暑い夏のキッチン。
火を使って料理をしていると、
「暑い……できれば今日はもう料理したくない……」
と思うこともありますよね。
そんな夏の食事作りをラクにする方法の一つが、作り置きや冷凍ストックです。
比較的時間に余裕がある日に多めに作って冷凍しておけば、忙しい日や暑さが厳しい日の調理時間を短くできます。
ところが、作り置きを増やせば当然必要になるのが冷凍スペース。
普段の冷凍食品や肉・魚に加えて、氷、アイス、保冷剤まで増える夏は、
「せっかく作ったのに冷凍庫に入らない!」
という問題も起こりがちです。
今回は、夏の作り置きを上手に冷凍するポイントと、冷凍庫が足りなくなったときの対策を紹介します。
夏は「毎日頑張って料理する」以外の方法も考えよう
気温が高い日は、買い物だけでなく食事作りも負担になります。
特にコンロを長時間使用すると、キッチン周辺が暑くなりやすくなります。
毎食すべてを一から作るのではなく、
- 冷凍した作り置きを使う
- 冷凍野菜を利用する
- 冷凍食品を組み合わせる
- 電子レンジなどを活用する
など、調理時間を短くする方法を取り入れてみましょう。
作り置きを冷凍すると何が便利?
作り置きのメリットは、忙しい日の調理時間を短縮できることです。
例えばごはんを多めに炊いて冷凍しておけば、食べるときに必要な量だけ用意できます。
おかずも冷凍に向いているものをストックしておけば、
「今日はもう一から作れない」
という日の選択肢になります。
夏休み中の昼食準備にも活用しやすいでしょう。
冷凍するなら調理後は適切に扱おう
夏の作り置きで特に注意したいのが、食品の衛生管理です。
気温が高い季節は、調理した食品を長時間室温に放置しないことが大切です。
作り置きを冷凍する場合も、清潔な調理器具や保存容器を使用し、食品に適した方法で保存しましょう。
「あとで冷凍するから大丈夫」と、調理した食品を長時間キッチンに置いたままにしないよう注意してください。
1食分・1回分に分けて保存すると使いやすい
大量の作り置きを一つの容器にまとめて冷凍すると、食べるときに全部解凍しなければならなくなることがあります。
そこで、家族が一度に食べる量や料理に使う量に合わせて、小分けしておくと便利です。
例えば、
- ごはんは1食分ずつ
- 肉は1回の料理で使う量ずつ
- おかずは家族1食分ずつ
など、家庭で使いやすい単位を決めてみましょう。
冷凍した日付を書いておこう
作り置きが増えると、
「これ、いつ作ったんだっけ?」
という問題も起こります。
保存容器や保存袋などに料理名と冷凍した日を書いておくと、古いものから使いやすくなります。
冷凍庫へ入れたことで安心して、長期間忘れてしまわないようにしましょう。
冷凍庫の奥へ作り置きを埋めない
せっかく作ったのに、冷凍庫の奥に入り込んで存在を忘れてしまった。
これでは作り置きの意味がありません。
よく使うものを取り出しやすい位置に置き、
- ごはん
- 主菜
- 野菜
- 冷凍食品
など、大まかに場所を分けておくと在庫を把握しやすくなります。
「作り置きしすぎ」にも注意
作り置きは便利ですが、多ければ多いほどよいわけではありません。
例えば1週間で食べられる量なのに、何週間分も一度に作れば冷凍庫は当然いっぱいになります。
さらに、
「作ったことを忘れて別のおかずを作る」
という状態になれば、食品ロスにつながる可能性もあります。
家庭で実際に消費できる量を考えて作りましょう。
夏は作り置き以外のものも冷凍庫に増える
夏に冷凍庫が足りなくなりやすいのは、作り置きだけが原因ではありません。
普段の食品に加えて、
- 水筒用の氷
- アイス
- 保冷剤
- 夏休み用の冷凍食品
- まとめ買いした肉や魚
- 暑さ対策用の冷却用品
などが同時に入ります。
冬なら十分だった冷凍スペースが、夏だけ足りなくなるのは珍しいことではありません。
作り置きスペースを決めておく
作り置きをよく利用する家庭なら、冷凍庫の中に「作り置き用スペース」を作っておく方法もあります。
その場所に入る分だけ作ると決めておけば、作りすぎも防ぎやすくなります。
スペースが空いてきたら次の作り置きを作る。
このように「作る→食べる→空いたら補充する」流れにすると、在庫を回しやすくなります。
まずは冷凍庫の中身を棚卸し
作り置きを入れるスペースがない場合、新しく収納用品を購入する前に現在の中身を確認しましょう。
- いつ冷凍したかわからない食品
- 必要以上にためている保冷剤
- 同じ冷凍食品の重複ストック
- 食べる予定のない食品
- 存在を忘れていた作り置き
などが見つかることがあります。
定期的に棚卸しすることで、冷凍スペースだけでなく食品の無駄も減らしやすくなります。
それでも作り置きが入らないなら?
必要以上に作っているわけでもなく、冷凍庫も整理している。
それでもスペースが足りない場合は、現在の冷凍容量が生活スタイルに合わなくなっている可能性があります。
特に、
- 家族が多い
- 共働きなどで作り置きをよく利用する
- 夏休みの昼食を準備する
- 週末にまとめて調理する
- まとめ買いした食品も冷凍する
- 夏は氷や保冷剤も多く使う
という家庭では、セカンド冷凍庫で保存場所を増やす方法もあります。
セカンド冷凍庫を「作り置き専用」にする方法も
2台目の冷凍庫がある場合には、用途を分ける方法があります。
例えば、
- メイン冷凍庫:毎日使う食品
- セカンド冷凍庫:作り置き・まとめ買いした食品
という使い方です。
作り置きの場所をまとめることで、何が残っているのか把握しやすくなることもあります。
ただし、冷凍スペースが増えたからといって作り置きを増やしすぎないよう、在庫管理は続けましょう。
夏だけ作り置きを増やすならレンタルも選択肢
一年中作り置きを大量にする家庭なら、セカンド冷凍庫を購入する方法もあります。
一方で、
「夏だけ料理の負担を減らすために作り置きを増やしたい」
という家庭もあるでしょう。
夏休みが終わったり、気温が下がったりすれば、普段の冷凍庫だけで十分になるかもしれません。
その場合、数か月のために2台目を購入するか迷うところです。
そんなときは、必要な期間だけセカンド冷凍庫をレンタルする方法もあります。
実際に夏の間使ってみれば、
「作り置き生活が便利だから一年中使いたい」
のか、
「暑い時期だけあれば十分」
なのかを判断する材料にもなります。
作り置きは「猛暑日に無理をしない」ための選択肢にも
作り置きそのものが熱中症を防ぐわけではありません。
しかし、食事のストックがあれば、暑さが厳しい日に食材を買うためだけに外出したり、長時間キッチンで調理したりする負担を減らすことができます。
特に暑さが厳しい日は、
- エアコンなどを適切に使用する
- こまめに水分を補給する
- 暑い時間帯の外出を避ける
- 暑さ指数(WBGT)を確認する
- 無理をして長時間調理しない
なども意識しましょう。
まとめ
夏の作り置きは、暑い日の調理時間や買い物の負担を減らす方法の一つです。
一方で、氷やアイス、保冷剤なども増える夏は、作り置きを保存する冷凍スペースが足りなくなりやすい季節でもあります。
まずは冷凍庫を整理し、家庭で食べ切れる量だけ作り置きすることを意識しましょう。
それでも夏だけ冷凍庫が足りない場合には、セカンド冷凍庫を利用する方法もあります。
一年中必要かわからない場合は、購入だけでなく必要な期間だけレンタルする方法も選択肢です。
作り置きを「たくさん作ること」ではなく、「暑い日の食事作りを無理なく回すためのストック」と考えて、家庭に合った量を準備してみましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 夏の作り置きで注意することは?
気温が高い季節は食品の衛生管理が特に重要です。清潔な調理器具や容器を使用し、調理した食品を長時間室温に放置せず、食品に適した方法で保存しましょう。
Q. 作り置きで冷凍庫がいっぱいにならないコツは?
一度に大量に作りすぎず、家庭で消費できる量を考えることが大切です。作り置き専用のスペースを決め、「空いたら次を作る」という方法にすると在庫を管理しやすくなります。
Q. 夏だけ作り置き用の冷凍庫が欲しい場合は?
セカンド冷凍庫を購入するほか、必要な期間だけレンタルする方法もあります。夏に実際に使ってみて、一年中2台目が必要か判断する方法もあります。

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