二百十日(にひゃくとおか)は、立春から数えて210日目にあたる雑節です。
2026年の二百十日は9月1日(火)。
暦の上ではすでに秋ですが、
「9月になったのに暑い!」
「真夏と変わらない気がする……」
という日もありますよね。
そこで気をつけたいのが、 9月の熱中症です。
熱中症は7月や8月だけに起こるものではありません。
9月でも気温や湿度が高い日、暑い環境で長時間活動する日などは注意が必要です。
二百十日というと台風や強風への警戒が注目されますが、現代では残暑への備えも忘れたくない時期です。
この記事では、二百十日のころにまだ暑い理由や、9月の熱中症対策についてわかりやすく解説します。
二百十日のころはまだ暑い?
はい。二百十日のころでも暑くなることがあります。
二百十日は例年9月1日ごろです。
9月と聞くと秋をイメージしますが、暦の季節と実際の気温は完全には一致しません。
夏の間に暖められた地面や海などの影響もあり、9月に入ってからも厳しい残暑が続くことがあります。
そのため、
「9月になった=暑さ対策終了」ではありません。
カレンダーの日付ではなく、その日の気象条件を確認することが大切です。
9月でも熱中症になるの?
熱中症は、暑い環境で体温調節がうまく働かなくなることで起こります。
そのため、 「8月まで」「真夏だけ」と月で区切れるものではありません。
9月でも、
- 気温が高い
- 湿度が高い
- 日差しが強い
- 風が弱い
- 暑い場所で長時間活動する
- 十分な水分をとれていない
といった条件では熱中症への注意が必要です。
特に屋外での運動や作業、長時間の外出などでは、秋になったという感覚だけで暑さ対策をやめないようにしましょう。
気温だけではなく「暑さ指数(WBGT)」も確認しよう
暑さへの危険度を考えるときは、気温だけではなく、 暑さ指数(WBGT) も参考になります。
WBGTは、人体と外気との熱のやりとりに着目した指標です。
気温だけでなく、湿度や日射・輻射など周囲の熱環境も取り入れて評価します。
例えば同じ気温でも、湿度が高かったり強い日差しを受けたりすると、身体への負担は変わります。
9月だからと安心するのではなく、 その日の暑さ指数を確認して活動内容を調整する ことも熱中症対策のひとつです。
二百十日のころに注意したい「暑さへの油断」
9月の暑さで気をつけたいのが、 季節が変わったことによる油断です。
真夏なら、
- 水筒を持つ
- 帽子をかぶる
- 日陰を選ぶ
- 冷房を使う
- 暑い時間帯を避ける
などを意識していても、9月になると「もう秋だから」と対策を減らしてしまうことがあります。
しかし実際に暑いのであれば、真夏と同じように暑さ対策を続ける必要があります。
外出するときは直射日光を避ける
二百十日のころでも日差しが強い日はあります。
屋外では、
- 帽子を使う
- 日傘を使う
- できるだけ日陰を歩く
- 適度に休憩する
- 長時間の炎天下を避ける
など、直射日光を避ける工夫をしましょう。
「日傘は真夏だけ」としまい込まず、暑い日は9月以降も活用できます。
残暑の外出にも日差し対策を
通勤・買い物・送迎など、日陰を選びにくい外出では日傘も暑さ対策の選択肢のひとつです。
9月もこまめな水分補給を
暑い日は、9月でもこまめな水分補給を心がけましょう。
「真夏ほど汗をかいていない気がする」
と思っていても、屋外で活動したり暑い室内で過ごしたりすれば汗をかきます。
のどの渇きだけを目安にせず、活動や環境に合わせて水分をとることが大切です。
大量に汗をかいた場合などは、状況に応じて塩分補給も考えます。
ただし、持病などによって水分や塩分の摂取について指示を受けている場合は、その指示に従ってください。
室内なら熱中症にならない?
熱中症は屋外だけで起こるものではありません。
室温や湿度が高い環境では、 室内でも熱中症になる可能性があります。
9月になったことで、
「もう秋だからエアコンはいらない」
と決めてしまうのではなく、実際の室温や体調に合わせて冷房などを適切に利用しましょう。
特に子どもや高齢者などが過ごす環境では、本人の訴えだけに頼らず、周囲の大人が室内環境にも気を配ることが大切です。
朝晩が涼しくても昼間は暑いことがある
秋が近づくと、朝晩は少し過ごしやすくなることがあります。
しかし、 朝が涼しかったから昼も涼しいとは限りません。
朝の気温に合わせて厚めの服装を選んだ場合、日中に気温が上がると暑さを感じることもあります。
脱ぎ着しやすい服装にするなど、その日の気温変化に対応できるようにしておくと安心です。
二百十日のころは台風対策中の熱中症にも注意
二百十日は、昔から風雨を警戒する時期として知られています。
台風が近づくと、
- 庭やベランダを片付ける
- 雨戸やシャッターを確認する
- 買い出しをする
- 家の周囲を点検する
など、屋外で準備をすることもあるでしょう。
しかし暑い日に作業をすれば、台風対策をしている最中にも身体へ負担がかかります。
風雨が強くなる前の安全な時間帯に準備を済ませることはもちろん、 暑い時間帯を避け、休憩や水分補給をしながら作業する ことも意識しましょう。
もし熱中症が疑われたら?
暑い環境で過ごしたあとに、
- めまい
- 立ちくらみ
- 大量の発汗
- 筋肉痛やこむら返り
- 頭痛
- 吐き気
- 強いだるさ
などの症状がみられた場合は、熱中症の可能性も考えます。
涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめて身体を冷やすなどの対応を行います。
自力で水分をとれない、呼びかけへの反応がおかしい、意識がないなど重い症状がみられる場合は、 ためらわず救急車を呼びましょう。
二百十日と9月の熱中症についてよくある質問
9月でも熱中症になりますか?
はい。9月でも気温や湿度が高い日、暑い環境で長時間活動する場合などは熱中症への注意が必要です。
2026年の二百十日はいつ?
2026年9月1日(火)です。
二百十日は秋なのにどうして暑いの?
暦上の季節と実際の気温変化にはずれがあります。9月初めでも残暑が続くことがあります。
9月も日傘を使っていい?
もちろんです。日差しが強く暑い日は、月に関係なく直射日光を避ける方法のひとつとして活用できます。
熱中症対策は気温だけ見ればいい?
気温だけでなく、湿度や日射なども身体への負担に影響します。暑さ指数(WBGT)も参考にしましょう。
室内でも9月に熱中症になる?
室温や湿度が高い環境では室内でも起こる可能性があります。「秋だから冷房不要」と決めず、実際の室内環境に合わせて調整しましょう。
まとめ|二百十日のころも暑さ対策を終わらせない
2026年の二百十日は9月1日です。
暦の上では秋ですが、 9月初めでも厳しい残暑になることがあります。
熱中症は「夏だけのもの」ではありません。
9月でも実際の気温や湿度、暑さ指数(WBGT)などを確認し、
- こまめに水分をとる
- 暑い時間帯の外出や作業を避ける
- 帽子や日傘などで直射日光を避ける
- 適度に休憩する
- 室内では冷房などを適切に使う
といった対策を続けましょう。
二百十日は台風への警戒で知られる雑節ですが、 現代では「台風+残暑」の両方に備える時期 として考えることもできます。
「もう9月だから」と油断せず、その日の気象条件に合わせて安全に過ごしましょう。

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