秋のお月見といえば、 十五夜が有名です。
しかし日本には、 十五夜の約1か月後に、
「十三夜」
というもう一つのお月見があります。
十五夜と十三夜について調べると、
「両方見るといい」
「片方だけ見るのは片見月」
「片見月は縁起がよくない」
といった話が出てくることもあります。
そうなると、
「十五夜を見たら、十三夜も絶対に見ないといけないの?」
と気になりますよね。
結論からいうと、 十五夜と十三夜の両方を楽しむ文化はありますが、 現代の家庭で必ず両方見なければならないという決まりはありません。
この記事では、 十五夜と十三夜を両方楽しむ風習や、 片方しか見られなかった場合についてわかりやすく解説します。
- 十五夜と十三夜は両方見たほうがいい?
- そもそも十五夜とは?
- 十三夜とは?
- 十五夜と十三夜では月の形も違う
- 十五夜と十三夜を両方見る文化がある
- 「片見月」とは?
- 十五夜を見たら十三夜も絶対に見ないとダメ?
- 十五夜を見逃したら十三夜を見てもいい?
- 十三夜が雨ならどうする?
- 両方見ると秋の変化がわかりやすい
- 子どもと両方の月を観察してみよう
- 写真を撮って比べるのもおすすめ
- 十五夜と十三夜の食べ物を比べても面白い
- 子どもに「どうして2回お月見するの?」と聞かれたら?
- 十五夜と十三夜を自由研究にすることもできる
- 十五夜と十三夜を無理に同じ場所で見なくてもいい
- 夜のお月見は安全を優先しよう
- 2026年は十五夜も十三夜も金曜日
- 両方見られたら「秋の定点観測」にしてみよう
- まとめ|十五夜と十三夜は両方楽しめる。でも必須ではない
- よくある質問(FAQ)
十五夜と十三夜は両方見たほうがいい?
十五夜と十三夜の両方を楽しむのは、 日本に伝わる秋のお月見文化の一つです。
そのため、 せっかくなら両方の日に月を眺めてみるのもおすすめです。
ただし、
「両方見なければならない」わけではありません。
天気や仕事、 家族の予定などによって、 どちらか一方しか楽しめない年もあります。
昔からの文化を知りつつ、 現在の暮らしに合わせて楽しめばよいでしょう。
そもそも十五夜とは?
十五夜は、 旧暦8月15日の夜です。
この日の月は、
「中秋の名月」
として親しまれています。
日本では月を眺めるだけでなく、 秋の収穫への感謝とも結びついてきました。
里芋などを供える風習があることから、
「芋名月」
とも呼ばれます。
十三夜とは?
十三夜は、 旧暦9月13日の夜です。
十五夜より約1か月後に行われる、 日本で親しまれてきたお月見です。
十三夜のころに収穫される栗や豆との関係から、
「栗名月」
「豆名月」
とも呼ばれています。
十五夜と十三夜では月の形も違う
十五夜と十三夜は、 日付だけでなく月の形にも違いがあります。
十三夜は旧暦13日の月なので、 満月になる少し前の、 わずかに欠けた月を楽しみます。
真ん丸の月だけではなく、 少し欠けた月にも美しさを感じる。
そんな楽しみ方ができるのも、 十三夜の魅力です。
十五夜と十三夜を両方見る文化がある
日本では、 十五夜だけでなく十三夜にもお月見をする文化が伝わっています。
秋の中で時期をずらして、 二度月を楽しむわけです。
十五夜と十三夜では、
- 月の形
- 気温
- 夜の長さ
- 旬の食べ物
- 植物や季節の様子
なども変わります。
両方を見ることで、 月だけでなく秋が深まっていく様子も楽しめます。
「片見月」とは?
十五夜と十三夜のどちらか一方だけを見ることを、
「片見月」
と呼ぶ言い伝えがあります。
片見月は縁起がよくない、 という話が伝わることもあります。
ただし、 これは昔から伝わる風習や俗信の一つです。
片方しか見なかったから悪いことが起こる、というものではありません。
十五夜を見たら十三夜も絶対に見ないとダメ?
いいえ。
十五夜を見たからといって、 十三夜も必ず見なければならないという決まりはありません。
十三夜の日に、
- 雨が降る
- 曇って月が見えない
- 仕事で忙しい
- 子どもの寝る時間と重なる
- 体調がよくない
ということもあります。
無理をしてまで月を見る必要はありません。
十五夜を見逃したら十三夜を見てもいい?
もちろん大丈夫です。
十五夜を見られなかったからといって、 十三夜も見ないほうがよいということはありません。
十三夜にきれいな月が見えたら、 その日の月を楽しみましょう。
「今年は十三夜だけ見られたね」
というのも、 家族の秋の思い出になります。
十三夜が雨ならどうする?
十五夜には月が見えたのに、 十三夜が雨になることもあります。
そんなときも、 片見月を気にして不安になる必要はありません。
室内で、
- 栗を食べる
- 豆を使った料理を楽しむ
- 月の絵を描く
- 十五夜の写真を見返す
- 十三夜について話す
などの楽しみ方があります。
月が見えなくても、 季節行事そのものを楽しむことはできます。
両方見ると秋の変化がわかりやすい
十五夜と十三夜を両方楽しむメリットの一つが、 季節の変化を感じられることです。
十五夜から十三夜までは、 およそ1か月。
その間に、 暑さがやわらいだり、 日が短くなったり、 秋の食べ物が増えたりします。
「十五夜のときはまだ暑かったね」
「十三夜は夜になると寒くなったね」
と比べるだけでも、 季節の移り変わりを感じられます。
子どもと両方の月を観察してみよう
十五夜と十三夜を両方楽しむなら、 子どもと月を観察してみるのもおすすめです。
例えば、
- 月の形
- 見えた時間
- 月が見えた方向
- 空の色
- その日の気温
などを記録します。
約1か月後に比べてみると、 違いが見つかるかもしれません。
写真を撮って比べるのもおすすめ
同じ場所から十五夜と十三夜の月を撮影して、 写真を比べてみる方法もあります。
ただし、 スマートフォンの撮影条件によって、 月の大きさや明るさは違って写ります。
「写真の月が大きくなったから、 本物の月も大きくなった」
とは限りません。
形や見えた位置などを中心に比べてみましょう。
十五夜と十三夜の食べ物を比べても面白い
月だけでなく、 食べ物を比べるのもおすすめです。
十五夜は、
- 里芋
- 月見団子
- 秋の収穫物
など。
十三夜は、 栗や豆などとの結びつきが知られています。
そこで、
十五夜=里芋料理
十三夜=栗や豆を使った料理
のように、 2回のお月見で違った秋の味覚を楽しんでもよいでしょう。
子どもに「どうして2回お月見するの?」と聞かれたら?
小さな子どもには、
「日本では秋にきれいなお月さまを楽しむ日が2回あるんだよ。十五夜のあとに、十三夜というお月見も楽しんできたんだって」
と伝えるとわかりやすいでしょう。
さらに、
「十五夜のときと月の形が違うかな?」
と聞いてみると、 月への興味にもつながります。
十五夜と十三夜を自由研究にすることもできる
小学生なら、 2回のお月見を観察テーマにすることもできます。
例えば、
- 月の形を絵に描く
- 見えた時刻を記録する
- 方角を調べる
- 十五夜と十三夜の由来を調べる
- 芋名月・栗名月・豆名月について調べる
などです。
秋の行事から、 月の観察・歴史・食文化へと学びを広げられます。
十五夜と十三夜を無理に同じ場所で見なくてもいい
片見月について調べると、 「同じ場所で見る」という話を目にすることもあります。
しかし、 地域や時代によって伝わる風習には違いがあります。
現代の家庭でお月見を楽しむなら、
「前回と同じ場所で見られないから十三夜はやめよう」
と考える必要はありません。
自宅や外出先など、 安全に月を楽しめる場所を選びましょう。
夜のお月見は安全を優先しよう
十五夜や十三夜に、 子どもと外へ月を見に行く場合は、 夜間の安全にも注意しましょう。
暗い場所まで無理に移動せず、 自宅の窓や庭など、 安全に月を見られる場所でも十分です。
特に小さい子どもと一緒なら、 月を見るために就寝時間を大幅に遅らせる必要もありません。
その日の生活リズムに合わせて楽しみましょう。
2026年は十五夜も十三夜も金曜日
2026年の十五夜(中秋の名月)は、
9月25日(金)
です。
そして十三夜は、
10月23日(金)
です。
2026年はどちらも金曜日。
約1か月間隔なので、 十五夜が終わったら十三夜の日もカレンダーに書いておくと忘れにくいですね。
両方見られたら「秋の定点観測」にしてみよう
せっかく十五夜と十三夜の両方を見るなら、 同じ場所から空を眺めて、
- 月
- 空
- 気温
- 虫の声
- 服装
- 周囲の植物
などの変化にも注目してみましょう。
単なる「お月見」から、
秋が深まっていく様子を観察する行事
へと楽しみを広げられます。
まとめ|十五夜と十三夜は両方楽しめる。でも必須ではない
日本には、 十五夜と十三夜の両方に月を楽しむ文化があります。
そのため、 せっかくなら2回のお月見を楽しんでみるのもおすすめです。
一方で、
十五夜を見たら必ず十三夜も見なければならない、という決まりはありません。
どちらか一方しか見られなくても、 不安になる必要はありません。
2026年は、 十五夜が9月25日、 十三夜が10月23日です。
両方見られたら、 月の形や秋の深まりを比べてみる。
片方だけなら、 その日の月をゆっくり楽しむ。
昔からの文化を知りながら、今の暮らしに合ったお月見を楽しんでくださいね。
よくある質問(FAQ)
Q. 十五夜と十三夜は両方見たほうがいいですか?
日本には十五夜と十三夜の両方を楽しむ文化がありますが、必ず両方見なければならないという決まりはありません。都合や天気に合わせて楽しめば大丈夫です。
Q. 十五夜だけ見ると縁起が悪いですか?
十五夜と十三夜のどちらか一方だけを見ることを「片見月」と呼び、縁起がよくないとする言い伝えがあります。ただし、昔から伝わる風習や俗信の一つで、片方だけ見たから悪いことが起こるというものではありません。
Q. 十五夜を見逃したら十三夜を見てもいいですか?
はい。十五夜を見られなくても十三夜を楽しめます。
Q. 十三夜が雨だったらどうすればいいですか?
月が見えなくても問題ありません。栗や豆など秋の食べ物を楽しんだり、室内で十三夜について話したりする方法があります。
Q. 十五夜と十三夜は同じ場所で見ないといけませんか?
地域や時代によってさまざまな風習が伝わっていますが、現代の家庭で必ず同じ場所から見なければならないと考える必要はありません。安全に楽しめる場所を選びましょう。
Q. 2026年の十五夜と十三夜はいつですか?
2026年の十五夜(中秋の名月)は9月25日(金)、十三夜は10月23日(金)です。

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