「レタス、高くない?」
スーパーの野菜売り場で、そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
2026年10月6日、レタスの価格高騰が大きく報じられました。
農林水産省の調査をもとにした報道によると、9月28日~30日のレタスの平均小売価格は平年より5割高。キャベツも平年より4割高となっています。
しかも、レタスが平年より5割高となるのは2025年3月以来です。
では、なぜ2026年秋はここまでレタスが高くなっているのでしょうか。
この記事では、レタス高騰の理由や2026年10月の価格見通し、いつ頃まで高値が続きそうなのかをまとめます。
2026年10月はレタスが平年より5割高に
農林水産省が調査している食品価格の動向によると、2026年9月下旬のレタスは平年を大きく上回る価格となりました。
- レタス:平年より5割高
- キャベツ:平年より4割高
特にレタスは、2025年3月以来となる高い水準です。
さらに、東京都中央卸売市場の10月1日時点の卸売価格を見ると、レタスは平年比230%。
これは小売価格そのものではありませんが、流通の上流にあたる卸売段階でもレタスが非常に高い状態にあることが分かります。
レタスが高いのはなぜ?
今回の価格高騰には、2026年9月の天候が大きく影響しています。
理由① 長雨
2026年9月は東日本を中心に長雨となりました。
野菜は雨が降れば単純によく育つというものではありません。
雨が長期間続けば畑の状態が悪くなったり、生育に影響したりすることがあります。
理由② 日照不足
雨や曇りの日が続いたことで、日照時間も不足しました。
レタスが十分に成長するためには光も必要です。
今回の長雨と日照不足などの影響によって、生育が遅れています。
理由③ レタスが小玉になった
今回のニュースで特に注目したいのが、1玉あたりの大きさが小さくなっていることです。
生育不良によってレタスが十分な大きさまで育たなければ、同じ面積の畑から出荷できる量も減ってしまいます。
需要があるのに市場へ出てくる量が少なければ、価格は上がりやすくなります。
レタス高騰はいつまで続く?
「じゃあ、いつになったら安くなるの?」
ここが一番気になるところですよね。
農林水産省が2026年9月30日に公表した10月の野菜価格見通しでは、レタスについて10月は平年を上回る価格で推移する見込みとされています。
そのため、少なくとも10月中は「すぐに平年並みへ戻る」と期待するのは難しそうです。
一方、民間の気象情報会社による予測では、産地の切り替わりなどによって10月下旬にかけて価格が下がっていく可能性も示されています。
ただし、10月平均では依然として高い水準が続く可能性があるため、しばらく価格を確認しながら購入することになりそうです。
レタスだけじゃない!白菜やキャベツも高い
今回高騰しているのはレタスだけではありません。
10月1日時点の東京都中央卸売市場の卸売価格では、平年と比較して次のような状況になっています。
- レタス:230%
- 白菜:177%
- キャベツ:149%
秋から冬にかけて出番が増える葉物野菜がそろって高くなっているのは、家計にとって痛いところです。
逆に安い野菜もある!無理してレタスを買わなくてもOK
野菜が高騰しているニュースを見ると、「野菜が全部高い」と感じてしまいがちですが、実はそうではありません。
農林水産省が10月2日に更新した「今週のお手頃野菜」では、トマトとたまねぎがお買い得と紹介されています。
さらに、だいこん・にんじん・ねぎも平年を下回る価格となっています。
栄養士の視点から見ても、レタスだけにこだわる必要はありません。
レタスはサラダや付け合わせに使いやすい野菜ですが、食卓に野菜を取り入れる方法はほかにもたくさんあります。
価格の安い野菜を選んで、汁物・炒め物・煮物などに取り入れるのも一つの方法です。
特に子どものいる家庭では、「高くてもレタスを買わなくちゃ」と無理をするより、家族が食べやすく、その時期に手頃な野菜を選ぶ方が続けやすいでしょう。
まとめ
2026年10月、レタスの平均小売価格は平年より5割高となっています。
主な背景には、9月の長雨や低温、日照不足による生育への影響、小玉化や出荷量の減少があります。
農林水産省は10月についてもレタス価格が平年を上回ると見込んでおり、高値はもうしばらく続きそうです。
ただし、すべての野菜が高いわけではありません。
トマトやたまねぎなど比較的手頃になっている野菜もあるため、「今安いもの」を上手に選ぶことが家計を守るポイントになりそうです。
次の記事では、レタスの高騰はいつまで続くのか、10月後半には安くなる可能性があるのかをさらに詳しく見ていきます。


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