2026年10月、レタスの価格高騰が家計を直撃しています。
9月28日~30日の平均小売価格は、なんと平年より5割高。
スーパーの野菜売り場で価格を見て、
「レタス、いつまでこんなに高いの?」
「10月後半になれば安くなる?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、2026年10月はまだ平年より高い価格が続く見込みです。
ただし、産地の切り替わりによって入荷量が回復すれば、10月下旬に向けて価格が下がっていく可能性もあります。
この記事では、レタス高騰がいつまで続くのか、農林水産省などの最新情報をもとに詳しく見ていきます。
レタス高騰はいつまで?10月はまだ高い見込み
農林水産省が2026年9月30日に発表した「野菜の生育状況及び価格見通し」によると、レタスは10月も平年を上回る価格で推移する見込みです。
主な理由は、9月の長雨と日照不足。
長野県産・群馬県産では生育不良や歩留まりの低下がみられています。
さらに、これから出荷の中心となる茨城県産でも、9月の日照不足によって生育不良や生育の遅れがみられています。
農林水産省は、10月のレタスの出荷数量について平年を下回ると予想しています。
つまり、10月に入ったからといって、すぐに価格が元へ戻る状況ではありません。
10月下旬にはレタスが安くなる可能性も
一方で、少し明るい材料もあります。
ウェザーニューズは、2026年10月のレタス価格について、産地の切り替わりとともに入荷量が徐々に回復し、下旬にかけて価格が低下すると予測しています。
レタスは季節によって主な産地が変わります。
9月から10月にかけては、長野県や群馬県などの高冷地から、茨城県などの産地へ出荷の中心が移っていきます。
さらにその後は、兵庫県や香川県などへと産地が移っていきます。
この「産地リレー」が順調に進み、新しい産地から十分な量のレタスが出荷されれば、市場への供給量が増え、価格を押し下げる方向に働くと考えられます。
10月下旬になれば平年並みに戻る?
ここは注意したいところです。
「10月下旬に価格が下がる可能性がある」ことと、「10月下旬には平年並みになる」ことは同じではありません。
ウェザーニューズによる2026年10月の市場価格の独自推計では、レタスは1kgあたり350~390円程度。
10月平均では、まだ高い水準が続く可能性があるとされています。
そのため、現時点では、
- 10月前半:高値が続く
- 10月後半:入荷量が回復すれば徐々に低下する可能性
- 10月平均:平年より高い状態が続く見込み
というイメージで考えると分かりやすいでしょう。
価格が下がるカギは「産地リレー」
今後のレタス価格を見るうえで重要なのが、産地の切り替わりです。
現在の高値には、これまで出荷を担ってきた産地だけでなく、次の産地でも生育に影響が出ていることが関係しています。
農林水産省によると、10月に出荷の中心となる茨城県産でも、9月の日照不足による生育の遅れなどがみられています。
つまり、単純に「産地が変わればすぐ解決」というわけではありません。
次の産地からどれくらい順調にレタスが出荷されるかが、価格回復のポイントになります。
10月の天候によって高値が長引く可能性も
もう一つ注意したいのが、これからの天候です。
野菜の価格は天候だけで決まるものではありませんが、生育や入荷量は天候の影響を受けます。
今後も長雨や日照不足などが続いて次の産地で生育が遅れれば、価格の低下が予想より遅れる可能性があります。
反対に、生育が順調に進み入荷量が回復すれば、10月後半から価格が落ち着いてくる可能性があります。
そのため「○日から突然安くなる」というより、入荷量の回復に合わせて徐々に価格が落ち着いていくと考えた方がよさそうです。
今はレタスを無理して買わなくてもいい?
レタスが高いからといって、無理に買う必要はありません。
農林水産省が10月2日に公表した価格動向では、東京都中央卸売市場の10月1日時点の卸売価格で、レタスは平年比230%となっています。
一方、たまねぎは平年比74%。
ばれいしょについても、農林水産省は10月の価格が平年を下回ると見込んでいます。
栄養士の視点から考えても、「野菜=レタス」である必要はありません。
サラダにこだわらず、たまねぎやじゃがいもを汁物や煮物にしたり、そのとき手頃な野菜を組み合わせたりする方法があります。
特に家族の食事では、高い野菜を無理して買うよりも、家族が食べてくれて、なおかつ価格が安定している食材を選ぶ方が現実的です。
まとめ
2026年10月のレタス価格は、まだ平年より高い状態が続く見込みです。
農林水産省は10月を通して価格が平年を上回ると予想しています。
一方、産地の切り替わりによって入荷量が回復すれば、10月下旬に向けて価格が下がっていく可能性もあります。
ただし、次の産地でも9月の日照不足などによる影響がみられているため、いつ平年並みに戻るのかを現時点で断定することはできません。
「レタスが安くなるまで待つ」というのも一つの方法です。
高いときは無理して買わず、その時期に手頃な野菜へ切り替えるのも家計を守る方法ではないでしょうか。
次の記事では、レタスが高いときに何を代わりに使えばいいのか、サラダ・料理別に代用しやすい野菜を紹介します。

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