敬老の日と聞くと、
「孫がおじいちゃん・おばあちゃんをお祝いする日」
というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし、
「自分の両親にも敬老の日のお祝いをする?」
「義父母には?」
「孫がいない人は敬老の日の対象じゃないの?」
と考えてみると、意外と「誰を祝う日なのか」がわかりにくいですよね。
結論からいうと、敬老の日は祖父母だけをお祝いする日ではありません。
この記事では、敬老の日は誰を祝う日なのか、本来の意味や家族でお祝いする時の考え方をわかりやすく解説します。
敬老の日は祖父母だけを祝う日ではない
敬老の日は、日本の国民の祝日の一つです。
祝日の趣旨は、
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
こととされています。
つまり、法律上「孫が祖父母を祝う日」と決められているわけではありません。
長年にわたって社会を支えてきた高齢者を敬い、長寿を祝う日なのです。
なぜ「祖父母の日」というイメージが強いの?
実際の家庭では、敬老の日に孫から祖父母へプレゼントを贈ることが多くあります。
保育園や幼稚園などでも、
- おじいちゃん・おばあちゃんへ絵を描く
- 手形や足形を使った作品を作る
- メッセージカードを作る
- 祖父母との交流行事を行う
といった活動が行われることがあります。
そのため、家庭でも「敬老の日=孫から祖父母へ感謝を伝える日」というイメージが定着しているのでしょう。
もちろん、祖父母をお祝いすることも敬老の日の素敵な過ごし方の一つです。
自分の両親を敬老の日に祝ってもいい?
もちろん、自分の両親を敬老の日にお祝いしても構いません。
ただし、ここで少し考えたいのが本人の気持ちです。
例えば60代で仕事を続けている人に突然、
「敬老の日だからプレゼント!」
と渡すと、
「私、もう敬老の日を祝われる年齢なの?」
と驚かれる可能性があります。
敬老の日には「何歳から」という一律の年齢基準がないため、年齢だけを見て決める必要はありません。
孫がいる両親ならどうする?
自分の両親に孫がいる場合は、
「自分から両親へ」ではなく「子どもから祖父母へ」
という形で敬老の日を楽しむ家庭もあります。
例えば、
- 子どもが描いた絵を渡す
- 手作りカードを贈る
- 孫の写真をプレゼントする
- 子どもから電話をする
- 一緒に食事をする
などです。
まだ若い祖父母なら、「高齢者だから」という意味を前面に出さず、孫からの「いつもありがとう」を伝えるイベントとして楽しむ方法もあります。
義父母も敬老の日にお祝いする?
敬老の日で悩みやすいのが義父母です。
「自分の親には何もしないのに、義父母には必要?」
「母の日や父の日もあるのに、敬老の日まで贈る?」
など、家庭によって考え方が大きく違います。
義父母についても、必ず敬老の日をお祝いしなければならないという決まりはありません。
迷った時は、まずパートナーに、
「今まで敬老の日って何かしていた?」
と聞いてみるのもよいでしょう。
母の日・父の日と敬老の日はどう分ける?
自分の両親を敬老の日にも祝う場合、
「母の日も父の日もプレゼントしたのに、また必要?」
と感じることもあります。
これも家庭によって自由に決めて構いません。
例えば、
- 母の日・父の日は子どもから親へ
- 敬老の日は孫から祖父母へ
と分ける家庭もあります。
また、敬老の日はプレゼントを買わず、電話や食事だけにする方法もあります。
毎年続く行事だからこそ、無理のない形にしておくことも大切です。
孫がいない人は敬老の日の対象ではない?
そんなことはありません。
敬老の日は「祖父母の日」ではないため、孫がいるかどうかは関係ありません。
長年にわたり社会を支えてきた高齢者を敬い、長寿を祝うというのが敬老の日の趣旨です。
そのため、
「孫がいる人だけがお祝いされる日」ではありません。
祖父母以外の高齢者をお祝いしてもいい?
敬老の日には、血縁関係のある祖父母だけでなく、身近な高齢者について考えることもできます。
例えば地域によっては、高齢者との交流行事などが行われることもあります。
保育園や幼稚園、地域の行事などを通して、世代の異なる人と交流するきっかけにもなります。
ただし、個人的にプレゼントを贈る場合は、相手との関係性や負担にならないかも考えておきたいですね。
「高齢者扱いされた」と感じさせないためには?
敬老の日で特に気をつけたいのが、相手がどう受け取るかです。
年齢によっては、
「まだ老人じゃないよ」
と感じる人もいます。
そんな場合には、
「敬老の日だから長寿のお祝いをするね」
と年齢を強調するより、
「いつもありがとう」
を中心に伝えてみるとよいでしょう。
特に孫からのプレゼントなら、
- いつも遊んでくれてありがとう
- また一緒に遊ぼうね
- いつもやさしくしてくれてありがとう
- これからも元気でいてね
といった言葉なら、自然に気持ちを伝えられます。
敬老の日は何歳から祝えばいい?
敬老の日には、祝う対象について明確な年齢が決められていません。
家庭では、
- 還暦を迎えた60歳から
- 65歳を一つの目安にする
- 70歳頃から
- 孫が生まれてから
など、さまざまなタイミングでお祝いが始まります。
どれか一つが正解というわけではありません。
本人が「まだ敬老の日は早い」と感じているなら、その気持ちを尊重することも大切です。
プレゼントを贈らなくてもいい
敬老の日というと、プレゼントを用意しなければならないように感じることがあります。
しかし、必ず何かを購入する必要はありません。
例えば、
- 電話をする
- 一緒にご飯を食べる
- 会いに行く
- 子どもの写真を送る
- 手紙を書く
- 子どもが描いた絵を渡す
といった方法でも気持ちは伝えられます。
物よりも、一緒に過ごす時間を喜んでくれる人もいるでしょう。
遠くに住んでいる場合はどうする?
祖父母や両親が遠方に住んでいて、敬老の日に会えない家庭もあります。
そんな場合も、
- 電話
- ビデオ通話
- 写真
- 手紙
- プレゼントの配送
などでお祝いできます。
敬老の日当日にこだわらず、家族が集まれる別の日にお祝いしてもよいでしょう。
施設で暮らしている祖父母の場合は?
祖父母が高齢者施設などで生活している場合も、敬老の日のお祝いはできます。
ただし、プレゼントを贈る場合には施設のルールを事前に確認しておくと安心です。
特に、
- 食品
- 生花
- 大きな物
- 電化製品
などは、施設によって持ち込みや保管について決まりがある場合があります。
食べ物の場合は、本人の食事形態や健康状態などによって食べられないものがあることも考えられます。
本人や施設に確認したうえで選ぶとよいでしょう。
「誰を祝うか」より大切なこと
敬老の日について考えていると、
「何歳から?」
「祖父母だけ?」
「両親にも必要?」
「義父母には?」
とルールが気になってしまいます。
しかし、家庭でのお祝いに絶対的な正解があるわけではありません。
大切なのは、
その人を敬い、感謝や長寿を願う気持ちを、それぞれに合った形で伝えること。
相手が喜ぶ形を考えることが、敬老の日らしいお祝いにつながります。
まとめ|敬老の日は祖父母だけの日ではない
敬老の日は「孫がおじいちゃん・おばあちゃんを祝う日」と思われがちですが、祖父母だけを対象にした祝日ではありません。
長年にわたり社会につくしてきた高齢者を敬い、長寿を祝う日です。
そのため、孫の有無によって対象が決まるものでもありません。
家庭では祖父母を中心にお祝いすることが多いものの、自分の両親や義父母など、誰にどのように気持ちを伝えるかは家族によってさまざまです。
特にまだ若い祖父母の場合は、年齢を強調するより、
「いつもありがとう」
という感謝を伝える日として楽しむのもおすすめです。
誰を祝うべきかというルールにとらわれすぎず、大切な人へ感謝を伝えるきっかけにしてみてくださいね。

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