なぜ今コーン茶?HIKAKIN「ONICHA」新商品から見るノンカフェイン茶の広がり

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HIKAKINさんの「ONICHA」第2弾として発表されたのは、緑茶でもほうじ茶でもなく、

「コーン茶」でした。

日本で身近なお茶といえば、緑茶や麦茶、ウーロン茶などを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

その中で、なぜコーン茶なのでしょうか。

もちろん大きな理由のひとつは、HIKAKINさん自身が以前からコーン茶を好んで飲んでいたことです。

しかし2026年の飲料市場を見てみると、実はもうひとつ興味深い動きがあります。

麦茶以外のノンカフェイン茶系飲料が少しずつ存在感を増しているのです。

この記事では「ONICHA コーン茶」の登場をきっかけに、コーン茶やルイボスティー、黒豆茶など、お茶系飲料の選択肢が広がっている背景を見ていきます。


ONICHA第2弾に選ばれたのは「コーン茶」

ONICHAは、HIKAKINさんが手がけるお茶ブランドです。

2026年4月に第1弾となる「ONICHA 麦茶」が登場。

そして2026年秋、新たに「ONICHA コーン茶」が加わることになりました。

コーン茶は、とうもろこしを原料とした香ばしい飲み物です。

日本では麦茶ほど家庭の定番というイメージはありません。

それだけに、

「なぜコーン茶?」

と感じた人もいるでしょう。


HIKAKIN自身が昔からコーン茶を飲んでいた

ONICHA コーン茶誕生の背景として見逃せないのが、HIKAKINさん自身の好みです。

新商品発表時には、以前からコーン茶を箱買いして飲んでいたことを明かしています。

つまり今回の商品は、

「流行っているからコーン茶を選んだ」

と単純に説明できるものではありません。

本人が長く飲んできたものを、自身のお茶ブランドの商品として形にしたという背景があります。

ただ面白いのは、その商品が登場する2026年に、飲料市場でもノンカフェイン茶の多様化が進んでいることです。


2026年はノンカフェイン茶が多様化

ノンカフェインのお茶というと、長く日本で圧倒的に身近だったのは麦茶です。

しかし近年は、

  • ルイボスティー
  • コーン茶
  • 黒豆茶
  • さまざまなブレンド茶

など、選択肢が広がっています。

2026年8月には食品業界紙でも、麦茶の安定した需要に加え、ジャスミン茶、ルイボスティー、コーン茶、黒豆茶など茶系飲料の多様化が取り上げられました。

つまり、

「ノンカフェインのお茶=麦茶だけ」ではなくなってきている

ということです。


無糖飲料そのものの存在感も高まっている

もうひとつ大きな流れが「無糖」です。

清涼飲料市場では、健康意識や暑い時期の水分補給需要などを背景に、無糖飲料の存在感が高まっています。

富士経済の市場調査でも、無糖炭酸飲料や無糖茶飲料などが市場拡大に貢献していると分析されています。

2025年には、金額ベースで清涼飲料市場の34.5%を無糖飲料が占めると予測されていました。

「甘いジュース以外のものを飲みたい」

という場面で、水だけでなく、

  • 緑茶
  • 麦茶
  • 無糖紅茶
  • ルイボスティー
  • コーン茶

などから選べる環境が広がっていると考えられます。


麦茶市場も伸びている

コーン茶が登場したからといって、麦茶が選ばれなくなっているわけではありません。

むしろ富士経済の調査では、2025年の麦茶市場は前年比9.6%増が見込まれるなど、底堅い需要が示されていました。

麦茶という大きな定番市場がありながら、その周辺に別の香りや味を持つノンカフェイン飲料が増えている。

「麦茶からコーン茶へ置き換わる」というより、「無糖・ノンカフェインのお茶の選択肢が増えている」

と見るほうが実態に近そうです。


清涼飲料の約2割を茶系飲料が占める

全国清涼飲料連合会の統計によると、2025年の清涼飲料の販売金額は約4兆9825億円。

そのうち茶系飲料は19.1%を占めています。

さらに茶系飲料には、

  • 緑茶
  • ウーロン茶
  • 麦茶
  • ブレンド茶
  • その他の茶系飲料

などがあります。

「お茶」とひとことで言っても、ペットボトル売り場にはすでにさまざまな選択肢が存在しているのです。

コーン茶には「麦茶とは違う香り」がある

コーン茶と麦茶は、どちらも穀物を原料とした香ばしい飲み物です。

しかし原料は異なります。

  • コーン茶:とうもろこし
  • 麦茶:大麦

そのため、同じ「香ばしいお茶」でも風味は同じではありません。

コーン茶では、とうもろこしを思わせる甘香ばしい香りを感じる商品があります。

麦茶とは違う味や香りを楽しみたい人にとって、選択肢のひとつになります。


「カフェインを避けたいけど水だけでは飽きる」需要とも相性がいい

カフェインを含まない飲み物には、水や麦茶などがあります。

しかし毎日同じ飲み物では飽きてしまうという人もいるでしょう。

そんなとき、

  • 麦茶
  • ルイボスティー
  • 黒豆茶
  • コーン茶

など、味や香りの異なる選択肢があれば、その日の気分や食事に合わせて選べます。

これは「健康にいいからコーン茶を飲まなければならない」という話ではありません。

無糖・ノンカフェイン飲料の中でも味を選べるようになった

ということです。


「ノンカフェイン=健康飲料」と単純化しないことも大切

一方で、ノンカフェインという言葉だけで飲み物の健康効果を判断するのは避けたいところです。

カフェインを含まないことと、

  • 栄養価が高い
  • 特別な健康効果がある
  • 誰にでも適している

ことは別問題です。

飲料を選ぶときには、

  • 原材料
  • 糖類や甘味料の有無
  • カフェイン
  • 普段の食事
  • 本人の好み

などを合わせて見ることが大切です。

「ノンカフェインだから健康」というより、自分に合った飲み物を選ぶためのひとつの情報として考えるとよいでしょう。


ペットボトルだから新しいお茶を試しやすい

コーン茶を自宅で飲もうと思うと、

「ティーバッグを買って、自分で作る」

というイメージを持つ人もいるかもしれません。

一方、ペットボトル商品なら1本から試すことができます。

「コーン茶ってどんな味なんだろう?」

という人でも、コンビニなどで1本購入できれば体験するハードルは下がります。

全国清涼飲料連合会によると、2025年には清涼飲料の生産量に占めるPETボトルのシェアが80.1%に達しています。

ペットボトルは現在の清涼飲料市場で非常に大きな存在となっており、新しい味を広げるうえでも相性のよい容器といえそうです。


HIKAKINが入口になってコーン茶を初めて知る人も?

コーン茶自体は、ONICHAによって初めて生まれた飲み物ではありません。

以前から市販され、飲んでいる人もいます。

しかし、

「HIKAKINの新しいお茶だから飲んでみる」

という人が出てくれば、それまでコーン茶を知らなかった層へ届くきっかけになります。

これは新しい食品を広げるときに面白いポイントです。

知らない飲み物を自分から探して買う人は限られていても、普段見ているクリエイターの商品なら試してみようと思う人はいるでしょう。

ONICHA コーン茶がどこまで定着するのかは発売後を見なければ分かりませんが、コーン茶そのものを知る入口になる可能性はあります。


ONICHAも「麦茶ブランド」から広がり始めた

2026年4月に登場した時点では、ONICHAの商品は麦茶でした。

しかし秋には、

  • リニューアルしたONICHA 麦茶
  • 新商品のONICHA コーン茶

という2種類になります。

これはブランドとして見ると大きな変化です。

「HIKAKINの麦茶」から、複数のお茶を扱う「ONICHA」へ広がり始めるからです。

今後さらに商品が増えるかどうかは分かりません。

しかし少なくとも今回のコーン茶追加によって、ONICHAは麦茶だけの商品ではなくなります。


では「コーン茶ブーム」が来ているの?

ここは少し慎重に考える必要があります。

コーン茶を含むノンカフェイン茶系飲料の選択肢が広がっていることは確認できます。

一方で、

「日本で空前のコーン茶ブームが起きている」

とまで断定できる状況とは別です。

麦茶や緑茶と比べれば、コーン茶はまだ規模の小さなカテゴリーです。

だからこそONICHAの登場によって、

「コーン茶を初めて飲む人がどれくらい増えるのか」

という点が興味深いところです。


なぜ今コーン茶?についてよくある質問

コーン茶は最近できた飲み物?

いいえ。ONICHAによって新しく作られた種類のお茶ではなく、以前から飲まれてきた飲み物です。

なぜHIKAKINはコーン茶を発売するの?

HIKAKINさん自身が以前からコーン茶を好んで飲んでいたことが、新商品誕生の背景にあります。

コーン茶はいま流行っている?

ノンカフェイン茶系飲料ではコーン茶を含めて選択肢が多様化しています。ただし、コーン茶だけが大ブームになっていると単純に表現するのは避けたほうがよいでしょう。

麦茶よりコーン茶が人気になる?

現時点では分かりません。麦茶は日本で非常に大きな需要がある定番飲料です。コーン茶は麦茶を置き換えるというより、別の味を楽しめる選択肢として見ることができます。

ONICHA コーン茶はカフェインゼロ?

ONICHA コーン茶は、カフェインゼロの商品として発表されています。


まとめ|「麦茶だけじゃない」時代にONICHA コーン茶が登場

HIKAKINさんのONICHA第2弾に選ばれたのは、コーン茶でした。

その背景にはHIKAKINさん自身が以前からコーン茶を好んでいたことがあります。

一方、飲料市場を見ても、

  • 無糖飲料の存在感が高まっている
  • 麦茶には引き続き大きな需要がある
  • ノンカフェイン茶系飲料が多様化している
  • コーン茶やルイボスティー、黒豆茶など選択肢が増えている

という動きがあります。

そのためONICHA コーン茶は、本人の好みから生まれた商品でありながら、現在のお茶系飲料の多様化とも重なるタイミングで登場する商品と見ることができます。

麦茶一択ではなく、気分によってさまざまな香りのお茶を選ぶ。

ONICHA コーン茶が、その選択肢をさらに広げる一本になるのか注目したいですね。

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