トップバリュ冷凍納豆は離乳食に使える?月齢別の使い方と注意点を栄養士が解説

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トップバリュから登場した冷凍タイプの「きざみ納豆 味付なし」。

30gずつ小分けされ、最初から細かく刻まれているため、

「これ、離乳食に便利なのでは?」

と思った人もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、味付けなしのきざみ納豆は、離乳食が進んだ赤ちゃんにも使いやすい食品のひとつです。

ただし、

  • 月齢
  • 食べる力
  • 大豆を食べた経験
  • 粒の大きさ
  • 粘り
  • 1回に使う量

などへの配慮が必要です。

「きざんであるから、そのまま30g全部与えてOK」という意味ではありません。

今回は、トップバリュ「きざみ納豆 味付なし」を離乳食へ使う場合の注意点を、月齢の目安とともに詳しく整理します。

  1. トップバリュ「きざみ納豆 味付なし」とは?
  2. 離乳食に使いやすいポイントは「味付けなし」
  3. 納豆はいつ頃から食べられる?
  4. 5~6か月頃に急いで納豆を始める必要はない
  5. 7~8か月頃は「舌でつぶせる」が目安
  6. きざみ納豆でも「さらに細かく」が必要な場合も
  7. 最初は少量から
  8. 30gは「1回量」ではない
  9. 離乳食中期では少量を料理に混ぜる使い方も
  10. 納豆の粘りが強いときはどうする?
  11. 加熱したほうがいい?
  12. 冷凍納豆だから「必ず生で食べてよい」とは限らない
  13. 7~8か月頃の使い方
  14. おすすめは「納豆がゆ」
  15. 9~11か月頃は歯ぐきでつぶせる固さへ
  16. 納豆+野菜の和え物にも
  17. 納豆入り卵焼きは卵を食べ慣れてから
  18. 12~18か月頃は家族料理から取り分けも
  19. 納豆ごはんにも使いやすくなる
  20. 月齢別の目安を整理
  21. ただし月齢表は「絶対」ではない
  22. 大豆アレルギーにも注意
  23. どんな症状に注意する?
  24. 初めての食品は平日の日中が安心
  25. 豆腐を食べていれば納豆も絶対大丈夫?
  26. トップバリュの醤油味付タイプは離乳食には?
  27. 離乳食では味付けなしを選びやすい
  28. 30g小分けでも使い切れない場合は?
  29. 離乳食用に小分け再冷凍していい?
  30. 30gを兄弟や家族で分ける使い方も
  31. 取り分けは最初に
  32. 離乳食用なら納豆を洗う必要はある?
  33. 納豆の糸が長い場合はさらに刻む
  34. 栄養面ではどんなメリットがある?
  35. 納豆だけで栄養を完結させない
  36. 納豆は鉄補給の主役になる?
  37. 納豆が好きでも毎食出す必要はない
  38. 冷凍30g小分けのメリット
  39. 「今日は納豆」が選びやすくなる
  40. 忙しい朝にも使いやすい
  41. 栄養士として感じる最大のメリット
  42. 離乳食向け専用品ではないことは忘れずに
  43. 離乳食で使うときのチェックリスト
  44. まとめ

トップバリュ「きざみ納豆 味付なし」とは?

トップバリュの「きざみ納豆 味付なし」は、最初から細かく刻まれた冷凍納豆です。

内容量は、

240g(30g×8袋)

です。

原材料は、

  • 大豆
  • 納豆菌

のみ。

しょうゆやたれなどの味付けはされていません。

離乳食に使いやすいポイントは「味付けなし」

離乳食では、素材そのものの味を生かしながら、濃い味付けを避けることが基本です。

通常の納豆には、甘めのたれやしょうゆだれが付いている商品もあります。

トップバリュのきざみ納豆は最初から味付けされていないため、赤ちゃん用だけ取り分けやすいのがメリットです。

納豆はいつ頃から食べられる?

厚生労働省の離乳食資料では、納豆は離乳中期から使える食品として示されてきました。

離乳中期の目安は、一般的に生後7~8か月頃です。

ただし、離乳食は月齢だけで決めるものではありません。

現在の離乳支援では、子どもの食欲や発達、食べる力に合わせて進めることが大切とされています。

5~6か月頃に急いで納豆を始める必要はない

離乳初期の生後5~6か月頃は、まずは、

  • なめらかにつぶしたおかゆ
  • 野菜
  • 豆腐
  • 白身魚など

から、食べることそのものに慣れていく時期です。

納豆には独特の粘りや香りがあるため、離乳食を始めたばかりの赤ちゃんへ急いで使う必要はありません。

7~8か月頃は「舌でつぶせる」が目安

離乳中期になると、舌と上あごを使って、やわらかい食べ物をつぶして食べられるようになっていきます。

厚生労働省の支援ガイドでも、7~8か月頃は舌でつぶせる固さが目安とされています。

納豆を使う場合も、赤ちゃんが食べやすい形状へ調整することが大切です。

きざみ納豆でも「さらに細かく」が必要な場合も

トップバリュの商品名には「きざみ納豆」とありますが、

離乳食用の大きさとして作られた商品と公式に案内されているわけではありません。

赤ちゃんの食べる力によっては、さらに細かくつぶしたり刻んだりする必要があります。

最初は少量から

納豆は大豆を原料とする食品です。

初めて食べさせるときは、いきなり30g全部を与えるのではなく、少量から始めましょう。

離乳食の新しい食品は、赤ちゃんの体調がよい日に試すのが基本です。

30gは「1回量」ではない

トップバリュの冷凍納豆は1袋30gですが、

30g=赤ちゃんの1食分という意味ではありません。

商品として扱いやすい小分け量であり、離乳食で使う場合は必要な分だけ使用します。

離乳食中期では少量を料理に混ぜる使い方も

例えば、

  • おかゆ
  • やわらかく煮た野菜
  • 豆腐
  • だしで煮たうどん

などへ少量混ぜると、納豆だけを単独で食べるより食べやすい場合があります。

納豆の粘りが強いときはどうする?

納豆独特の粘りは、赤ちゃんによって好き嫌いが分かれます。

粘りが強すぎて食べにくそうな場合は、湯やだしなどと合わせて粘りを調整すると食べやすくなることがあります。

加熱したほうがいい?

離乳食で納豆を使う場合、初期の段階では加熱して使う方法が一般的です。

納豆そのものは発酵食品ですが、赤ちゃん向けでは、

  • 食べやすさ
  • 衛生面
  • 粘りを弱める

などの目的で、湯通しや加熱をして使う方法があります。

冷凍納豆だから「必ず生で食べてよい」とは限らない

トップバリュの商品は冷凍食品ですが、冷凍されていることと、離乳食でそのまま与えてよいかどうかは別の話です。

離乳食として使う場合は、赤ちゃんの発達段階に応じて調理しましょう。

7~8か月頃の使い方

離乳中期では、

  • 少量から始める
  • 必要に応じてさらに細かくする
  • 加熱または湯通しする
  • おかゆなどへ混ぜる

といった使い方が考えられます。

おすすめは「納豆がゆ」

やわらかいおかゆへ、細かくした納豆を少量混ぜるだけでも使えます。

納豆単体よりも粘りが分散し、食べやすくなることがあります。

9~11か月頃は歯ぐきでつぶせる固さへ

離乳後期では、歯ぐきでつぶせる程度のやわらかさが目安になります。

この頃になると、納豆も中期より少し形を残して使える赤ちゃんが増えてきます。

ただし、食べる力には個人差があります。

納豆+野菜の和え物にも

例えば、やわらかく加熱した、

  • ほうれん草
  • 小松菜
  • にんじん
  • じゃがいも

などと納豆を合わせる方法があります。

味付けなしの納豆なので、素材の味を生かせます。

納豆入り卵焼きは卵を食べ慣れてから

納豆と卵は相性がよいですが、離乳食で使う場合は、卵をすでに食べた経験があり、問題なく食べられていることを確認してからにしましょう。

新しい食材を一度に複数増やすと、もし症状が出たときに原因を判断しづらくなります。

12~18か月頃は家族料理から取り分けも

離乳完了期になると、食べられる食品や料理の幅がさらに広がります。

ただし、大人と全く同じ味付けではなく、薄味を意識します。

「きざみ納豆 味付なし」は、赤ちゃん用を先に取り分け、その後大人用だけ味付けできるのが便利です。

納豆ごはんにも使いやすくなる

食べる力が発達してくれば、軟飯やごはんに納豆を混ぜる使い方もできます。

30gの袋から必要な量を取り分けやすいのも特徴です。

月齢別の目安を整理

時期納豆の考え方ポイント
5~6か月頃急いで使う必要なしまず離乳食そのものに慣れる
7~8か月頃少量から使用を検討細かく・やわらかく・必要に応じ加熱
9~11か月頃料理へ取り入れやすい歯ぐきでつぶせる形状に
12~18か月頃料理の幅を広げる薄味・食べる力に合わせる

ただし月齢表は「絶対」ではない

離乳食では、

「8か月になったからこの形」

「9か月だからもう刻まなくていい」

という考え方ではありません。

厚生労働省も、離乳食の進め方はあくまで目安で、子どもの食欲や成長・発達に応じて調整するとしています。

大豆アレルギーにも注意

納豆の原料は大豆です。

大豆は食物アレルギーの原因になることがあります。

初めて与える場合は、少量から試します。

どんな症状に注意する?

食後に、

  • じんましん
  • 口の周りの赤み
  • 嘔吐
  • 咳
  • 呼吸が苦しそう
  • ぐったりする

などの症状が出た場合は注意が必要です。

呼吸困難や意識状態の変化など強い症状がある場合は、緊急の対応が必要です。

初めての食品は平日の日中が安心

新しい食品を初めて試す場合は、体調のよい平日の日中など、もし症状が出たときに医療機関へ相談しやすい時間帯にすると安心です。

豆腐を食べていれば納豆も絶対大丈夫?

豆腐も納豆も大豆食品ですが、

豆腐を問題なく食べられたから、納豆も100%大丈夫とは断定できません。

初めての食品として少量から確認する考え方は変わりません。

トップバリュの醤油味付タイプは離乳食には?

もう1種類の「極小粒納豆 醤油味付」には、最初から調味料が加えられています。

1袋30gあたり食塩相当量は0.6gです。

離乳食で使うなら、味を自由に調整できる「きざみ納豆 味付なし」のほうが扱いやすいでしょう。

離乳食では味付けなしを選びやすい

赤ちゃんは大人と同じ濃さの味付けを必要としません。

味付けなしなら、

  • だし
  • 野菜の甘み
  • おかゆ

などと合わせて薄味のまま使えます。

30g小分けでも使い切れない場合は?

離乳食では1回に使う量が少ないため、30gでも余ることがあります。

その場合、商品パッケージの保存方法を確認し、解凍したものを長期間保存したり、何度も再冷凍したりする使い方は避けましょう。

離乳食用に小分け再冷凍していい?

市販の冷凍食品を一度解凍し、小分けして再冷凍する方法は、品質や衛生面の管理が難しくなります。

メーカーが再冷凍を案内していない場合は、必要量だけ解凍して早めに使うのが基本です。

30gを兄弟や家族で分ける使い方も

赤ちゃんが少量しか使わない場合は、解凍した1袋から赤ちゃん分を先に取り分け、残りを家族の料理へ使う方法があります。

ただし、赤ちゃんが口を付けたスプーンなどを戻さないようにしましょう。

取り分けは最初に

家族で分ける場合は、

食べ始める前に清潔な器具で赤ちゃん分を取り分ける

のがポイントです。

離乳食用なら納豆を洗う必要はある?

納豆の粘りを軽くしたい場合、湯通しして使う方法があります。

必ず粘りを完全に取り除かなければならないわけではありませんが、赤ちゃんが食べにくそうなら調整しましょう。

納豆の糸が長い場合はさらに刻む

きざみ納豆でも、糸が長く伸びる場合があります。

赤ちゃんが口に入れづらそうなら、スプーンなどでさらに細かくしてから与えます。

栄養面ではどんなメリットがある?

納豆は、

  • たんぱく質
  • 脂質
  • 食物繊維
  • ビタミン・ミネラル類

などを含む大豆食品です。

トップバリュのきざみ納豆は、30gあたりたんぱく質3.8gを含みます。

納豆だけで栄養を完結させない

離乳食では、

  • 穀類
  • 野菜・果物
  • 魚・肉・卵・大豆製品など

を組み合わせて食べることが大切です。

納豆だけを大量に食べるのではなく、食事の中のたんぱく質源のひとつとして使います。

納豆は鉄補給の主役になる?

離乳後期になると鉄不足への配慮も重要になります。

納豆にも鉄は含まれますが、納豆だけで鉄を十分に補うというより、

  • 赤身肉
  • 魚
  • 卵
  • 大豆製品
  • 鉄を強化した食品

などを組み合わせて考えることが大切です。

納豆が好きでも毎食出す必要はない

赤ちゃんが納豆をよく食べると、つい毎食使いたくなるかもしれません。

しかし、離乳期はいろいろな食品の味や食感を経験する時期です。

納豆だけに偏らず、さまざまな食品を取り入れましょう。

冷凍30g小分けのメリット

離乳食では、

「毎日納豆を使うわけではない」

という家庭も多いでしょう。

冷蔵納豆だと賞味期限が気になりますが、冷凍タイプなら必要な日に取り出せます。

その意味では、冷凍ストックと離乳食は相性がよさそうです。

「今日は納豆」が選びやすくなる

献立を考えて、

「今日は魚じゃなくて大豆製品を使おう」

と思ったときに冷凍庫から取り出せる。

これは離乳食を毎日作る側にとって便利なポイントです。

忙しい朝にも使いやすい

おかゆや軟飯を用意しておけば、解凍・調整した納豆を少量加えるだけでも一品になります。

野菜などを合わせれば、さらに献立を組み立てやすくなります。

栄養士として感じる最大のメリット

私は栄養士ですが、離乳食で使うなら、この商品の一番大きなメリットは、

「きざんであること」より「味付けされていないこと」

だと思います。

刻み方は赤ちゃんに合わせてさらに調整できます。

しかし、一度味付けされた食品から塩分を取り除くことはできません。

その点、味付けなしなら、赤ちゃん・幼児・大人それぞれに合わせて後から調味できます。

離乳食向け専用品ではないことは忘れずに

トップバリュ「きざみ納豆 味付なし」は、便利ではありますが、

離乳食専用商品として販売されているわけではありません。

そのため、形状や量を赤ちゃんに合わせて調整する必要があります。

離乳食で使うときのチェックリスト

  • 離乳食がある程度進んでいるか
  • 大豆を食べた経験があるか
  • 最初は少量から
  • 月齢ではなく食べる力を見る
  • 必要ならさらに細かくする
  • 粘りが強ければ調整する
  • 薄味を基本にする
  • 30g全部を与える必要はない
  • 食後のアレルギー症状に注意する
  • 解凍後は早めに使用する

まとめ

今回は、トップバリュ「きざみ納豆 味付なし」を離乳食に使えるのかについて解説しました。

  • 納豆は離乳中期頃から使える食品として扱われている
  • 一般的には生後7~8か月頃がひとつの目安
  • ただし月齢だけでなく発達に合わせる
  • 最初は少量から
  • きざみ納豆でもさらに細かくする場合がある
  • 粘りや食べにくさに応じて調整する
  • 大豆アレルギーに注意する
  • 30gは赤ちゃんの1食分ではない
  • 味付けなしなので薄味に調整しやすい
  • 離乳食専用品ではないため赤ちゃんに合わせた調理が必要

トップバリュの冷凍きざみ納豆は、

「冷凍だから便利」「刻んであるから便利」に加えて、味付けなしであること

が離乳食では大きなメリットです。

赤ちゃんの食べる力に合わせて形状や量を調整しながら、たんぱく質源の選択肢のひとつとして活用するとよいでしょう。

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