敬老の日が近づいて、
「何か欲しいものある?」
と祖父母に聞いたら、
「何もいらないよ」
「物はもう十分あるから」
「気を使わなくていいよ」
と言われた。
そんな時、
「本当に何も贈らなくていいの?」
「遠慮しているだけじゃない?」
「何もしないのは失礼?」
と迷う人もいるでしょう。
しかし、本人が本当に物を必要としていないなら、無理にプレゼントを用意する必要はありません。
敬老の日のお祝いは、物を買うことだけではないからです。
この記事では、「物はいらない」という祖父母にできる、プレゼント以外の敬老の日の祝い方を紹介します。
- 「物はいらない」は一度そのまま受け止めよう
- なぜ「物はいらない」と言うの?
- 「遠慮しないで!」を繰り返さなくてもいい
- プレゼント以外のお祝い①電話する
- 電話は「用事がある時だけ」にしなくてもいい
- プレゼント以外のお祝い②ビデオ通話する
- ビデオ通話を無理に使わせなくてもいい
- プレゼント以外のお祝い③会いに行く
- 突然訪問するより予定を確認
- プレゼント以外のお祝い④一緒に食事する
- 高級店へ行くことが敬老の日ではない
- プレゼント以外のお祝い⑤家で一緒に食べる
- 祖父母に料理を作らせないようにしよう
- プレゼント以外のお祝い⑥一緒に買い物へ行く
- 買い物中に欲しいものが見つかったら?
- プレゼント以外のお祝い⑦一緒に出かける
- 「連れて行ってあげる」より「一緒に行く」
- プレゼント以外のお祝い⑧写真を撮る
- 撮った写真は後日渡しても
- プレゼント以外のお祝い⑨昔の写真を見る
- 昔話を「またその話?」で終わらせない
- プレゼント以外のお祝い⑩祖父母の得意なことを教えてもらう
- 祖父母が主役ではなく「先生」になる時間
- プレゼント以外のお祝い⑪一緒に料理する
- 家族の味を記録しておく方法も
- プレゼント以外のお祝い⑫手紙を書く
- 孫からの手紙や絵も
- プレゼント以外のお祝い⑬家事を手伝う
- 「敬老の日だから掃除してあげる」は本人の許可を取って
- プレゼント以外のお祝い⑭スマホや家電の設定を手伝う
- 全部家族仕様に変更しない
- プレゼント以外のお祝い⑮一緒に庭仕事をする
- プレゼント以外のお祝い⑯孫と遊ぶ
- プレゼント以外のお祝い⑰動画メッセージを送る
- プレゼント以外のお祝い⑱次に会う約束をする
- 「また今度」を具体的な予定にしてみる
- プレゼント以外のお祝い⑲祖父母の話を聞く
- 本人の了承があれば記録を残しても
- プレゼント以外のお祝い⑳「ありがとう」を直接伝える
- 何もしないのは失礼?
- 毎年プレゼントを贈り続けなくてもいい
- 高価なプレゼントをやめても気持ちが減るわけではない
- 「物はいらない」と言われた時に避けたいこと
- 施設で暮らしている祖父母なら?
- 遠方なら「送らない敬老の日」もあり
- 「物はいらない祖父母」への10の祝い方
- まとめ|「何もいらない」も祖父母からの大切な希望
「物はいらない」は一度そのまま受け止めよう
祖父母から、
「何もいらないよ」
と言われると、
「遠慮しているのかな?」
と思うかもしれません。
もちろん遠慮している場合もあるでしょう。
しかし、本当に物を増やしたくない人もいます。
まずは、
「いらないと言っているのだから、物を贈らないという選択肢もある」
と考えてみましょう。
なぜ「物はいらない」と言うの?
理由は人によって違います。
例えば、
- 必要なものはすでに持っている
- 自分の好きなものは自分で選びたい
- 家に物を増やしたくない
- 収納スペースが少ない
- 家族にお金を使わせたくない
- プレゼントより一緒に過ごしたい
などが考えられます。
理由を勝手に決めつけず、本人の言葉を聞きましょう。
「遠慮しないで!」を繰り返さなくてもいい
本人が何度も、
「本当にいらないよ」
と言っているなら、
「遠慮しないで」
「何でもいいから選んで」
とプレゼントを選ばせ続けることが、かえって負担になる場合があります。
そんな時は、
「じゃあ物じゃなくて、一緒にご飯でも食べようか」
と方向を変えてみましょう。
プレゼント以外のお祝い①電話する
離れて暮らしている祖父母なら、敬老の日に電話するだけでも気持ちを伝えられます。
例えば、
「敬老の日だから電話したよ」
「いつもありがとう」
「最近どう?」
という会話から始めればよいでしょう。
特別な言葉を長く用意する必要はありません。
電話は「用事がある時だけ」にしなくてもいい
普段の電話が、
「今度いつ来る?」
「これ持ってきて」
「○○どうする?」
などの連絡中心になっている家庭もあるでしょう。
敬老の日には、
「特に用事ないけど、元気かなと思って」
と話す時間を作るのも一つの祝い方です。
プレゼント以外のお祝い②ビデオ通話する
祖父母が普段からビデオ通話を使っているなら、顔を見ながら話す方法もあります。
孫やひ孫がいる場合は、一緒に画面に登場してもよいでしょう。
離れていても家族の顔を見ながら会話できます。
ビデオ通話を無理に使わせなくてもいい
本人が電話の方が好きなら、電話で構いません。
敬老の日のためだけに新しいアプリを覚えてもらう必要はありません。
本人が普段使いやすい連絡方法を選びましょう。
プレゼント以外のお祝い③会いに行く
祖父母が家族の訪問を楽しみにしているなら、会いに行くこと自体がお祝いになります。
何か大きなプレゼントを持って行かなくても、
「顔を見せに来たよ」
で構いません。
突然訪問するより予定を確認
家にいることが多い祖父母でも、本人には予定があります。
「敬老の日だからいるだろう」
と突然訪問するのではなく、
「○日に遊びに行ってもいい?」
と確認しましょう。
プレゼント以外のお祝い④一緒に食事する
物はいらなくても、
「一緒にご飯なら食べたい」
という人もいます。
本人に、
「敬老の日、何食べたい?」
と聞いてみましょう。
寿司でも焼肉でもラーメンでも、自宅でいつものご飯でも構いません。
高級店へ行くことが敬老の日ではない
敬老の日だからと、高級な店を予約する必要はありません。
祖父母がいつも行っているお気に入りの店へ一緒に行くのもよいでしょう。
本人が楽しめることを優先します。
プレゼント以外のお祝い⑤家で一緒に食べる
外食より自宅を好む祖父母なら、家で食事する方法があります。
例えば、
- 家族が料理を作る
- 好きな店からテイクアウトする
- 惣菜を買ってくる
- 本人の好物を少し用意する
などです。
豪華な料理でなくても構いません。
祖父母に料理を作らせないようにしよう
家族が、
「敬老の日だからみんなでおばあちゃんの家に集まろう!」
となった結果、
祖父母が料理を作り、飲み物を出し、食器を洗い、片付けをする。
これでは、お祝いされる側の負担が増えてしまいます。
家族が集まるなら、準備から片付けまで家族側で行うことも考えましょう。
プレゼント以外のお祝い⑥一緒に買い物へ行く
物はいらないと言っていても、買い物へ一緒に出かけることを楽しむ人もいます。
スーパーでもショッピングモールでも構いません。
一緒に歩いて、話して、食事をする時間そのものがお祝いになります。
買い物中に欲しいものが見つかったら?
一緒に出かけた時に本人が、
「これいいね」
と言うものが見つかることもあります。
その時に、
「じゃあ敬老の日にこれプレゼントするよ」
と贈る方法もあります。
最初から無理に商品を決めなくてもよいのです。
プレゼント以外のお祝い⑦一緒に出かける
外出が好きな祖父母なら、お出かけも候補になります。
例えば、
- ドライブ
- 温泉
- 美術館
- 映画
- 水族館
- 季節の花を見る
- 趣味の場所へ行く
などがあります。
本人が行きたいところを聞いて決めましょう。
「連れて行ってあげる」より「一緒に行く」
元気に自分で外出している祖父母なら、
「高齢だから家族が連れて行ってあげる」
と考える必要はありません。
「一緒に行こう」
という感覚で楽しめばよいでしょう。
プレゼント以外のお祝い⑧写真を撮る
敬老の日をきっかけに、家族写真を撮る方法もあります。
特別なスタジオ撮影をしなくても、
- 食事中
- 自宅
- お出かけ先
- 祖父母と孫
- 家族全員
など、普段の様子を撮影するだけでも思い出になります。
撮った写真は後日渡しても
撮影した写真を印刷して、後日渡す方法もあります。
敬老の日当日と、その後に写真を渡す日で、家族との会話のきっかけを二度作ることもできます。
プレゼント以外のお祝い⑨昔の写真を見る
新しい写真を撮るだけでなく、昔のアルバムを一緒に見るのもおすすめです。
「これどこで撮ったの?」
「この時何歳だった?」
「この人誰?」
など、祖父母に話を聞いてみましょう。
家族が知らなかった話を聞けるかもしれません。
昔話を「またその話?」で終わらせない
祖父母が何度も話しているエピソードでも、孫は初めて聞く場合があります。
敬老の日をきっかけに、家族の昔の話を聞いてみるのもよいでしょう。
プレゼント以外のお祝い⑩祖父母の得意なことを教えてもらう
祖父母が得意なことを、家族が教えてもらう方法もあります。
例えば、
- 料理
- 家庭菜園
- 手芸
- 釣り
- 将棋
- 囲碁
- DIY
- 写真
などです。
敬老の日を、
「家族が祖父母に何かしてあげる日」
だけにする必要はありません。
祖父母が主役ではなく「先生」になる時間
「これ教えて!」
と孫から頼まれれば、祖父母が自分の得意なことを伝える時間になります。
一緒に何かを作ったり体験したりすれば、家族の思い出にもなります。
プレゼント以外のお祝い⑪一緒に料理する
料理が好きな祖父母なら、一緒に料理する方法もあります。
例えば、
「おばあちゃんの煮物の作り方教えて」
「おじいちゃんの得意料理、一緒に作りたい」
とお願いしてみてもよいでしょう。
ただし、本人が料理を負担に感じているなら無理にお願いしないようにします。
家族の味を記録しておく方法も
本人の了承を得たうえで、
- レシピをメモする
- 料理の写真を撮る
- 作り方を動画で残す
など、家族の料理を記録しておく方法もあります。
料理そのものではなく、一緒に作った時間も思い出になります。
プレゼント以外のお祝い⑫手紙を書く
物はいらないと言われても、手紙なら気持ちを伝えられます。
例えば、
「いつもありがとう」
「小さい頃遊んでくれてありがとう」
「また一緒にご飯食べようね」
など、短い文章でも構いません。
孫からの手紙や絵も
孫がいる場合は、
- 手紙
- 似顔絵
- 折り紙
- 手形
- メッセージカード
などを渡す方法があります。
ただし、
「物を増やしたくない」
という希望が強い祖父母なら、大きな工作物を大量に贈るより、コンパクトなカードや写真などを選ぶ方法もあります。
プレゼント以外のお祝い⑬家事を手伝う
本人が希望しているなら、普段負担に感じている家事を家族が手伝う方法もあります。
例えば、
- 重い物の移動
- 庭の作業
- 買い物
- 片付け
- 機器の設定
などです。
ただし、家族が勝手に家の中を整理するのは避けましょう。
「敬老の日だから掃除してあげる」は本人の許可を取って
家族から見ると不要に見える物でも、本人にとって大切な物かもしれません。
「これ捨てるね」
と勝手に片付けるのではなく、
「何か手伝ってほしいことある?」
と聞きましょう。
プレゼント以外のお祝い⑭スマホや家電の設定を手伝う
祖父母から普段、
「スマホのここがわからない」
「テレビの設定を見てほしい」
などと頼まれているなら、その手伝いをするのも一つの方法です。
ただし、
「高齢者だから機械が苦手」
と決めつける必要はありません。
本人が困っていることだけ手伝いましょう。
全部家族仕様に変更しない
家族が使いやすいと思う設定が、祖父母にとって使いやすいとは限りません。
本人が慣れている操作方法を大きく変えると、かえって使いにくくなる場合があります。
「どこが困ってる?」
と聞いて、必要な部分だけサポートしましょう。
プレゼント以外のお祝い⑮一緒に庭仕事をする
ガーデニングや家庭菜園が好きな祖父母なら、一緒に作業する方法もあります。
本人が育てている植物について教えてもらったり、必要な作業を一緒にしたりしてもよいでしょう。
家族がすべて作業してしまうのではなく、本人が楽しんでいる部分は残しましょう。
プレゼント以外のお祝い⑯孫と遊ぶ
孫との時間を楽しみにしている祖父母なら、一緒に遊ぶことも敬老の日のお祝いになります。
例えば、
- カードゲーム
- 将棋
- 折り紙
- お絵描き
- 散歩
- 公園
- 料理
などです。
孫から、
「一緒に遊ぼう!」
と誘うだけでもよいでしょう。
プレゼント以外のお祝い⑰動画メッセージを送る
遠方で会えない場合は、家族から短い動画メッセージを送る方法があります。
孫やひ孫が、
「いつもありがとう!」
「また遊びに行くね!」
と話している動画でも構いません。
祖父母が普段動画を見られる環境か確認して送りましょう。
プレゼント以外のお祝い⑱次に会う約束をする
敬老の日当日に会えなくても、
「来月遊びに行くね」
「今度一緒にお寿司食べよう」
「次の休みにドライブ行こう」
と次の予定を決める方法があります。
敬老の日のお祝いを、その日一日だけで完結させる必要はありません。
「また今度」を具体的な予定にしてみる
家族同士では、
「また今度ね」
と言ったまま時間が過ぎてしまうことがあります。
可能であれば、
「10月になったら○○行こう」
「次の日曜日に電話するね」
など、少し具体的にしてみるのもよいでしょう。
プレゼント以外のお祝い⑲祖父母の話を聞く
物を渡す代わりに、祖父母の話をゆっくり聞く時間を作る方法もあります。
例えば、
- 子どもの頃の話
- 昔の仕事の話
- 家族の昔話
- 趣味の話
- 旅行の話
- 最近楽しかったこと
などです。
「何か話して」
ではなく、
「昔どんな遊びしてた?」
「初めて買った車って何?」
など具体的に聞くと話が広がることがあります。
本人の了承があれば記録を残しても
祖父母が希望する場合は、昔話を文章や音声、動画などで残す方法もあります。
家族の記録になります。
ただし、録音や撮影を嫌がる人もいるため、必ず本人の了承を得ましょう。
プレゼント以外のお祝い⑳「ありがとう」を直接伝える
最もシンプルなのは、
「いつもありがとう」
と伝えることです。
プレゼントがなくても、電話でも、直接会った時でも伝えられます。
敬老の日は、
物を渡すための日ではなく、感謝を伝えるきっかけにもできる日
です。
何もしないのは失礼?
敬老の日に必ずプレゼントを用意しなければならない決まりはありません。
家族によって、敬老の日を大きく祝う場合もあれば、特別なことをしない場合もあります。
本人も、
「特別に祝わなくていい」
と思っているかもしれません。
家族の関係性に合わせて考えましょう。
毎年プレゼントを贈り続けなくてもいい
一度プレゼントを贈ったからといって、毎年同じ金額の商品を用意し続けなければならないわけではありません。
今年は食事、来年は電話、その次は家族写真というように、お祝い方法を変えても構いません。
高価なプレゼントをやめても気持ちが減るわけではない
以前は高価な物を贈っていた家庭でも、
「最近は物を増やしたくないから、一緒にご飯にしよう」
と変えることができます。
プレゼントの金額と感謝の大きさは同じではありません。
「物はいらない」と言われた時に避けたいこと
本人が物を必要としていない場合は、
- 高価な物を無理に贈る
- 大型の物を突然送る
- 趣味に合わない物を増やす
- 大量の食品を送る
- 健康グッズを一方的に贈る
- 「遠慮しないで」と何度も選ばせる
といったことが負担になる場合があります。
本人の「いらない」という意思もプレゼント選びの大切な情報です。
施設で暮らしている祖父母なら?
施設で暮らしている場合は、居室スペースなどの理由から本当に物を増やしたくないこともあります。
その場合は、
- 面会する
- 電話する
- 手紙を書く
- 写真を渡す
- ビデオ通話する
なども候補になります。
面会や物の持ち込みについては、施設のルールを確認しましょう。
遠方なら「送らない敬老の日」もあり
遠方に住んでいると、
「何か配送しなければ」
と思うことがあります。
しかし、本人が物を望んでいないなら、荷物を送らなくても構いません。
電話一本、写真一枚、短いメッセージでも気持ちを伝えられます。
「物はいらない祖父母」への10の祝い方
迷った時は、次の方法から本人に合うものを考えてみましょう。
- 電話する
- 会いに行く
- 一緒に食事する
- 一緒に出かける
- 家族写真を撮る
- 昔の写真を見る
- 手紙を書く
- 本人が希望する手伝いをする
- 祖父母の得意なことを教えてもらう
- 次に会う約束をする
この中から全部行う必要はありません。
本人が一番喜びそうなものを一つ選ぶだけでも十分です。
まとめ|「何もいらない」も祖父母からの大切な希望
敬老の日だからといって、必ず物を買う必要はありません。
祖父母から、
「何もいらない」
と言われたら、まずその言葉を受け止めてみましょう。
プレゼントを買わなくても、
- 電話する
- 会いに行く
- 一緒に食事する
- 一緒に出かける
- 写真を撮る
- 昔話を聞く
- 手紙を書く
- 孫と遊ぶ
- 本人が希望することを手伝う
- 次に会う約束をする
など、さまざまなお祝いができます。
そして、
「何もいらない」
という言葉自体が、
「物より一緒にご飯を食べたい」
「自分で好きなものを選びたい」
「家族にはお金を使わなくていい」
「今あるもので十分」
という本人なりの希望なのかもしれません。
敬老の日で大切なのは、プレゼントを渡したという事実ではなく、その人がどんなお祝いを望んでいるかを見ること。
今年は「何を買う?」ではなく、
「何して一緒に過ごす?」
と聞いてみる敬老の日にしてもいいですね。


コメント