても、すでに秋の中に入っている時期なのです。


「秋は9月から」ではなく立秋から始まる?

現在の生活では、

  • 3~5月=春
  • 6~8月=夏
  • 9~11月=秋
  • 12~2月=冬

という分け方がわかりやすいでしょう。

一方、二十四節気をもとに季節を考える場合、秋の始まりを示すのが立秋です。

立秋は例年8月上旬ごろにやってきます。

そのため、

「8月なのにもう秋なの?」

という、現代の感覚では少し不思議なことが起こります。

二百二十日がやってくる9月中旬ごろなら、立秋からすでに1か月ほどが過ぎています。

暦の上では、しっかり秋の時期に入っているわけです。


それなのに二百二十日のころが暑いのはなぜ?

暦の上では秋でも、実際の気温が暦に合わせて急に下がるわけではありません。

夏に暖められた空気や海などの影響もあり、9月に入ってからも暑い日があります。

気象庁も、日本の秋の天候について、9月は西日本を中心に残暑が厳しくなる年があると説明しています。

そのため、

「暦では秋なのに、体感はまだ夏」

ということは珍しくありません。

二百二十日のころも、その日の天候によっては暑さ対策が必要です。


そもそも「残暑」とは?

秋になっても残っている暑さを残暑と呼びます。

特に立秋を過ぎてからも続く暑さについて使われる言葉です。

「残暑お見舞い」という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。

暦では秋へ入っているのに暑さが残っているからこそ、「残る暑さ」と書いて残暑なのです。

二百二十日は立秋より後なので、暑い日があればまさに残暑の時期といえます。


白露を過ぎているのに暑いこともある

2026年の二百二十日の少し前、9月7日には白露(はくろ)を迎えます。

白露は二十四節気のひとつです。

名前からは、朝晩が涼しくなり、秋らしくなってきた景色を想像するかもしれません。

しかし、二十四節気の日付を迎えた瞬間に全国の気温が一斉に下がるわけではありません。

日本は南北に長く、地域によって気候も異なります。

同じ二百二十日でも、

  • 朝晩は秋らしく感じる地域
  • 昼間はまだ真夏のように感じる地域
  • 一日の寒暖差が大きくなってくる地域

などがあります。

暦は季節の目安であり、その日の体感温度を決めるものではないと考えるとわかりやすいでしょう。

9月でも暑さ対策を終わらせない

「もう秋だから大丈夫」

と、8月が終わった途端に暑さ対策をやめてしまうのはおすすめできません。

二百二十日のころでも、気温や湿度などの条件によっては熱中症への注意が必要です。

外出するときは、

  • こまめに水分をとる
  • 無理に炎天下で活動しない
  • 日陰を利用する
  • 通気性のよい服装を選ぶ
  • 帽子や日傘などで強い日差しを避ける
  • 暑さ指数(WBGT)や熱中症に関する情報を確認する

など、その日の暑さに合わせて対策しましょう。

「9月だから」ではなく、その日の気象条件を見て判断することが大切です。


秋でも日傘は使っていい?

もちろん、9月だから日傘をしまわなければならないということはありません。

日差しが強く暑い日には、日傘を使って直射日光を避ける方法があります。

「夏が終わったから日傘も終了」ではなく、実際の日差しや暑さに合わせて使い分けるとよいでしょう。

▶ 残暑にも使いやすい日傘をチェックする

二百二十日のころは、暦と実際の暑さのズレを感じやすい時期だからこそ、暑さ対策用品を日付だけで片付けないこともポイントです。


二百二十日は「夏から秋への変化」を感じやすい時期

二百二十日のころは、単純に「暑い」「涼しい」のどちらかだけではありません。

日中は暑くても朝晩は少し過ごしやすくなったり、日が短くなったことを感じたりと、夏から秋への変化が見えてくる時期でもあります。

また、天候の面では台風や秋雨前線などによる雨にも注意したいころです。

つまり二百二十日は、

  • 暦では秋
  • 残暑が続くことがある
  • 秋らしさも少しずつ現れる
  • 台風や大雨にも注意したい

という、複数の季節要素が重なりやすい時期なのです。


二百二十日と農業から見ても季節は変化している

二百二十日は、昔から稲作との関係が深い雑節です。

春に始まった農作業が進み、秋の実りへと向かっていくころにあたります。

地域や品種、田植えの時期などによって稲の生育状況は異なりますが、秋の風雨が農作物へ影響する可能性があるため、二百二十日は警戒すべき節目として意識されてきました。

春の始まりを表す立春から220日。

季節が春から夏を通り、実りの秋へ進んできたことを数字で感じられる雑節ともいえるでしょう。


「暦の秋」と「気象の秋」は見方が違う

季節について調べていると、

「8月なのに暦では秋」
「9月なのにまだ夏みたい」

というズレが出てきます。

これは、季節を見る基準が違うためです。

二十四節気では立秋から秋が始まり、立冬の前までが秋にあたります。

一方、気象の統計などでは9月・10月・11月を秋として扱います。

そして私たちが体で感じる「秋」は、地域やその年の天候によってさらに変わります。

見方秋の考え方
二十四節気立秋から立冬の前まで
気象上の区分9月~11月
体感地域・年・天候によって異なる

二百二十日は、どちらの見方でも秋に位置する時期ですが、「秋=必ず涼しい」とは限らないのです。


二百二十日の季節についてよくある質問

二百二十日は春・夏・秋・冬のどれ?

秋です。二百二十日は9月中旬ごろで、立秋を過ぎた後にあたります。

2026年の二百二十日はいつ?

2026年は9月11日(金)です。

2026年の二百二十日は白露より前?後?

後です。2026年の白露は9月7日、二百二十日は9月11日です。

二百二十日のころでも暑い?

暑い日になることはあります。9月中旬でも残暑が続くことがあるため、その日の気温や暑さ指数などを確認しましょう。

秋なのに熱中症になることはある?

季節名だけで熱中症の危険がなくなるわけではありません。気温や湿度などの条件によっては、9月も暑さへの注意が必要です。

9月でも日傘を使っていい?

もちろん使えます。日差しや暑さが強い日は、季節名ではなく実際の環境に合わせて暑さ対策を続けましょう。


まとめ|二百二十日は秋。でも9月の暑さには注意しよう

二百二十日は暦の上では秋です。

2026年は9月11日(金)で、立秋や処暑、白露を過ぎ、秋分へ向かっている時期にあたります。

しかし、暦が秋になったからといって、実際の気温がすぐに涼しくなるわけではありません。

9月中旬でも残暑が続き、暑さ対策が必要になることがあります。

一方で朝晩の変化や日の長さ、農作物の成長など、少しずつ秋らしさが感じられる時期でもあります。

「暦では秋。でも実際の暑さはその日の天候次第」

と覚えておくと、二百二十日の季節がわかりやすくなります。

昔の暦から秋の訪れを感じつつ、残暑が厳しい日は無理をせず、暑さ対策も続けていきましょう。

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