2026年9月、韓国の大食い・モッパン系クリエイターをめぐるニュースが注目を集めています。
大食い・ダイエット系YouTuberのDietJoが収益化停止を公表し、別のクリエイターであるMisoも、過去に公開した動画の大幅な整理を明らかにしました。
こうした報道から、「YouTubeで大食い動画が禁止されたの?」と心配する声も出ています。
しかし、今回のニュースは、大食い動画が一律に禁止されたという話ではありません。
DietJoの収益化停止と、Misoによる過去動画の非公開・削除は、それぞれ経緯が異なる事例です。
この記事では、韓国メディアの報道とYouTubeの公式ガイドラインをもとに、2人に何が起きたのかを整理します。
韓国で何が起きた?大食い・ダイエット系クリエイターの収益化問題
韓国では2026年9月、YouTubeの摂食障害関連ポリシーと広告収益の制限をめぐり、複数のクリエイターの対応が報じられました。
注目されたのが、DietJoとMisoの事例です。
- DietJo:自身のチャンネルが収益化停止の状態にあると公表
- Miso:ガイドライン違反の通知を受け、過去動画667本のうち339本を非公開または削除
ただし、両者に対してYouTubeがまったく同じ措置を行ったわけではありません。
特にMisoの過去動画については、YouTubeによる一斉の強制削除と、本人側による対応を混同しないことが重要です。
DietJoは9月18日に収益化停止を公表
韓国メディアの報道によると、登録者約44万人の大食い・ダイエット系YouTuber、DietJoは9月18日、YouTubeのコミュニティ投稿で、自身のチャンネルの収益化が停止されていると明らかにしました。
DietJoは、過食や摂食障害に関連するガイドラインの適用が厳しくなっていると説明しています。
また、どの動画がさらに問題になるのか分からないとして、新しい動画の投稿も一時的に停止していると伝えました。
DietJoの事例では、収益化停止に加え、今後の投稿をどう続けるかという問題も生じています。
DietJoの動画はすべて削除された?
DietJoが公表したのは、チャンネルの収益化が停止されたという状況です。
収益化停止は、動画の公開停止やチャンネルの削除と同じ意味ではありません。
今回確認できた報道だけでは、DietJoの動画がすべてYouTubeによって削除されたとはいえません。
また、チャンネル内のどの動画が、どの表現を理由に問題と判断されたのかについても、詳細がすべて公開されているわけではありません。
Misoは過去動画667本のうち339本を非公開・削除
もう一つ注目されたのが、登録者約10万人のクリエイター、Misoの事例です。
Misoは9月15日に公開した動画で、YouTubeからガイドライン違反の通知を受けた経緯を説明しました。
報道によると、Misoは3月中旬に通知を受け、その後、3月下旬にも違反に関する通知が届き、チャンネルの収益化が一時停止されたと説明しています。
その後、YouTubeへの問い合わせや異議申し立てを行いながら、過去動画の整理を進めました。
結果として、公開していた667本のうち339本を非公開または削除したと報じられています。
339本はYouTubeが強制削除したの?
ここは、今回のニュースで特に注意したい点です。
Misoの339本については、YouTubeがすべての動画を直接削除したという話ではありません。
韓国メディアは、Misoが追加の措置を懸念し、本人側の判断で過去動画を非公開または削除したと報じています。
つまり、確認できる経緯は次のとおりです。
- YouTubeからガイドライン違反に関する通知を受けた
- チャンネルの収益化が一時停止された
- 本人側が問い合わせや異議申し立てを行った
- 過去動画667本のうち339本を非公開または削除した
「339本がなくなった」という結果だけで、YouTubeが339本を強制削除したと書くのは正確ではありません。
Misoの過去動画は何が問題になった?
Misoは、過去の減量経験やダイエットを振り返る意図で制作した動画についても、視聴者への影響という観点から問題になり得ると説明しています。
韓国メディアによると、過去動画には体重や食事量の具体的な数値、減量方法などを扱った内容がありました。
本人が経験談として紹介した内容でも、視聴者、特に若年層などが危険な行動をまねする可能性があると判断される場合があります。
ただし、Misoの過去動画339本すべてについて、個別の違反理由が公開されたわけではありません。
DietJoとMisoの事例は何が違う?
| 項目 | DietJo | Miso |
|---|---|---|
| 公表・説明の時期 | 9月18日 | 9月15日 |
| 報じられた主な状況 | チャンネルの収益化停止 | 収益化の一時停止と過去動画の整理 |
| 動画投稿への対応 | 新規投稿を一時停止 | 過去動画667本中339本を非公開・削除 |
| 動画削除について | 全動画が削除されたとの確認はない | 本人側による非公開・削除と報道 |
2人の事例には共通点がありますが、具体的な対応は異なります。
そのため、「韓国の大食いYouTuberが一斉に動画を削除された」とまとめるのは適切ではありません。
なぜYouTubeは収益化を制限するの?
YouTubeの「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」では、摂食障害に焦点を当て、視聴者がまねすると危険な行動を扱うコンテンツについて、広告収益の対象外となる基準が示されています。
例として挙げられているのは、過食行為、食べ物を隠す・ため込む行為、下剤の乱用などです。
また、広告適合性は動画本編だけでなく、タイトルやサムネイル、説明文なども含めて判断されます。
ただし、大量の料理を食べる動画すべてが、これらの基準に該当するわけではありません。
動画の内容や文脈によって、判断が異なります。
2026年9月に大食い動画の禁止ルールができた?
今回の報道を受け、「9月からYouTubeが大食い動画を禁止した」と受け取る人もいるかもしれません。
しかし、YouTube公式ヘルプには、摂食障害関連の広告適合性について、2026年1月の更新が掲載されています。
9月に突然、すべての大食い動画を禁止する新ルールが発表されたわけではありません。
韓国では、クリエイターが収益化停止や過去動画の整理を公表したことで、既存のルールがどのように適用されるのかに関心が集まっています。
tzuyangなど韓国の人気モッパン配信者も収益化停止になった?
今回の報道では、登録者数の多い韓国のモッパン配信者にも注目が集まっています。
しかし、人気配信者が大量の料理を食べているという理由だけで、収益化停止の処分を受けたと確認されたわけではありません。
例えば、tzuyangについても、今回のDietJoやMisoと同じ措置を受けたと断定できる情報はありません。
クリエイターごとの状況は、本人やYouTubeから確認できる発表に基づいて判断する必要があります。
日本の大食いYouTuberにも同じことが起きる?
YouTubeの広告ガイドラインは、日本のクリエイターにも関係するルールです。
ただし、韓国で収益化停止が報じられたことを理由に、日本の特定の大食いYouTuberも同じ措置を受けたと判断することはできません。
また、単に食べる量が多いというだけで、必ず広告収益の対象外になるわけでもありません。
日本のクリエイターへの具体的な影響については、本人の発表やYouTubeの公式情報を確認する必要があります。
まとめ|DietJoの収益化停止とMisoの339本整理は別の事例
2026年9月、韓国の大食い・ダイエット系クリエイターをめぐり、YouTubeの収益化問題が注目を集めています。
DietJoは9月18日にチャンネルの収益化停止を公表し、新規動画の投稿も一時停止していると説明しました。
一方、Misoはガイドライン違反の通知と収益化の一時停止を受け、過去動画667本のうち339本を本人側で非公開または削除したと報じられています。
2人の事例は、大食い動画が全面禁止されたことを意味するものではありません。
今後も、広告収益の制限、チャンネルの収益化停止、投稿者による動画削除を区別し、確認できた情報をもとに動向を見ていく必要があります。

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