敬老の日と還暦・古希・喜寿など長寿祝いの違いは?

未分類

敬老の日が近づくと、

「60歳になったら敬老の日を祝うの?」
「古希のお祝いと敬老の日は同じ?」
「喜寿を迎える年は、敬老の日も別にお祝いする?」

と迷うことがあります。

敬老の日と、還暦・古希・喜寿などの長寿祝いは、どちらも年齢を重ねた人をお祝いする機会ですが、同じものではありません。

簡単に分けると、

敬老の日は毎年やってくる国民の祝日。
還暦や古希、喜寿などは特定の年齢を迎えたことを祝う長寿祝い。

という違いがあります。

この記事では、敬老の日と長寿祝いの違いや、それぞれ何歳で祝うのか、一緒にお祝いしてもいいのかをわかりやすく解説します。

敬老の日と長寿祝いは別のもの

敬老の日と長寿祝いは、目的やタイミングが異なります。

敬老の日

敬老の日は、日本の国民の祝日の一つです。

毎年9月の第3月曜日にあり、

「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」

日とされています。

毎年やってくるため、同じ人を何度お祝いしても構いません。

長寿祝い

還暦・古希・喜寿などの長寿祝いは、人生の節目となる特定の年齢を迎えたことを祝うものです。

毎年行うものではなく、その年齢を迎えたタイミングでお祝いします。

敬老の日には「何歳から」という決まりがない

敬老の日についてよくある疑問が、

「何歳になったら敬老の日を祝うの?」

というものです。

実は、敬老の日には「○歳以上を祝う」という決まりはありません。

60歳からでも、65歳からでも、70歳からでもありません。

孫が生まれたことをきっかけに始める家庭もあります。

一方、長寿祝いは「何歳を祝うのか」がそれぞれ決まっています。

ここが大きな違いです。

還暦は60歳のお祝い

長寿祝いの中でも特に有名なのが還暦(かんれき)です。

還暦は60歳を迎える節目のお祝いです。

干支が一巡して、生まれた年の暦に「還る」という考えから還暦と呼ばれています。

赤いちゃんちゃんこを着るイメージを持っている人も多いでしょう。

現在の60歳は仕事を続けている人も多く、

「長寿祝いと言われてもまだ早い」

と感じる人もいます。

その場合は、年齢を強調しすぎず「60歳の節目のお祝い」として食事などを楽しむ方法もあります。

古希は70歳のお祝い

古希(こき)は70歳の長寿祝いです。

中国・唐代の詩人、杜甫の詩にある「人生七十古来稀なり」という言葉に由来するとされています。

昔は70歳まで生きることが非常に珍しかったことから、長寿を祝う節目になりました。

現在では70歳でも元気に仕事や趣味を楽しんでいる人が多いため、本人の気持ちに合わせたお祝いを考えるとよいでしょう。

喜寿は77歳のお祝い

喜寿(きじゅ)は77歳のお祝いです。

「喜」という漢字の草書体が「七十七」のように見えることから、77歳の長寿祝いになったといわれています。

家族で食事をしたり、旅行をしたり、記念になるものをプレゼントしたりしてお祝いすることがあります。

傘寿は80歳のお祝い

傘寿(さんじゅ)は80歳のお祝いです。

「傘」の略字が「八十」のように見えることに由来するとされています。

80歳になると、健康状態や外出のしやすさには個人差がさらに大きくなります。

旅行や外食を計画する場合は、本人の希望や体調に合わせて無理のない内容にしましょう。

米寿は88歳のお祝い

米寿(べいじゅ)は88歳のお祝いです。

「米」という漢字を分けると「八十八」と読めることに由来します。

88歳という大きな節目なので、家族や親族で集まってお祝いする家庭もあります。

ただし、大人数でのお祝いが本人の負担になる場合もあります。

本人がどのように過ごしたいのかを確認しておくとよいでしょう。

卒寿は90歳のお祝い

卒寿(そつじゅ)は90歳のお祝いです。

「卒」の略字である「卆」が「九十」と読めることに由来するとされています。

90歳のお祝いでは、豪華さよりも本人が無理なく楽しめることを優先して考えるのがおすすめです。

白寿は99歳のお祝い

白寿(はくじゅ)は99歳のお祝いです。

「百」という漢字から「一」を引くと「白」になることから、100歳の一つ手前である99歳を祝います。

長い人生を歩んできたことを家族みんなで祝う、大きな節目の一つです。

百寿は100歳のお祝い

百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)は100歳のお祝いです。

文字通り100歳を迎えた長寿を祝います。

100年という大きな節目なので、家族写真を撮ったり、思い出をまとめたりするのも記念になります。

代表的な長寿祝いを一覧で確認

代表的な長寿祝いを整理すると、次のようになります。

  • 還暦:60歳
  • 古希:70歳
  • 喜寿:77歳
  • 傘寿:80歳
  • 米寿:88歳
  • 卒寿:90歳
  • 白寿:99歳
  • 百寿:100歳

このほかにも長寿の節目はいくつかあります。

地域や家庭によって祝い方が異なる場合もあるため、昔からの習慣がある家庭では家族に確認してみるとよいでしょう。

長寿祝いは満年齢?数え年?

長寿祝いについて調べると、

「数え年で祝う」
「満年齢で祝う」

という両方の情報を見かけることがあります。

伝統的には数え年で祝う習慣がありましたが、現在では満年齢でお祝いする家庭も多くあります。

どちらでなければならないというよりも、本人や家族がわかりやすいタイミングを選ぶとよいでしょう。

ただし還暦は、生まれた年の干支に戻るという意味から、満60歳を迎える年を目安に祝うことが一般的です。

長寿祝いは誕生日にするの?

長寿祝いをする日にも、必ずこの日でなければならないという決まりはありません。

誕生日にお祝いする家庭もあれば、

  • 敬老の日
  • お正月
  • お盆
  • 家族が集まりやすい休日

などに行う家庭もあります。

遠方に家族が住んでいる場合は、みんなが集まりやすい日に合わせるのもよいでしょう。

敬老の日と長寿祝いを一緒にしてもいい?

もちろん構いません。

例えば9月に70歳を迎える人なら、

敬老の日と古希のお祝いを兼ねて家族で食事をする

という方法もあります。

別々にお祝いしなければ失礼、ということはありません。

むしろ本人にとっても、一度に家族が集まれる方が負担が少ない場合があります。

一緒に祝うなら「何のお祝いか」を伝えよう

敬老の日と長寿祝いを一緒にする場合は、

「今日は敬老の日と古希のお祝いを一緒にしよう」

など、何のお祝いなのかを伝えておくとよいでしょう。

長寿祝いは人生で一度の節目です。

一緒に行う場合でも、

  • 記念写真を撮る
  • 長寿祝いのメッセージを添える
  • 本人の好きな料理を用意する

など、節目であることがわかる形にすると記念になります。

敬老の日と長寿祝いでプレゼントは別々に必要?

敬老の日と還暦・古希などが同じ時期に重なると、

「プレゼントを2つ用意するべき?」

と迷うことがあります。

必ず2つ用意する必要はありません。

少し特別なプレゼントを一つ用意して、

「敬老の日と古希のお祝いを兼ねて」

と渡してもよいでしょう。

プレゼントを二つに分けるか、一つにまとめるかは家族の考え方や予算に合わせて決めて構いません。

長寿祝いのプレゼントは何がいい?

長寿祝いというと、祝いの色に合わせた品物を思い浮かべる人もいるでしょう。

しかし、伝統的な色に必ずこだわる必要はありません。

現在では、

  • 本人が欲しいもの
  • 趣味に使えるもの
  • 家族との食事
  • 旅行
  • 写真やフォトブック
  • 孫からの手紙

など、本人が喜ぶものを選ぶ家庭も多くあります。

「長寿祝いらしいもの」だけにこだわらず、その人らしいプレゼントを考えてみましょう。

食べ物をプレゼントする時は本人に合わせよう

敬老の日や長寿祝いでは、和菓子やお肉、魚、果物などの食品を贈ることもあります。

ただし、年齢だけで「高齢者だから柔らかいもの」と決める必要はありません。

噛む力や飲み込む力、食事量、健康状態には大きな個人差があります。

本人の好みや普段の食生活を確認しながら選ぶことが大切です。

一度にたくさん食べられない場合は、小分けになった食品を選ぶのも一つの方法です。

長寿祝いを本人が嫌がる場合は?

還暦や古希を迎えても、

「年寄り扱いされたくない」
「大げさなお祝いは恥ずかしい」

と感じる人もいます。

特に還暦を迎える60歳では、現役で働いている人も多く、本人に「長寿祝い」という感覚がないこともあります。

その場合は無理に伝統的な形で祝わず、

「人生の節目だからみんなでご飯を食べよう」

という程度にするのもよいでしょう。

孫からのお祝いなら年齢を強調しすぎなくてもいい

祖父母が還暦や古希を迎える場合、孫から絵や手紙を贈るのもおすすめです。

子どもからなら、

「60歳おめでとう!」

だけでなく、

「いつも遊んでくれてありがとう」
「また一緒に遊ぼうね」

など、普段の感謝を伝える内容でも十分です。

年齢を祝うだけでなく、家族とのつながりを感じられるお祝いになります。

敬老の日は毎年、長寿祝いは人生の節目

敬老の日と長寿祝いの違いを最も簡単に覚えるなら、

敬老の日は毎年。
長寿祝いは人生の節目。

と考えるとわかりやすいでしょう。

例えば70歳の古希を迎えた人なら、その年は古希のお祝いをします。

翌年71歳になれば古希のお祝いはありませんが、敬老の日はまたやってきます。

それぞれ別の意味を持つお祝いなのです。

まとめ|敬老の日と還暦・古希・喜寿は別のお祝い

敬老の日と、還暦・古希・喜寿などの長寿祝いは同じものではありません。

敬老の日は毎年9月の第3月曜日にある国民の祝日で、何歳から祝うという決まりはありません。

一方、長寿祝いは、

  • 還暦:60歳
  • 古希:70歳
  • 喜寿:77歳
  • 傘寿:80歳
  • 米寿:88歳
  • 卒寿:90歳
  • 白寿:99歳
  • 百寿:100歳

など、人生の節目となる年齢を祝うものです。

敬老の日と長寿祝いが近い場合は、一緒にお祝いしても構いません。

大切なのは「別々に何回プレゼントするか」ではなく、本人が気持ちよく節目を迎えられることです。

本人の希望や体調、家族が集まりやすい日などを考えながら、それぞれの家庭に合った形で長寿をお祝いしてみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました