【栄養士監修】熱中症対策の食事とは?夏に強いカラダを作る5つのポイント

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こんにちは、tekowaです。

日差しが強くなり、「熱中症に注意」のニュースも増えてきましたね。

実は、“食事”からできる熱中症対策があるのをご存じですか?

今回は、栄養士・保育補助・介護福祉士の視点から、夏を元気に過ごすための食事の工夫をお届けします。

乳幼児や高齢者がいるご家庭にも役立つ内容になっています。


※イラスト内の高齢者が長袖なのは、認知症の方によく見られる「暑さを自覚しづらい」特徴を表しています。

☀️熱中症って?どんな人が特に注意すべき?

熱中症は、体内の水分と塩分(電解質)のバランスが崩れることで起こります。

特に注意が必要なのは以下の方々です:

  • 幼児(体温調整機能が未発達)
  • 高齢者(暑さを感じにくく、脱水に気づきにくい)
  • 屋外で活動する方
  • 持病を持つ方(腎・心疾患など)

🍉熱中症を防ぐ栄養素とその働き

栄養素働き主な食材例
水分体温調整、脱水予防味噌汁、スープ、ゼリー、果物など
塩分汗で失われるナトリウム補給味噌、梅干し、浅漬けなど(目安:0.3~0.5g/100ml程度)
カリウム筋肉のけいれん防止、ナトリウムとのバランス調整バナナ、じゃがいも、枝豆(※咀嚼力に注意)
ビタミンB1エネルギー代謝のサポート豚肉、玄米、豆腐など
クエン酸疲労回復、食欲増進梅干し、酢、かんきつ類

🥢tekowaおすすめ!夏にぴったりの簡単献立例

※火を使う料理も含まれるため、事前準備や前日の下ごしらえで時短可能です。
お子さまや高齢者には、咀嚼・消化のしやすさにも配慮しましょう。


🍚具だくさん味噌汁定食

  • ごはん(白米 or 玄米)
     →※乳幼児・高齢者には白米を推奨。ミネラルは麦茶で補完
  • 味噌汁(豆腐・わかめ・豚肉・玉ねぎ)
  • 小松菜の梅おかか和え

👉水分・塩分・カリウム・ビタミンB1・クエン酸がバランスよく摂れます!


🍽冷や汁風ごはんプレート

  • 冷や汁(きゅうり、しそ、味噌、すりごま、だし)
  • 豆腐とトマトのサラダ
  • オレンジ

※塩分補給には味噌汁・梅干し1個程度で0.5g相当が目安。高血圧の方は調整を。


🍜そうめんと豚しゃぶサラダセット

  • 茹でたそうめん(梅入りの冷たいつゆで)
  • 豚しゃぶ+トマト+ポン酢がけサラダ
  • 冷やし麦茶 or だし入り冷スープ

👉そうめんと豚しゃぶは火を使いますが、下茹でして冷蔵保存すればすぐに出せます。


🟡注意したい食材とポイント

  • 枝豆やナッツ類は乳幼児・高齢者には誤嚥リスクがあるため避ける or つぶして提供
  • 塩分補給は、1食あたり0.5~1gが目安(例:味噌汁1杯で約1g)
  • 冷たい料理ばかりでは胃腸が弱るので、温・冷を組み合わせて!

👶保育・介護の現場でも!熱中症予防の工夫

  • 味噌汁や漬物などの自然な塩分源を活用
  • 水分補給の時間を決めて定期的に声かけ
  • 食欲が落ちる人へは**補食(ゼリー・プリン・水ようかんなど)**の活用

🌱まとめ|毎日のごはんが「いのちを守る」

熱中症は、水だけでなく食事の工夫で防げます。

  • ビタミンB1・クエン酸・カリウム・水分・塩分を意識して
  • 乳幼児や高齢者には、食感・温度・塩分量に特に配慮を
  • 前日の下ごしらえや冷蔵ストックで、暑い日もスムーズに!

次回は「夏休みのお弁当づくりで気をつけたいこと」をお届け予定です!🍱
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