2026年のサンマは高い。
スーパーの売り場を見ながら、「もう少し待ったら安くなる?」と思っている人も多いのではないでしょうか。
9月に入り、サンマ漁には少しずつ回復の動きが出てきました。
北海道では入荷が増え、価格が下がり始めた市場もあります。
さらに三陸でも今季の水揚げが始まりました。
では、2026年のサンマはこれから安くなるのでしょうか。
2026年9月現在のサンマはまだ高い
まず、現時点では「サンマが安くなった」といえる状況ではありません。
豊洲市場では、8月中旬から9月上旬の生サンマ平均卸値が1kgあたり約3,645円。
前年同期の約3.3倍という高値です。
店頭でも1匹数百円、大型では700円ほどになる例があります。
北海道では漁獲がやや回復
一方、9月に入って変化も出ています。
サンマ漁は依然として低調ながら、北海道では徐々に漁獲が回復する傾向がみられています。
札幌市中央卸売市場では8月より入荷が増え、価格も下がっています。
これは消費者にとって明るい材料です。
ただし、まだ量販店が求める価格より高い状態が続いており、販売は苦戦しています。
三陸でもサンマの水揚げが始まった
9月14日には、岩手県釜石市の魚市場で今季初のサンマが水揚げされました。
前年より約2週間遅いスタートです。
量はまだ低調ですが、大きな魚体もみられ、関係者からは今後の好転を期待する声が出ています。
北海道だけでなく三陸で水揚げが増えていくかどうかは、今後の供給を考えるうえで重要です。
9月18日には最新の漁況予報も公表
漁業情報サービスセンターは9月18日、「2026年度第2回サンマ中短期漁況予報」を公表しました。
サンマは魚群が移動するため、漁場もシーズン中に変化します。
今後どこに魚群が来遊するかによって、水揚げ量も変わります。
そのため、現在の価格だけでなく、今後の漁況予報を継続して確認することが重要です。
サンマが安くなるために必要なことは?
サンマ価格が下がるには、市場への供給量が安定して増えることが重要です。
一時的に大量水揚げがあっても、その状態が続かなければ価格は安定しません。
また、魚体のサイズや品質も価格に影響します。
大きく脂ののったサンマは需要も高いため、入荷量だけで単純に値段を判断することはできません。
「10月になれば安い」とは断定できない
サンマの旬を考えると、「10月になれば安くなるのでは?」と期待したくなります。
しかし、魚の価格はカレンダーだけでは決まりません。
魚群の来遊、海況、漁獲量、市場への入荷量などによって変化します。
そのため、2026年について「10月になれば必ず安くなる」と断定できる根拠はありません。
安くなり始めるサインは市場への入荷増
消費者が今後チェックしたいのは、水揚げ量と市場への入荷量です。
札幌市場ではすでに8月より入荷が増え、価格が下がる動きがみられています。
こうした動きがほかの市場にも広がれば、スーパーの店頭価格にも影響する可能性があります。
逆に、漁獲が再び低調になれば高値が続く可能性もあります。
冷凍サンマや加工品という選択肢も
生サンマが高い時期には、冷凍品や干物などを選ぶ方法もあります。
生サンマとは食感や用途が異なりますが、価格や入手しやすさを比較して選ぶのもひとつです。
「旬だから絶対に生でなければ」と考えず、料理に合わせて選択肢を広げると取り入れやすくなります。
まとめ
2026年9月現在、サンマは依然として高値です。
豊洲市場では平均卸値が前年同期の約3.3倍となっています。
一方、北海道では漁獲がやや回復し、札幌市場では入荷増加と値下がりの動きも出てきました。
三陸でも今季の水揚げが始まっています。
今後さらに水揚げが増え、供給が安定すれば価格が下がる可能性はあります。
ただし「○月になれば必ず安くなる」とは現時点では断定できません。
2026年のサンマを少しでも買いやすい価格で楽しみたいなら、今後の水揚げと店頭価格を見ながらタイミングを選ぶのがよさそうです。

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