ハロウィンになると見かける、大きなオレンジ色のかぼちゃ。
ジャック・オー・ランタンにしたり、そのまま玄関に飾ったりすると、一気にハロウィンらしい雰囲気になります。
そこで気になるのが、「このかぼちゃって食べられるの?」ということ。
日本で普段食べている緑色のかぼちゃとは見た目がかなり違うため、食用なのか飾り専用なのかわかりにくいですよね。
結論からいうと、ハロウィンに使われるかぼちゃには食べられるものもありますが、観賞用として販売されているものを自己判断で食べるのはおすすめできません。
この記事では、ハロウィン用のかぼちゃと普段食べているかぼちゃの違いや、食べる場合に確認したいポイントを紹介します。
ハロウィンのかぼちゃは食べられる?
ハロウィン用として使われるかぼちゃの中には、食用にできる品種もあります。
ただし、「ハロウィン用かぼちゃ」というひとつの品種があるわけではありません。
料理に向いたもの、ランタン作りに向いたもの、観賞用として楽しむものなど、さまざまな種類があります。
そのため、見た目だけを見て「かぼちゃだから食べられる」と判断しないことが大切です。
購入したものを食べたい場合は、商品表示や販売店で食用として販売されているかを確認しましょう。
飾り用と食用のかぼちゃは何が違う?
日本のスーパーで料理用としてよく販売されているかぼちゃは、甘みがあり、加熱するとホクホクとした食感を楽しめるものが多くあります。
一方、海外のジャック・オー・ランタン作りなどに使われる大型のかぼちゃは、彫刻しやすいことが重視されています。
皮や果肉の特徴も料理用とは異なり、食用可能な品種であっても、普段食べているかぼちゃほど甘みが強くない場合があります。
水分が多く、味が淡く感じられるものもあるため、「見た目はかぼちゃだから同じ味」と思って食べると印象が違うことがあります。
小さな観賞用かぼちゃにも注意
ハロウィンの時期には、手のひらサイズのかわいいかぼちゃも販売されています。
玄関やテーブルに並べるだけで秋らしくなるため、インテリアとして人気があります。
しかし、こうした小さなかぼちゃもすべて食用とは限りません。
観賞用として流通しているものには、食べることを前提としていないものがあります。
また、ウリ科植物の中には非常に強い苦味を持つものがあり、その苦味成分によって体調を崩す可能性もあります。
「小さいから食べられそう」「見た目が普通のかぼちゃに似ている」という理由だけで食べないようにしましょう。
「食用」と書かれているか確認しよう
ハロウィンかぼちゃを料理にも使いたい場合、一番わかりやすいのは食用として販売されているものを選ぶことです。
商品ラベルや売り場の表示を確認し、わからなければ販売店へ尋ねましょう。
特に園芸店や雑貨店、ハロウィンイベントなどで装飾用として購入したものは、食品として扱われていない可能性があります。
料理に使う予定があるなら、最初から食品売り場などで食用として販売されているかぼちゃを選ぶと安心です。
ランタンにした後のかぼちゃは食べられる?
食用のかぼちゃを購入した場合でも、ジャック・オー・ランタンとして長時間飾った後に食べることはおすすめできません。
かぼちゃをくり抜いて切り口ができると、丸ごとの状態より傷みやすくなります。
さらに室温で飾っている間に、雑菌が増えたり、カビが生えたりする可能性があります。
ろうそくを入れて使用した場合は、すすなどが付着することもあります。
「食用かぼちゃだから、ハロウィンが終わったら食べよう」と考えるのではなく、飾りとして使用したものは食べない方が安心です。
くり抜いた直後の中身は料理に使える?
食用として販売されているかぼちゃなら、衛生的に扱ったうえで、ランタンを作る際に取り出した果肉を料理に活用できる場合があります。
ポイントは、飾った後ではなく作るときに取り出したものをすぐ料理へ回すことです。
スープやペースト、焼き菓子など、そのかぼちゃの味や食感に合った料理にすると使いやすいでしょう。
ただし、品種によっては果肉が薄く、そもそも食べられる部分が少ないこともあります。
食用かどうかわからない場合は利用しないでください。
強い苦味があるかぼちゃは食べない
かぼちゃなどのウリ科植物には、「ククルビタシン」と呼ばれる苦味成分が含まれることがあります。
通常食べているかぼちゃで強い苦味を感じることはほとんどありませんが、もし口にしたときに明らかに強い苦味や違和感を感じた場合は、無理に食べ続けないようにしましょう。
加熱すれば必ず安全になるものではありません。
特に自家栽培したものや、食用かどうかわからない観賞用のものは注意が必要です。
食べるかぼちゃと飾るかぼちゃを分けるのもおすすめ
ハロウィンでかぼちゃを楽しみたいなら、「飾るもの」と「食べるもの」を最初から分けてしまう方法もあります。
玄関には観賞用のオレンジ色のかぼちゃを飾り、夕食にはスーパーで購入した食用かぼちゃを使うという楽しみ方です。
かぼちゃの煮物やスープ、グラタンなど、いつもの料理でも盛り付けを少し工夫するだけでハロウィンらしくなります。
無理に飾り用のかぼちゃを食べ切ろうとせず、それぞれの用途に合わせて楽しみましょう。
まとめ
ハロウィンで見かけるオレンジ色のかぼちゃには、食べられるものもあります。
しかし、観賞用として販売されているものや、食用かどうかわからないものを自己判断で食べるのは避けましょう。
食べたい場合は、購入時に食用として販売されていることを確認することが大切です。
また、食用のかぼちゃでも、ジャック・オー・ランタンとして長時間飾った後は衛生面から食べない方が安心です。
「飾るかぼちゃ」と「食べるかぼちゃ」を上手に使い分けながら、ハロウィンならではの秋の雰囲気を楽しんでくださいね。

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