2026年10月、レタスの価格高騰が話題になっています。
9月28日~30日の平均小売価格は平年より5割高となり、「スーパーでレタスを見てびっくりした」という方も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください。
野菜が全部高いわけではありません。
農林水産省が2026年10月2日に更新した「今週のお手頃野菜」では、トマトとたまねぎがお買い得と紹介されています。
さらに、だいこん・にんじん・ねぎも平年を下回る価格となっています。
そこで今回は、レタスが高い2026年10月にどんな野菜を選べば家計の負担を抑えやすいのか、最新の価格動向をもとに紹介します。
2026年10月はレタスが高い!卸売価格は平年比230%
まず、現在のレタス価格を確認してみましょう。
農林水産省が公表している東京都中央卸売市場のデータでは、10月1日時点のレタスの卸売価格は平年比230%となっています。
これはスーパーの販売価格そのものではありませんが、卸売段階で非常に高い水準になっていることが分かります。
さらに、レタスだけでなく、
- はくさい:平年比177%
- キャベツ:平年比149%
と、葉物野菜を中心に高値が目立っています。
「レタスが高いならキャベツにしよう」と考えたくなりますが、今はキャベツも必ずしも安いとは限りません。
では、何を買えばいいのでしょうか。
2026年10月に安い野菜① たまねぎ
まず注目したいのが、たまねぎです。
10月1日時点の東京都中央卸売市場における卸売価格は平年比74%。
農林水産省も、10月2日更新の情報でたまねぎを「今週のお手頃野菜」としています。
さらに10月全体の価格見通しでも、たまねぎは平年を下回ると予想されています。
サラダ、味噌汁、スープ、炒め物、煮物、カレーなど、とにかく使い道が多いのも魅力です。
価格だけでなく、複数の献立に使い回せるという意味でも、家計を考えると使いやすい野菜でしょう。
2026年10月に安い野菜② トマト
トマトも、農林水産省が「今週のお手頃野菜」として紹介しています。
10月1日時点の大玉トマトの卸売価格は平年比85%です。
レタスが高いと、「サラダに使う野菜がない」と思ってしまうかもしれません。
しかし、生野菜を添えたいだけなら、トマトを切って添える方法もあります。
ただし、農林水産省による10月全体のトマト価格見通しは「平年並み」です。
現在はお手頃でも、10月中ずっと平年より安いと決まっているわけではない点には注意しましょう。
2026年10月に安い野菜③ 大根
大根も、10月2日時点で平年を下回る価格となっています。
大根の便利なところは、料理の幅が広いこと。
- 大根サラダ
- 味噌汁
- 煮物
- おでん
- 大根おろし
など、これから気温が下がってくる時期の献立にも使いやすい食材です。
10月全体の価格見通しでは平年並みとされていますが、店頭で手頃なものを見つけたら選択肢に入れてもよさそうです。
2026年10月に安い野菜④ にんじん
にんじんも、現在は平年を下回る価格となっています。
生のまま千切りにしてサラダにしても、煮物や汁物、炒め物に使ってもOK。
料理の彩りを加えやすいのも特徴です。
10月全体では平年並みの価格が見込まれています。
レタスが高いからといって「緑色の野菜で代用しなくてはいけない」と考えず、食卓全体でさまざまな野菜を取り入れていくと献立の選択肢が広がります。
2026年10月に安い野菜⑤ ねぎ
ねぎも10月2日時点では平年を下回る価格です。
レタスの直接的な代用品にはなりませんが、味噌汁、鍋物、炒め物などに使いやすい野菜です。
これから涼しくなってくる季節には、温かい料理にも活用しやすくなります。
10月全体の価格見通しは平年並みです。
10月全体では「じゃがいも」も注目
今週のお手頃野菜とは別に、10月全体の価格見通しで注目したいのが、ばれいしょ、つまりじゃがいもです。
農林水産省は、2026年10月のばれいしょ価格について平年を下回って推移する見込みとしています。
たまねぎと組み合わせれば、カレーやシチュー、肉じゃが、スープなどにも展開できます。
「今週安い野菜」だけでなく、月全体の価格見通しも見ながら献立を考えると、食費を調整しやすくなります。
逆に2026年10月に高い見込みの野菜は?
農林水産省による10月の価格見通しでは、次の野菜が平年を上回ると予想されています。
- はくさい
- ほうれんそう
- ブロッコリー
- レタス
- きゅうり
- なす
- ピーマン
一方、だいこん・にんじん・キャベツ・ねぎ・トマトなどは平年並み、ばれいしょ・たまねぎは平年を下回る見込みです。
もちろん実際の販売価格は地域や店舗、産地などによって異なります。
「この野菜なら絶対に安い」と決めつけず、スーパーや直売所でその日の価格を比較するのがおすすめです。
野菜高騰時の家計防衛は「安いものから献立を決める」
普段は「今日は○○を作るから材料を買おう」と献立から買い物を考えることが多いですよね。
しかし、野菜価格が大きく動いている時期は、順番を逆にする方法があります。
売り場で安い野菜を確認してから献立を決めるという方法です。
例えば、
- たまねぎが安い → スープや炒め物
- 大根が安い → 大根サラダや煮物
- にんじんが安い → 汁物や副菜
- トマトが安い → 切ってそのまま一品に
- じゃがいもが安い → 煮物や汁物
と考えれば、高いレタスを無理に献立へ入れる必要はありません。
栄養士視点でも「レタスを買わなきゃ」と考えなくて大丈夫
レタスが高いときに、「野菜不足になるから高くても買わなきゃ」と考える必要はありません。
野菜にはそれぞれ含まれる栄養素に違いがあるため、レタスと別の野菜がまったく同じというわけではありません。
しかし、一つの食品だけですべての栄養を摂る必要もありません。
栄養士の視点では、一食だけで完璧にしようとするよりも、さまざまな食品を組み合わせて食事全体のバランスを考えることが大切です。
特に家族の食事なら、価格だけでなく実際に家族が食べるかどうかも重要です。
高いレタスを買って残してしまうより、手頃で家族が食べやすい野菜を選んだ方が、食費も食品ロスも抑えやすくなります。
直売所も選択肢!ただしスーパーより必ず安いとは限らない
地域によっては、農産物直売所で野菜を探してみる方法もあります。
タイミングによっては旬の野菜や地元産野菜がお手頃に並ぶこともあります。
ただし、直売所だから必ずスーパーより安いとは限りません。
スーパーの特売、直売所、産直コーナーなどを無理のない範囲で比較し、その日に納得できる価格のものを選ぶのがよいでしょう。
まとめ
2026年10月はレタスの価格高騰が目立っています。
しかし、すべての野菜が高いわけではありません。
10月2日時点ではトマト・たまねぎがお買い得で、大根・にんじん・ねぎも平年を下回る価格となっています。
さらに10月全体では、ばれいしょとたまねぎが平年より安く推移する見込みです。
野菜が高い時期こそ、特定の野菜にこだわらず、その日に手頃な野菜を見てから献立を考えるのも一つの方法です。
レタスが高いなら、無理して買わない。
そんなシンプルな選択も、2026年秋の家計防衛につながりそうです。
次の記事では、レタス高騰が飲食店にもどのような影響を与えているのかを見ていきます。

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