夏の停電に備えて冷凍庫はどうする?猛暑時の食品・保冷剤ストック対策

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台風や雷、突然の設備トラブルなどによって起こる停電。

一年を通して困るものですが、特に心配なのが暑い夏です。

エアコンや扇風機が使えなくなるだけでなく、

「冷凍庫の食品、大丈夫かな?」
「アイスが全部溶けちゃう?」
「保冷剤を用意しておいた方がいい?」

と、食品の保存も気になりますよね。

だからといって、停電に備えて冷凍庫へ何でも大量に詰め込めばよいわけではありません。

今回は、夏の停電に備えて確認しておきたい冷凍庫の使い方や食品ストック、保冷剤などの準備について紹介します。

夏の停電は「暑さ」と「食品管理」の両方に注意

真夏に停電すると、エアコンなどの冷房設備が使えなくなる可能性があります。

さらに冷蔵庫・冷凍庫も電気で動いているため、停電が長引けば庫内の温度も上昇していきます。

そのため夏の停電では、

  • 自分や家族の暑さ対策
  • 水分の確保
  • 食品の温度管理

を分けて考えておくことが大切です。

停電したら冷凍庫を何度も開けない

停電が起きると、

「まだ凍ってるかな?」

と冷凍庫の中を確認したくなります。

しかし、扉を開ければ庫内の冷気が逃げてしまいます。

停電中は必要以上に冷蔵庫や冷凍庫を開閉せず、できるだけ庫内の冷たい状態を保つようにしましょう。

普段から冷凍庫の中身を把握しておこう

停電が起きてから、

「そういえば冷凍庫に何が入っていたっけ?」

となると、確認のために何度も扉を開ける原因になります。

普段から、

  • 肉や魚
  • 冷凍食品
  • 作り置き
  • 冷凍ごはん
  • アイス

など、何が入っているのか大まかに把握しておくと安心です。

冷凍庫の中を定期的にスマートフォンで撮影しておく方法もあります。

保冷剤は停電時にも使える

普段はお弁当や買い物などに使っている保冷剤も、停電時の備えの一つになります。

クーラーボックスや保冷バッグなどと組み合わせて、必要な食品を一時的に冷たい状態で保つために活用できる場合があります。

ただし、保冷剤があるから長時間安全に食品を保存できるとは限りません。

保冷性能や周囲の気温などによって状態は変わるため、食品の安全性には十分注意しましょう。

保冷剤を大量にため込む必要はない

「停電に備えなきゃ!」

と考えると、保冷剤を大量に保存したくなるかもしれません。

しかし、それによって普段使う食品が入らなくなっては困ります。

お弁当や買い物、レジャーなど普段の用途も含め、家庭で必要な量を考えて準備しましょう。

ペットボトルを凍らせるなら冷凍対応か確認

停電対策として、飲料を凍らせておきたいと考える人もいるでしょう。

ただし、すべてのペットボトル飲料が冷凍できるわけではありません。

液体は凍ると膨張するため、冷凍に対応していない容器では変形や破損につながる可能性があります。

飲料を凍らせる場合は、冷凍対応の商品であることを確認し、商品の表示に従いましょう。

停電に備えて水も確保しておこう

夏の停電対策では、冷凍庫だけでなく飲み水の準備も大切です。

停電の原因や地域の状況によっては、断水など別のトラブルが重なる可能性もあります。

普段から飲料水を備えておき、定期的に賞味期限や在庫を確認しておきましょう。

冷凍食品だけに頼らない備蓄も大切

停電時には電子レンジやIH調理器など、普段使っている調理家電が使えなくなる可能性があります。

そのため、非常時の食品をすべて冷凍食品だけで準備するのはおすすめできません。

停電時でも食べられるものや、家庭で用意している非常食なども組み合わせて備えておきましょう。

停電が長引いたときの食品は「もったいない」だけで判断しない

停電から復旧したあと、

「冷凍庫に入っていたから大丈夫だろう」

と考えるのは危険です。

停電時間や食品の状態、庫内温度などによっては、安全に食べられない場合があります。

特に肉や魚など傷みやすい食品は注意が必要です。

食品の安全性に不安がある場合は、「もったいないから」という理由だけで食べないようにしましょう。

アイスが溶けてしまった場合は?

停電でアイスが完全に溶けてしまった場合、再び凍らせれば元通りになるとは限りません。

品質が変化している可能性もあるため、商品の表示やメーカーの案内などを確認して判断しましょう。

夏は普段から冷凍庫がいっぱいになりやすい

ここで困るのが、停電への備えをしたくても冷凍庫に余裕がないケースです。

夏の冷凍庫には、

  • 水筒用の氷
  • アイス
  • 保冷剤
  • 夏休み用の冷凍食品
  • 作り置き
  • まとめ買いした肉や魚

などが入り、普段以上にスペースを使います。

そこへ停電対策用の保冷剤などを追加しようとすると、

「もう何も入らない!」

となることもあります。

まずは冷凍庫の中身を整理しよう

停電対策用品を追加する前に、一度冷凍庫を整理してみましょう。

  • いつ冷凍したかわからない食品はないか
  • 必要以上の保冷剤はないか
  • 同じ冷凍食品を重複して買っていないか
  • 今後食べる予定のないものはないか

「備えるために増やす」だけではなく、現在の在庫を把握することも防災の一つです。

非常時に取り出したいものをまとめておく方法も

停電時に冷凍庫を何度も開けないためには、普段から収納場所をある程度決めておくと便利です。

例えば保冷剤を一か所にまとめておけば、必要になったときに探す時間を減らせます。

ただし、収納方法によって冷気の流れを妨げないよう、使用している冷凍庫の取扱説明書も確認しましょう。

整理しても夏の冷凍庫が足りない場合は?

普段使う食品だけでもいっぱいで、保冷剤などを準備するスペースがない家庭もあるでしょう。

特に、

  • 家族が多い
  • 夏休み中の冷凍食品が多い
  • まとめ買いをする
  • 作り置きを活用する
  • 水筒用の氷を大量に使う
  • 保冷剤を複数使用する

という家庭では、現在の冷凍容量そのものが足りなくなっている可能性があります。

セカンド冷凍庫で保存場所を分ける方法も

冷凍スペースが不足する場合には、セカンド冷凍庫を利用する方法もあります。

例えば、

  • メイン冷凍庫:普段すぐに使う食品
  • セカンド冷凍庫:まとめ買い・作り置き・保冷剤など

というように用途を分ける方法です。

ただし、セカンド冷凍庫も電化製品です。

停電すればメインの冷凍庫と同じように停止します。

「2台目があれば停電しても食品を冷やせる」という意味ではない点には注意してください。

夏だけ冷凍スペースが必要ならレンタルという方法も

セカンド冷凍庫が必要になるのが、

  • 猛暑シーズン
  • 夏休み
  • 台風シーズン
  • 氷や保冷剤を多く使う時期

などに限られている家庭もあります。

秋や冬になれば現在の冷凍庫だけで十分なら、2台目を購入するか迷うところです。

そんな場合には、必要な期間だけセカンド冷凍庫をレンタルする方法もあります。

実際にひと夏使ってみれば、

「一年中あると便利」

なのか、

「夏だけあれば十分」

なのかを判断する材料にもなります。

▶ セカンド冷凍庫のレンタルをチェックしてみる

停電中の熱中症にも注意

真夏の停電で特に注意したいのが、冷房を使えなくなることです。

室内が危険な暑さになった場合、冷凍庫の保冷剤だけで暑さをしのごうとするのは危険です。

停電の状況や周囲の安全を確認したうえで、冷房を利用できる場所へ移動することも検討しましょう。

特に高齢者や乳幼児など、暑さの影響を受けやすい人がいる家庭では早めの対応が大切です。

夏の停電対策は冷凍庫だけで完結させない

夏の停電に備えるなら、

  • 飲料水
  • 停電時でも食べられる食品
  • 保冷剤や保冷バッグ
  • 懐中電灯などの照明
  • モバイルバッテリー
  • 暑さを避けられる場所の確認

など、冷凍庫以外の備えも考えておきましょう。

冷凍庫はあくまで備えの一部分です。

まとめ

夏の停電では、冷房が使えなくなることによる暑さと、冷蔵庫・冷凍庫が停止することによる食品管理の両方に注意が必要です。

普段から冷凍庫の中身を把握し、必要な保冷剤などを準備しておきましょう。

停電した場合には、必要以上に冷凍庫の扉を開閉しないことも大切です。

一方、夏は氷やアイス、冷凍食品などで冷凍スペースが不足しやすい季節でもあります。

整理しても毎年夏に容量が足りなくなる場合には、セカンド冷凍庫を利用する方法もあります。

ただし、セカンド冷凍庫も停電時には停止します。

夏だけ容量を増やしたい場合にはレンタルも選択肢にしながら、冷凍庫だけに頼らない停電・熱中症対策を準備しておきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 停電したら冷凍庫はすぐに開けた方がいいですか?

必要以上の開閉は避けましょう。扉を開けると冷気が逃げるため、停電中はできるだけ閉めた状態を保つことが大切です。

Q. 停電に備えて保冷剤はたくさん凍らせた方がいいですか?

保冷剤は備えの一つになりますが、大量にため込む必要はありません。普段の用途や保冷バッグなどの大きさも考え、家庭で使いやすい量を準備しましょう。

Q. セカンド冷凍庫があれば停電対策になりますか?

保存スペースを増やす用途には便利ですが、停電時にはセカンド冷凍庫も停止します。停電そのものへの対策としてではなく、夏の食品や保冷剤などを保存するスペースを増やす方法の一つとして考えましょう。

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