「今日は暑すぎて買い物に行きたくない……」
そんな猛暑日に、冷凍庫を開けたら食べるものが何もない。
結局、暑い時間帯にスーパーへ。
夏にはできれば避けたい状況ですよね。
熱中症対策というと、水分補給やエアコン、日傘などを思い浮かべる人が多いでしょう。
もちろん、これらは大切な対策です。
一方で、
「危険な暑さの中へ出掛けなくても生活できるようにしておく」
という視点もあります。
そこで活用したいものの一つが、冷凍食品や冷凍ストックです。
今回は、猛暑日の買い物や調理の負担を減らすための冷凍食品の活用方法と、夏に冷凍庫が足りなくなった場合の対策を紹介します。
冷凍食品を食べれば熱中症を防げるわけではない
最初に確認しておきたいのは、冷凍食品そのものに熱中症を予防する効果があるわけではないということです。
大切なのは、
- エアコンなどで涼しい環境を作る
- こまめに水分を補給する
- 暑さが厳しい時間帯の外出を避ける
- 無理な運動や活動を控える
- 暑さ指数(WBGT)などを確認する
といった基本的な暑さ対策です。
冷凍食品のストックは、その中でも「暑い日に買い物へ出る必要を減らすための生活上の工夫」と考えるとよいでしょう。
猛暑日に「食べるものがない」は意外と困る
朝から気温が高く、できれば今日は外へ出たくない。
ところが昼になって冷蔵庫を確認すると、
「何もない!」
こんな経験はありませんか?
特に、
- 子どもの夏休み中
- 高齢者だけで暮らしている家庭
- 車を使わず買い物へ行く家庭
- スーパーまで距離がある家庭
などでは、真夏の買い物そのものが大きな負担になることがあります。
普段から食べる食品をいくつか冷凍庫へ準備しておけば、「今日絶対に買い物へ行かなければ」という状況を減らせます。
夏にストックしておくと便利な冷凍食品は?
特別なものを大量に買う必要はありません。
家庭で普段から食べていて、実際に使い切れるものを中心に考えましょう。
① 冷凍うどんなどの主食
主食になる食品があると、昼食などを用意しやすくなります。
冷凍うどんなどは、商品によって電子レンジ調理できるものもあります。
暑い日に長時間お湯を沸かしたくない場合にも便利です。
② 冷凍ごはん
ごはんを多めに炊いた日に、食べ切れない分を1食分ずつ冷凍しておく方法もあります。
「ごはんを炊き忘れた」
という日にも利用できます。
③ 冷凍野菜
野菜を毎回一から洗って切るのが大変なときは、冷凍野菜を利用する方法もあります。
汁物や炒め物など、商品に合った調理方法で活用しましょう。
④ 肉や魚
比較的暑さが厳しくない日にまとめて購入し、家庭で使いやすい量に分けて冷凍する方法もあります。
ただし、購入後は適切に温度管理し、食品に合った方法で保存してください。
⑤ 短時間で調理できる冷凍おかず
「今日は料理を頑張れない」
という日のために、短時間で用意できるおかずを準備しておくのも一つの方法です。
冷凍食品も上手に利用しながら、主食・主菜・副菜などを組み合わせて食事全体のバランスを考えましょう。
子どもの夏休みにも冷凍ストックが便利
夏休みになると、家庭で昼食を用意する回数が増えることがあります。
毎日、
「今日のお昼どうしよう?」
と考えるのも大変です。
冷凍庫にいくつか選択肢があれば、
- 今日はうどん
- 今日はごはんと冷凍のおかず
- 今日は作り置き
というように、その日の状況に合わせて準備できます。
暑い日の昼食作りを少しラクにするためにも、無理のない範囲で活用するとよいでしょう。
高齢者の猛暑日の買い物対策にも
高齢者は、暑さや喉の渇きを感じにくくなることがあり、熱中症には特に注意が必要です。
「食べるものがないから」と、気温が高い時間帯に買い物へ出掛ける状況はできるだけ減らしたいところです。
本人が普段から食べ慣れていて、簡単に調理できる食品を準備しておく方法もあります。
離れて暮らしている家族がいる場合には、飲み物だけでなく食品のストック状況も確認しておくとよいでしょう。
暑い日の調理時間を短くするメリットも
夏は買い物だけでなく、キッチンでの調理も負担になります。
コンロを長時間使うと、調理している人の周辺がさらに暑く感じられることもあります。
冷凍食品や作り置きなどを利用して調理時間を短縮できれば、暑いキッチンで過ごす時間も減らせます。
エアコンや換気なども適切に利用し、暑い環境で無理に調理を続けないようにしましょう。
ところが冷凍食品を増やすと冷凍庫が足りない!
猛暑日に備えて冷凍食品をストックすると、今度は別の問題が発生します。
冷凍庫に入らない。
夏の冷凍庫には、食品だけでなく、
- 水筒用の氷
- アイス
- 保冷剤
- 冷却用品
- 夏休み用の食品
- 作り置き
なども入っています。
「猛暑日に外へ出なくて済むようにストックしたいのに、そのストックを入れる場所がない」
という状態になることもあります。
まずは冷凍庫の中身を整理
冷凍庫がいっぱいになったら、まず中身を確認しましょう。
- いつ冷凍したかわからない食品はないか
- 同じ商品を重複して買っていないか
- 必要以上の保冷剤はないか
- 食べる予定のない食品が残っていないか
冷凍庫の奥に何があるかわからない状態では、さらに同じものを買ってしまうこともあります。
まず現在の在庫を把握することが大切です。
「何日分備えるか」を決めると買いすぎにくい
猛暑に備えるからといって、何週間分もの冷凍食品を大量に購入する必要はありません。
例えば、
「まず数日〜1週間程度で使うものを考える」
など、家庭に合った範囲で計画してみましょう。
実際に食べる量と冷凍庫の容量を考えて購入すれば、食品ロスや買いすぎも防ぎやすくなります。
整理しても冷凍食品が入らないなら?
必要な量だけストックしているのに、それでも夏は冷凍庫が足りない。
そんな場合は、現在の冷凍容量が家庭の使い方に合わなくなっている可能性があります。
特に、
- 家族が多い
- 子どもの夏休み中
- 冷凍食品をよく利用する
- まとめ買いをする
- 作り置きをする
- 夏は氷や保冷剤を大量に使う
という家庭では、セカンド冷凍庫を利用する方法もあります。
セカンド冷凍庫を「ストック専用」にする方法も
2台目の冷凍庫を利用するなら、用途を分ける方法があります。
例えば、
- メイン冷凍庫:毎日使う食品
- セカンド冷凍庫:冷凍食品・まとめ買い・作り置き
という使い方です。
ストックする場所をまとめれば、在庫を把握しやすくなる場合もあります。
ただし、保存できる場所が増えたからといって食品を買いすぎないよう注意しましょう。
猛暑シーズンだけならセカンド冷凍庫をレンタルする方法も
ここで考えたいのが、
「2台目は一年中必要なのか?」
ということです。
例えば、
- 夏休みだけ昼食用の食品が増える
- 猛暑の時期だけまとめ買いする
- 夏だけアイスや氷が増える
- 秋からは普段の冷凍庫で足りる
という家庭もあります。
数か月だけ容量を増やしたいなら、冷凍庫を購入するだけでなく、必要な期間だけレンタルする方法も選択肢です。
実際に使ってみれば、
「セカンド冷凍庫がある生活は便利だから一年中欲しい」
のか、
「やっぱり夏だけで十分」
なのかを判断する材料にもなります。
冷凍庫は「猛暑日に出掛けない生活」を支える道具の一つ
熱中症対策で最も大切なのは、冷凍食品を大量にストックすることではありません。
水分補給やエアコンの適切な使用など、基本的な暑さ対策が必要です。
そのうえで、
「危険な暑さの日に、食材を買うためだけに外へ出なくてもいい」
という環境を作っておくことも、夏を無理なく過ごすための工夫になります。
冷凍庫は、そんな夏の生活を支える道具の一つとして上手に活用しましょう。
まとめ
冷凍食品そのものが熱中症を防ぐわけではありません。
しかし、冷凍食品や作り置きを準備しておけば、猛暑日に買い物へ出掛けたり、長時間調理したりする負担を減らすことができます。
まずは家庭で実際に食べる量を考え、必要な食品だけをストックしましょう。
それでも夏になると冷凍スペースが足りない場合には、セカンド冷凍庫で容量を増やす方法もあります。
特に夏休みや猛暑シーズンだけ必要なら、購入だけでなく必要な期間だけレンタルする方法も選択肢です。
暑い日に「食べるものがないから買い物へ行かなければ」とならないよう、無理のない範囲で夏の食品ストックを考えてみましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 冷凍食品をストックすると熱中症対策になりますか?
冷凍食品そのものに熱中症を予防する効果があるわけではありません。ただし、食品を準備しておくことで、猛暑日に買い物へ出掛ける機会や長時間調理する負担を減らすための工夫にはなります。
Q. 夏にストックしておくと便利な冷凍食品は?
冷凍うどん、冷凍野菜、冷凍ごはん、短時間で調理できるおかずなど、家庭で普段から食べていて使い切れるものを中心にするとよいでしょう。
Q. 冷凍食品をストックしたいのに冷凍庫が足りません。
まず長期間保存している食品や重複ストック、必要以上の保冷剤などを整理しましょう。それでも夏だけ容量が不足する場合には、セカンド冷凍庫を購入するほか、必要な期間だけレンタルする方法もあります。

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