岩手県産小麦から、国の基準値を超えるDON(デオキシニバレノール)が検出され、自主回収が進められています。
今回の問題では、基準値を超えた小麦が正常品と取り違えられて製粉会社へ誤出荷され、ほかの県産小麦と混ぜて製粉。
その結果、小麦粉約17トンが県内外の販売先へ流通しました。
そこで気になるのが、
「実際にどの商品が回収対象なの?」
「家にあるそうめんは大丈夫?」
「賞味期限はどこを見ればいい?」
「食べずに返したら返金される?」
という点ではないでしょうか。
2026年10月時点では、消費者庁のリコール情報サイトに、いわて生活協同組合が販売した乾麺3商品について自主回収情報が掲載されています。
今回は、対象となっている「アイコープ そうめん」「アイコープ ひやむぎ」「アイコープ うどん」について、賞味期限・JANコード・販売期間・回収方法をまとめます。
- 岩手県産小麦DON問題で自主回収されている商品は?
- アイコープ「そうめん」200gの対象商品
- そうめんはいつ販売されていた?
- アイコープ「ひやむぎ」200gの対象商品
- ひやむぎの販売地域は?
- アイコープ「うどん」200gの対象商品
- うどんも販売期間は5月12日~10月1日
- 3商品を一覧で整理
- 3商品の合計販売数量は?
- 回収はいつから始まった?
- 店舗で買った場合はどう返す?
- 宅配で買った場合は?
- 回収後は返金される?
- レシートは必要?
- 袋を開封していても回収してもらえる?
- 一部を食べてしまったら返却できない?
- すでに全部食べてしまったら?
- 体調が悪くなったら?
- 賞味期限が違えば食べてもいい?
- JANコードと賞味期限のどちらを見る?
- なぜ乾麺まで自主回収になった?
- 茹でれば食べられる?
- 乾麺を水洗いすれば大丈夫?
- 「岩手県産小麦使用」と書いてある商品全部が対象?
- アイコープ以外の商品も今後増える?
- 最新情報はどこで確認する?
- 元品質管理経験者として「商品名だけで判断しない」ことが大切
- 自宅の乾麺ストックを一度チェック
- まとめ
岩手県産小麦DON問題で自主回収されている商品は?
いわて生活協同組合が自主回収しているのは、次の3商品です。
- アイコープ そうめん 200g
- アイコープ ひやむぎ 200g
- アイコープ うどん 200g
いずれも、原料として使用された小麦からDONの基準値超過が確認されたことが回収理由です。
アイコープ「そうめん」200gの対象商品
まず、もっとも販売数量が多いのが、
「アイコープ そうめん 200g」
です。
対象となる賞味期限は、
- 2028年5月6日
- 2028年5月22日
- 2028年7月17日
です。
JANコードは、
4970122591075
です。
消費者庁の公表では、販売数量は11,273個となっています。
そうめんはいつ販売されていた?
対象商品は、岩手県内のいわて生協で消費者向けに販売されていました。
販売期間は、
2026年5月12日~10月1日
です。
夏場にそうめんを購入し、まだ自宅に残っている人は、袋の賞味期限を確認してみてください。
アイコープ「ひやむぎ」200gの対象商品
次に、
「アイコープ ひやむぎ 200g」
です。
対象賞味期限は、
- 2028年5月15日
- 2028年5月22日
です。
JANコードは、
4970122591082
です。
販売数量は1,690個と公表されています。
ひやむぎの販売地域は?
販売地域は岩手県内です。
販売先はいわて生協。
そうめんと同じく、
2026年5月12日~10月1日
に販売されていました。
ひやむぎは乾麺なので保存期間が長く、「夏に買ってまだ1袋残っていた」というケースも考えられます。
アイコープ「うどん」200gの対象商品
3つ目は、
「アイコープ うどん 200g」
です。
対象賞味期限は、
- 2027年10月27日
- 2027年11月15日
です。
JANコードは、
4970122591068
です。
販売数量は1,033個と公表されています。
うどんも販売期間は5月12日~10月1日
うどんも、岩手県内のいわて生協で販売されていました。
販売期間は、
2026年5月12日~10月1日
です。
賞味期限が2027年なので、今後もしばらく家庭で保管されている可能性があります。
自宅の乾麺ストックを一度確認しておくと安心です。
3商品を一覧で整理
| 商品 | JANコード | 対象賞味期限 | 販売数量 |
|---|---|---|---|
| アイコープ そうめん 200g | 4970122591075 | 2028.05.06/2028.05.22/2028.07.17 | 11,273個 |
| アイコープ ひやむぎ 200g | 4970122591082 | 2028.05.15/2028.05.22 | 1,690個 |
| アイコープ うどん 200g | 4970122591068 | 2027.10.27/2027.11.15 | 1,033個 |
3商品の合計販売数量は?
公表されている販売数量を合計すると、
13,996個
です。
そうめんだけで1万個を超えており、今回の乾麺3商品の中では最も販売数が多くなっています。
回収はいつから始まった?
消費者庁リコール情報では、対応開始日は、
2026年10月5日
とされています。
いわて生協は10月6日にホームページで回収情報を周知。
あわせて、
- 販売店舗でのPOP掲示
- 購入者へのハガキ
などでも案内しています。
店舗で買った場合はどう返す?
いわて生協の店舗で購入した場合は、
購入店舗で回収
されます。
対象商品を持っている場合は、食べずに店舗へ持参しましょう。
宅配で買った場合は?
いわて生協の宅配で購入した場合は、
配達担当者が回収
します。
無理に店舗まで持っていく必要はありません。
普段利用している宅配担当者や、いわて生協の案内を確認してください。
回収後は返金される?
はい。
消費者庁のリコール情報では、回収後の対応として、
返金対応
と明記されています。
対象商品を持っている場合は、捨てずに回収へ出すほうがよいでしょう。
レシートは必要?
消費者庁の公表情報では、レシートが必須という記載までは確認できません。
ただし、購入方法や商品の状態によって案内が異なる可能性があります。
心配な場合は、いわて生協へ確認してから持参すると安心です。
袋を開封していても回収してもらえる?
回収対象商品については、すでに開封している場合でも、残っている商品や包装を捨てずに保管してください。
具体的な回収可否は販売者の案内によりますが、
- 商品名
- JANコード
- 賞味期限
が確認できる包装が残っていると対象商品の特定がしやすくなります。
一部を食べてしまったら返却できない?
一部を食べてしまった場合でも、残っている商品と袋は捨てないようにしましょう。
今回の回収は、原料小麦からDONの基準値超過が確認されたことによるものです。
「一度開けたから対象外」と自己判断せず、いわて生協へ確認してください。
すでに全部食べてしまったら?
商品がもう残っていない場合は、回収へ出すことはできません。
ただし、今回の対象商品を食べたからといって、必ず健康被害が起こるわけではありません。
2026年10月時点では、今回の事案による健康被害は確認されていません。
体調に問題がなければ、過度に不安になる必要はありません。
体調が悪くなったら?
DONを多量に摂取した場合、
- 吐き気
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
などの症状が起こる可能性があります。
対象商品を食べた後に強い症状が出た場合や、体調不良が続く場合は医療機関へ相談してください。
受診する際には、商品名や食べた日時が分かれば伝えるとよいでしょう。
賞味期限が違えば食べてもいい?
今回、消費者庁が公表している3商品については、対象賞味期限が明確に指定されています。
そのため、商品名が同じでも賞味期限が対象外であれば、今回のリコール対象とはされていません。
ただし、回収情報は今後更新される可能性があります。
心配な場合は最新の消費者庁リコール情報や販売者のお知らせを確認してください。
JANコードと賞味期限のどちらを見る?
商品を確認するときは、
商品名だけでなく、JANコードと賞味期限の両方
を見ると確実です。
同じ「そうめん」でも、製造時期が違えば対象外の商品がある可能性があります。
袋を捨てずに確認してください。
なぜ乾麺まで自主回収になった?
今回基準値を超えていたのは、原料となった岩手県産小麦です。
その小麦は製粉会社で別の県産小麦と混ぜられ、小麦粉として流通しました。
その小麦粉を使って乾麺が製造されたため、そうめん・ひやむぎ・うどんも回収対象になっています。
茹でれば食べられる?
対象商品を、
「長く茹でれば大丈夫では?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、自主回収対象になっている商品を家庭で加熱して食べることはおすすめできません。
DONは通常の家庭調理で完全に除去できるとは限りません。
対象商品は茹でて食べず、そのまま回収へ出してください。
乾麺を水洗いすれば大丈夫?
水洗いも安全性を保証する方法にはなりません。
DONは表面に付いた汚れではなく、原料小麦由来のかび毒です。
家庭で洗って除去できたかを確認することもできません。
「岩手県産小麦使用」と書いてある商品全部が対象?
違います。
今回の自主回収は、基準値を超えた特定の小麦が流通したことによるものです。
岩手県産小麦を使用する商品すべてが回収対象ではありません。
商品名・賞味期限・JANコードなどで確認しましょう。
アイコープ以外の商品も今後増える?
今回の小麦粉は県内外8社へ出荷されています。
そのため、調査や事業者からの報告が進むことで、回収対象商品が追加される可能性があります。
2026年10月時点で公表されている商品だけを見て、
「これで全部」
と決めつけないほうがよいでしょう。
最新情報はどこで確認する?
最新の自主回収情報は、
- 消費者庁リコール情報サイト
- 岩手県
- JA全農いわて
- いわて生活協同組合
- 各製造・販売事業者
の発表を確認しましょう。
特に自主回収は追加・更新されることがあるため、自宅に対象になりそうな商品がある場合は最新情報の確認が重要です。
元品質管理経験者として「商品名だけで判断しない」ことが大切
私は以前、飲料メーカーの品質管理部門で微生物検査などに携わっていました。
自主回収で重要なのは、
「似た商品だから全部危険」と考えるのではなく、対象範囲を正確に確認すること
です。
自主回収では通常、
- 商品名
- 製造番号
- 賞味期限
- JANコード
- 販売期間
などによって対象範囲を特定します。
今回も「アイコープの乾麺なら全部」というわけではなく、指定された商品と賞味期限を確認する必要があります。
自宅の乾麺ストックを一度チェック
そうめん・ひやむぎ・うどんは、賞味期限が長いため家庭で長期間保管されやすい食品です。
夏に購入したものを秋以降まで残している家庭も珍しくありません。
今回の対象商品を購入した可能性がある人は、食品庫や防災用ストックなども確認してみてください。
まとめ
今回は、岩手県産小麦のDON基準値超過に伴う、いわて生協の自主回収商品についてまとめました。
- アイコープ そうめん 200gが回収対象
- そうめんの対象賞味期限は2028年5月6日・5月22日・7月17日
- そうめんのJANコードは4970122591075
- 販売数量は11,273個
- アイコープ ひやむぎ 200gも対象
- ひやむぎの対象賞味期限は2028年5月15日・5月22日
- JANコードは4970122591082
- 販売数量は1,690個
- アイコープ うどん 200gも対象
- うどんの対象賞味期限は2027年10月27日・11月15日
- JANコードは4970122591068
- 販売数量は1,033個
- 3商品の販売期間は2026年5月12日~10月1日
- 店舗購入品は店舗で回収
- 宅配購入品は配達担当者が回収
- 回収後は返金対応
今回の乾麺3商品は、賞味期限が長いため、まだ家庭に残っている可能性があります。
「商品名・JANコード・賞味期限」
を確認し、対象商品だった場合は茹でて食べず、いわて生協の回収案内に従って返却してください。
また、小麦粉は県内外8社へ出荷されているため、今後新しい自主回収商品が追加される可能性にも注意しておきましょう。

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