二百二十日(にひゃくはつか)は、立春から数えて220日目にあたる雑節です。
2026年の二百二十日は9月11日(金)。
暦の上では、すでに秋です。
ところが実際には、
「9月なのに暑すぎる!」
「二百二十日のころってまだ熱中症になるの?」
「もう秋だから暑さ対策は終わっていい?」
と感じるような日もあります。
結論からいうと、二百二十日のころでも残暑が続くことがあり、気象条件によっては熱中症への注意が必要です。
カレンダーが9月になったからといって、暑さの危険が自動的になくなるわけではありません。
今回は、二百二十日のころにまだ暑いことがある理由と、9月にも続けたい熱中症対策についてわかりやすく解説します。
二百二十日は9月中旬!暦の上では秋
2026年の二百二十日は9月11日です。
このころは、二十四節気で見ると立秋を過ぎ、白露を迎えた後にあたります。
つまり暦の上では、すでに秋です。
しかし、「秋になった=涼しくなった」ではありません。
9月になっても暑い日が続くことがあり、最高気温が高くなる日は暑さ対策が必要です。
二百二十日の季節を考えるときは、
暦の季節と実際の気温を分けて考える
ことが大切です。
「残暑」だから暑さ対策はもう不要?
秋になってからも残る暑さを「残暑」と呼びます。
「残りの暑さ」というと、真夏ほど気をつけなくてもよさそうに聞こえるかもしれません。
しかし、残暑という言葉は暑さの危険性が低いことを意味するものではありません。
実際の熱中症リスクは、
- 気温
- 湿度
- 日差し
- 風
- 活動量
- 体調
など、さまざまな条件に左右されます。
「9月だから大丈夫」ではなく、その日の環境や体調に合わせて対策しましょう。
気温だけではわからない!暑さ指数(WBGT)も確認しよう
熱中症対策で覚えておきたい指標のひとつが、暑さ指数(WBGT)です。
暑さ指数は単純な気温だけではなく、湿度や日射・輻射など、人体と外気との熱のやりとりに関係する要素を取り入れた指標です。
そのため、
「気温だけ見たら真夏ほど高くないから大丈夫」
と判断するのではなく、暑さ指数なども参考にして活動を調整することが大切です。
特に屋外活動や運動を予定している場合は、その日の暑さに合わせて無理のない計画を立てましょう。
二百二十日のころも水分補給を忘れずに
9月になると、真夏ほど「水分をとらなきゃ」と意識しなくなる人もいるかもしれません。
しかし、暑い環境で汗をかけば体から水分が失われます。
のどの渇きを感じる前から、状況に応じてこまめに水分をとることを意識しましょう。
大量に汗をかいた場合などは、水分だけでなく塩分補給が必要になる場合もあります。
一方で、必要以上に塩分をとればよいというものではありません。
活動量や発汗量、体調などに合わせて考えることが大切です。
9月でも日差し対策を続けよう
カレンダーが9月になったからといって、強い日差しが突然なくなるわけではありません。
屋外では、
- 日陰を利用する
- 帽子をかぶる
- 日傘を使う
- 通気性のよい服装を選ぶ
- 暑い時間帯の長時間活動を避ける
など、その日の環境に合わせて対策しましょう。
特に日傘は、夏だけのものと決めつけず、残暑が厳しく日差しが強い日にも活用できます。
「何月だから使う・使わない」ではなく、実際の日差しや暑さに合わせて使うのがおすすめです。
朝晩が涼しくても昼間の暑さには注意
秋が近づいてくると、朝晩は少し過ごしやすく感じる日が増えてきます。
そこで起こりやすいのが、
「朝が涼しかったから今日は暑くないだろう」
という油断です。
朝は涼しくても、日中に気温が上がることがあります。
朝の体感だけで判断せず、外出前にその日の最高気温や暑さ指数などを確認しておきましょう。
また、朝晩と昼間の気温差が大きい日は、服装を調整しやすくしておくと過ごしやすくなります。
子どもは9月も熱中症に注意
子どもたちは身長が低く、大人より地面に近い場所で過ごします。
晴れた日の地面は日射によって熱くなるため、屋外では大人が感じている以上に暑い環境になる場合があります。
また、遊びに夢中になっていると、自分から休憩や水分補給をしないこともあります。
9月だからと油断せず、
- こまめに休憩する
- 水分をとれるようにする
- 日陰を利用する
- 顔色や汗のかき方など普段との違いを見る
- 無理に屋外活動を続けない
など、大人が環境や様子を確認しましょう。
高齢者も「秋だから大丈夫」と油断しない
高齢者も暑さへの注意が必要です。
加齢によって暑さやのどの渇きを感じにくくなることがあるため、本人が「暑くない」「のどは渇いていない」と感じていても、室温や水分摂取の状況を確認することが大切です。
また、
「9月になったからエアコンはもう使わない」
と日付だけで決めるのではなく、室内の温度や湿度、体調に応じて冷房などを適切に利用しましょう。
室内でも熱中症対策は必要
熱中症というと、炎天下の屋外を想像しやすいかもしれません。
しかし、室内でも暑い環境では注意が必要です。
日当たりのよい部屋や風通しの悪い場所などでは、室温が高くなることがあります。
必要に応じて、
- エアコンを利用する
- カーテンなどで日差しを遮る
- 室温や湿度を確認する
- 水分をとる
などの対策を行いましょう。
「外に出ていないから熱中症にはならない」と考えないことが大切です。
台風前後の蒸し暑さにも注意
二百二十日は、昔から秋の風雨への警戒と結びついてきた雑節でもあります。
台風や前線などの影響で暖かく湿った空気が流れ込むと、蒸し暑く感じることがあります。
「雨だから涼しいだろう」
とは限りません。
湿度が高い環境では汗が蒸発しにくくなり、体から熱を逃がしにくくなるため、暑さ指数なども確認しながら無理をしないようにしましょう。
二百二十日のころの熱中症対策チェックリスト
9月中旬ごろになったら、次のポイントを確認してみましょう。
- 9月だからと暑さ対策を終了していないか
- その日の最高気温を確認したか
- 暑さ指数(WBGT)を確認したか
- 水分を持って外出しているか
- 日陰や休憩場所を確保できるか
- 日差しが強い日は帽子や日傘を使っているか
- 室内でも暑くなっていないか確認しているか
- 子どもや高齢者の様子を確認しているか
季節名ではなく、その日の暑さを見て対策を続けることがポイントです。
二百二十日の暑さについてよくある質問
二百二十日のころはまだ暑い?
暑い日になることはあります。二百二十日は9月中旬ごろですが、残暑が続く年もあるため、その日の気温などを確認しましょう。
9月でも熱中症になる?
気象条件や活動状況によっては注意が必要です。「9月だから熱中症にならない」とは考えず、暑い日は対策を続けましょう。
9月でも日傘は必要?
日差しが強く暑い日には活用できます。日付ではなく、その日の環境に合わせて使用するとよいでしょう。
気温だけ確認すればいい?
気温だけでなく、湿度や日射なども暑さに関係します。熱中症対策では暑さ指数(WBGT)も参考になります。
朝が涼しければ暑さ対策はいらない?
朝が涼しくても日中に気温が上がる場合があります。その日の予報を確認して準備しましょう。
2026年の二百二十日はいつ?
2026年は9月11日(金)です。
まとめ|二百二十日のころも残暑と熱中症に注意しよう
2026年の二百二十日は9月11日(金)です。
暦の上では秋ですが、9月中旬でも残暑が続き、暑さへの対策が必要になることがあります。
特に大切なのは、
- 季節名だけで判断しない
- その日の気温や暑さ指数を確認する
- こまめに水分をとる
- 日差しを避ける
- 無理をせず休憩する
- 室内の暑さにも注意する
といった基本的な対策です。
二百二十日は昔から秋の風雨への警戒と結びついてきましたが、現代では台風への備えと残暑への備えを同時に見直す時期として活用することもできます。
「もう秋だから大丈夫」と暑さ対策を急に終わらせず、その日の環境に合わせて安全に過ごしましょう。

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