夏の登下校は熱中症に注意!子どもの水分補給はいつする?

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夏の子どもの熱中症対策というと、

「体育のときは水分補給を」
「外遊びではこまめに休憩を」

と考えることが多いですよね。

でも、もう一つ忘れたくない時間があります。

毎日の登下校です。

暑い中を歩いて学校へ行き、授業が終われば再び暑い道を歩いて帰る。

特に通学時間が長い子にとって、登下校も暑さの影響を受ける時間です。

そこで今回は、夏の登下校で気をつけたい熱中症対策と、水分補給のタイミングを栄養士目線で紹介します。

登下校も熱中症対策が必要

学校生活では、体育や休み時間などに熱中症対策が行われていても、

学校を一歩出れば、そこから自宅まで移動しなければなりません。

通学路によっては、

  • 日陰が少ない
  • アスファルトの照り返しが強い
  • 長い坂道がある
  • 徒歩で長時間かかる
  • 重いランドセルを背負っている

といった場合もあります。

「授業が終わったから熱中症対策も終わり」

ではなく、

自宅へ帰るまでが暑さ対策

と考えておきましょう。

子どもは大人より地面に近い

子どもは大人より身長が低いため、地面からの照り返しの影響を受けやすくなります。

特に晴れた日のアスファルトは強く熱せられます。

大人が立っている高さでは、

「今日はまだ歩けそう」

と感じても、子どもの高さではより厳しい暑さになっていることがあります。

大人の体感だけで判断しないようにしましょう。

ランドセルや荷物も負担になる

登下校では、暑さだけでなく荷物もあります。

ランドセル。

教科書。

タブレット。

体操服。

そして水筒。

日によってはかなりの重さになります。

荷物を持ちながら暑い道を歩くことも考えて、できる範囲で負担を減らすことが大切です。

登校前にまず水分補給

登下校の水分補給で、まず意識したいのが朝です。

学校へ水筒を持っていくからといって、

家では飲まずに出発するのは避けたいところ。

睡眠中にも水分は失われています。

起床後や朝食時、家を出る前などに水分をとる機会を作りましょう。

「靴を履く前に一口」を習慣に

子どもに、

「朝はちゃんと水分補給してね」

と言っても忘れてしまうことがあります。

そんな場合は、

「靴を履く前に一口飲む」

など、毎朝必ず行う行動とセットにする方法があります。

起床後。

朝食。

出発前。

少しずつ水分をとれる流れを作っておきましょう。

登校中にも飲めるよう水筒を

暑い日は、学校へ着くまでにも水分補給できるよう飲み物を持たせておくと安心です。

ただし、登下校中に水筒を飲んでよいか、どこで飲めるかなどについて学校独自のルールがある場合もあります。

学校から案内が出ている場合は確認しておきましょう。

登下校用の水筒は「容量だけ」で選ばない

熱中症が心配になると、

「できるだけ大きな水筒を!」

と思いますよね。

しかし、水は重いものです。

ただでさえ荷物が多い日に大容量の水筒を持たせると、それ自体が子どもの負担になることがあります。

水筒を選ぶときは、

  • 必要な容量があるか
  • 学校で補充できるか
  • 子どもが持てる重さか
  • 保冷できるか
  • 自分で開け閉めできるか
  • 肩掛けできるか

などを確認しましょう。

保冷できる水筒を選ぶ方法も

夏の登下校では、水筒自体も暑い環境へ持ち出すことになります。

毎日の通学用なら、保冷できるタイプを選ぶ方法があります。

子ども自身が気に入ったデザインなら、

「今日も持っていこう」

と思えるきっかけにもなります。

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学校へ着いたら水分補給

暑い中を歩いて学校へ着いたら、水分補給できるタイミングを利用しましょう。

登校中に汗をかいていることもあります。

学校で決められた方法に従って水分をとり、授業が始まる前に身体を落ち着かせます。

下校前の水分補給も忘れずに

朝の登校以上に気をつけたい場合があるのが、下校です。

夏は午後になると暑さが厳しくなる日もあります。

授業が終わったら、

「早く帰ろう!」

とすぐ学校を出るのではなく、

下校前にも水分補給できるとよいでしょう。

水筒の残量も確認しておきたいところです。

下校前に水筒が空だったら?

朝は満タンだった水筒も、一日学校で過ごせば空になることがあります。

その状態で暑い中を歩いて帰るのは心配ですよね。

学校で水を補充できるのか、あらかじめ確認しておきましょう。

子ども自身にも、

「帰る前に水筒が空だったら先生に相談してね」

など、困ったときに大人へ伝えることを教えておくと安心です。

学童へ行く子はさらに長時間になる

学校からそのまま学童へ行く場合、朝家を出てから帰宅まで長時間になります。

学校で水筒を飲み切ってしまうこともあるでしょう。

そのため、

  • 学校で補充できるか
  • 学童で飲み物を用意してもらえるか
  • 学童でも水筒を補充できるか

などを確認しておきましょう。

朝持たせた水筒一本だけで夕方まで足りるとは限りません。

寄り道せず帰ることも暑さ対策

友達と帰っていると、

道端で話したり、虫を見つけたり、ちょっと立ち止まったり。

子どもの下校は、大人が考えるより時間がかかることがあります。

暑さが厳しい日は、

「今日は寄り道せず帰ろうね」

と伝えておくことも大切です。

日陰のある通学路を確認しておく

可能であれば、親子で通学路を歩いて、

  • 日陰がある場所
  • 休める場所
  • 助けを求められる場所

などを確認しておく方法もあります。

「暑くてしんどくなったら、ここで無理をせず休む」

という場所を知っているだけでも、子ども自身が行動しやすくなります。

「具合が悪かったら言う」を教える

熱中症対策というと、水筒や帽子などの持ち物に注目しがちです。

でも子ども自身が、

「なんか変」

と感じたときに、大人へ伝えられることも重要です。

例えば、

  • 頭が痛い
  • 気持ち悪い
  • フラフラする
  • すごく疲れた
  • 歩くのがつらい

などを感じたら、

「我慢して家まで帰らなくていい」

と伝えておきましょう。

帰宅したらまず涼しい場所へ

暑い中を歩いて帰ってきたら、まず涼しい室内へ入ります。

ランドセルを下ろし、必要に応じて汗をかいた服を着替え、身体を休ませましょう。

帰宅直後は水分補給のタイミングでもあります。

帰宅後すぐ飲める環境を作っておこう

玄関を開けた瞬間、

「暑いー!お水ー!」

となる子もいますよね。

そんなときに、

「ちょっと待って、今用意するから」

ではなく、すぐ飲める環境を作っておくと便利です。

冷蔵庫へ水を準備しておく方法もありますし、家族がよく水を飲むならウォーターサーバーを利用する方法もあります。

ウォーターサーバーなら朝と帰宅後の両方に使える

冷たい水をすぐ使えるウォーターサーバーなら、

  • 起床後の水分補給
  • 朝食時
  • 登校前の一杯
  • 水筒の準備
  • 帰宅直後の水分補給

など、登下校の前後で活用できます。

特に毎朝水筒を準備する家庭では、

すぐ使える水があるだけでも朝の準備をラクにできる場合があります。

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水分補給だけで登下校の熱中症対策はできない

水筒を持っていることは大切です。

しかし、

水があればどんな暑さでも歩いて大丈夫というわけではありません。

登下校でも、

  • 帽子などを活用する
  • 日陰を利用する
  • 無理をしない
  • こまめに水分補給する
  • 体調が悪ければ周囲の大人へ伝える

などを組み合わせましょう。

暑さ指数(WBGT)や熱中症警戒情報も確認

登校前には天気予報だけでなく、暑さ指数(WBGT)や熱中症に関する情報も確認しておくと、その日の暑さの危険度を判断する材料になります。

特に危険な暑さが予想される日は、学校から登下校について案内が出ていないかも確認しましょう。

保護者だけで判断できない部分もあるため、学校の対応や地域のルールに従うことも大切です。

帰宅後にこんな様子があれば注意

子どもが帰宅したときに、

  • ぐったりしている
  • 頭痛を訴える
  • 吐き気がある
  • めまいやふらつきがある
  • いつもより明らかに元気がない
  • 受け答えがおかしい

などがあれば、熱中症の可能性も考えます。

涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめて身体を冷やしましょう。

自分で安全に飲める場合には水分や必要に応じて塩分を補給します。

意識がおかしい、自力で飲めないなどの場合は、無理に飲ませず速やかに救急要請してください。

まとめ|登下校の水分補給は「家を出る前」と「学校を出る前」を忘れずに

夏の熱中症対策では、体育や外遊びだけでなく、

毎日の登下校

にも注意が必要です。

特に意識したいのが、

  • 起床後
  • 朝食時
  • 家を出る前
  • 学校へ着いたあと
  • 学校を出る前
  • 帰宅後

の水分補給です。

また、水筒は大きければ大きいほどよいわけではありません。

学校で補充できるか、子どもが無理なく持てるかなども考えて選びましょう。

そして、

「具合が悪かったら我慢せず大人に言う」

ことも子どもへ伝えておきたい大切な熱中症対策です。

水分補給、暑さを避ける工夫、周囲の大人へのSOSを組み合わせながら、暑い季節の登下校を乗り切りましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 朝、水筒を持たせれば家で水を飲まなくても大丈夫ですか?

水筒を持たせるだけでなく、起床後や朝食時、家を出る前にも水分をとる機会を作りましょう。暑い日は登校中にも汗をかきます。

Q. 下校前にも水分補給したほうがいいですか?

暑い時期は、学校を出る前にも水分補給できるとよいでしょう。学校での水分補給ルールに従い、水筒の残量も確認しておきます。

Q. 水筒が空になったらどうすればいいですか?

学校で補充できるか事前に確認しておきましょう。子どもにも、水筒が空になったら先生など周囲の大人へ相談するよう伝えておくと安心です。

Q. 登下校用の水筒は大容量のほうがいいですか?

容量だけでなく重さも考える必要があります。通学時間や活動量、学校で補充できるかなどを確認し、子どもが無理なく持てるものを選びましょう。

Q. 帰宅した子どもがぐったりしています。水を飲ませればいいですか?

まず涼しい場所へ移動して身体を冷やします。自分で安全に飲める状態なら水分などを補給しますが、意識がおかしい、自力で飲めないなどの場合は無理に飲ませず速やかに救急要請してください。

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