2026年10月の冷凍食品・加工食品値上げ一覧!味の素冷凍食品やマルちゃんは何が上がる?

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2026年10月の食品値上げラッシュ。

飲料、お菓子、調味料だけでなく、毎日の食事やお弁当に便利な冷凍食品・加工食品にも価格改定が広がります。

帝国データバンクが2026年9月30日に発表した調査によると、10月に値上げされる飲食料品は3,153品目。

加工食品では、冷凍食品やチルド食品、缶詰、乳幼児向け食品などで値上げがみられます。

中でも家庭で身近なのが、味の素冷凍食品の家庭用冷凍食品や、東洋水産の「マルちゃん」ブランドで展開される生めん・チルド商品です。

この記事では、2026年10月の冷凍食品・加工食品の値上げについて、対象商品や改定率、実施時期を整理して紹介します。

2026年10月は冷凍食品・加工食品も値上げ

帝国データバンクによると、2026年10月の飲食料品値上げは3,153品目。

食品分野別では酒類・飲料や調味料が特に多くなっていますが、加工食品でも価格改定が相次ぎます。

加工食品で目立つのは、次のような食品です。

  • 冷凍食品
  • チルド食品
  • 生めん
  • 缶詰
  • 乳幼児向け食品

お弁当や夕食、忙しい日の時短料理などに使う食品も多く、家庭への影響を感じやすいカテゴリーです。

10月の主な冷凍食品・加工食品値上げ一覧

メーカー主な対象改定時期改定幅
味の素冷凍食品家庭用冷凍食品10月1日納品分から約5~8%
東洋水産生めん・チルド商品(一部除く)10月1日納品分から約8~14%
極洋業務用冷凍食品10月1日納品分から約2~17%

同じ「冷凍食品」でも、家庭用と業務用で改定時期が異なるメーカーもあります。

対象や実施時期を分けて確認することが大切です。

味の素冷凍食品は10月1日から家庭用冷凍食品を価格改定

味の素冷凍食品は、2026年10月1日納品分から家庭用冷凍食品の出荷価格を改定します。

価格改定幅は商品によって約5~8%です。

また、一部の商品では価格そのものの変更だけではなく、規格変更による実質的な価格改定も行われます。

つまり今回の改定では、「値札が高くなる商品」だけを確認すればよいわけではありません。

「実質値上げ」ってどういうこと?

食品の値上げには、大きく分けて価格そのものを上げる方法と、価格を大きく変えず内容量などを変更する方法があります。

後者は一般的に「実質値上げ」と呼ばれることがあります。

たとえば、以前と同じような販売価格でも内容量が減れば、100gあたりなどの単価は上昇します。

味の素冷凍食品も今回、一部の商品で規格変更を伴う実質的な価格改定を行うとしています。

買い物の際には値段だけでなく、内容量も確認すると変化に気づきやすくなります。

冷凍食品の値上げはお弁当家庭にも影響

冷凍食品は、家庭によって使い方が大きく異なります。

夕食のおかずとして使う家庭もあれば、お弁当用に常備している家庭もあります。

特に毎日のようにお弁当を作る場合、1回の購入価格の変化は小さくても、年間を通して購入回数が多くなります。

一方で、値上げしたからといって冷凍食品をすべて手作りへ切り替える必要もありません。

冷凍食品には調理時間を短縮しやすく、必要な分だけ使える商品もあります。

価格だけでなく、調理時間や食品ロスなども含めて家庭に合った使い方を考えるとよいでしょう。

東洋水産は生めん・チルド商品を約8~14%値上げ

東洋水産も2026年10月1日納品分から、生めん・チルド商品の価格を改定します。

対象は一部商品を除く生めん・チルド商品。

希望小売価格の改定率は約8~14%です。

季節商品については、それぞれの発売日から新しい価格が適用されます。

「マルちゃん=カップ麺が10月値上げ」ではない

ここは特に間違えやすいポイントです。

東洋水産の10月1日の価格改定で対象となるのは、生めん・チルド商品です。

「マルちゃん」というブランド名を見ると「赤いきつね」などの即席麺を思い浮かべる人も多いかもしれません。

しかし、2026年の即席カップ麺・即席ワンタンの価格改定は7月1日納品分から実施されています。

10月の生めん・チルド商品とは別の価格改定です。

「マルちゃんの商品が10月に全部値上げする」という意味ではありません。

東洋水産はなぜ値上げする?

東洋水産は価格改定の理由として、複数のコスト上昇を挙げています。

  • 原材料費
  • 包材費
  • 燃料費
  • 物流費

生産の合理化や物流の効率化、原材料・資材調達の見直しなどに取り組んできたものの、企業努力だけでは増加したコストを吸収することが難しくなったと説明しています。

極洋は業務用冷凍食品が10月値上げ

極洋でも冷凍食品の価格改定が行われています。

ただし、ここは家庭用と業務用の実施時期を混同しないよう注意が必要です。

区分価格改定率実施時期
市販用冷凍食品約2~3%2026年9月1日納品分から
業務用冷凍食品約2~17%2026年10月1日納品分から

つまり、家庭でスーパーなどから購入する市販用冷凍食品については9月改定です。

10月から改定されるのは業務用冷凍食品となります。

2026年は加工食品の値上げが年間最多

冷凍食品やチルド食品の値上げは、10月だけの動きではありません。

帝国データバンクによると、2026年の値上げ品目を食品分野別に見ると、加工食品は6,961品目。

全カテゴリーの中で最も多くなっています。

分野2026年の値上げ品目数
加工食品6,961品目
調味料6,250品目
酒類・飲料3,309品目
菓子1,390品目

加工食品は前年実績4,791品目から4割以上増えています。

冷凍食品だけを見るのではなく、加工食品全体で値上げが広がっていることが分かります。

なぜ冷凍食品や加工食品の値上げが続く?

加工食品を作るまでには、多くのコストがかかります。

  • 肉・魚・野菜・穀類などの原材料
  • 油脂や調味料
  • 袋やトレーなどの包装資材
  • 製造工場で使用するエネルギー
  • 冷蔵・冷凍状態を維持するためのコスト
  • 物流費
  • 人件費

特に冷凍食品は、製造して終わりではありません。

工場から物流拠点、販売店、そして店頭まで低温状態を維持する必要があります。

そのため、原材料以外のコスト上昇も商品価格へ影響する可能性があります。

2026年の食品値上げは「原材料高」だけではない

帝国データバンクの調査では、2026年の値上げ要因として原材料高が91.3%を占めています。

一方で、エネルギーコストを理由とする値上げも63.8%に達しています。

さらに人件費や物流費、円安など複数の要因が重なっています。

「原材料価格さえ落ち着けば、すぐに加工食品が安くなる」と単純には考えにくい状況です。

冷凍食品は値上げ前に大量購入した方がいい?

冷凍食品は長期保存しやすいため、値上げを聞くと大量に買っておきたくなるかもしれません。

しかし、冷凍庫には容量があります。

詰め込みすぎれば必要な商品を探しにくくなり、購入したことを忘れて食品ロスにつながることもあります。

また、家庭用冷凍庫で保管していても品質が永久に保たれるわけではありません。

普段からよく使う商品を、無理なく消費できる量だけ購入するのが現実的です。

価格だけでなく「100gあたり」も確認しよう

今回のように規格変更を伴う商品がある場合、店頭価格だけを比較すると変化が分かりにくいことがあります。

そんなときは、100gあたりや1個あたりの価格を比較すると判断しやすくなります。

たとえば価格が据え置かれていても、内容量が減れば単位あたりの価格は上がります。

逆に、大容量商品が必ず割安とは限りません。

値段と内容量の両方を見る習慣をつけると、商品を比較しやすくなります。

10月の冷凍食品・加工食品値上げで確認したいポイント

  • 味の素冷凍食品は家庭用冷凍食品を約5~8%改定
  • 一部では規格変更を伴う実質的な価格改定も実施
  • 東洋水産は生めん・チルド商品を約8~14%改定
  • 東洋水産の10月改定と7月の即席麺改定は別
  • 極洋は業務用冷凍食品が10月、市販用は9月改定
  • 2026年の加工食品値上げは年間6,961品目
  • 値段だけでなく内容量も確認する

まとめ|10月は冷凍食品・生めん・チルド食品にも値上げが広がる

2026年10月は3,153品目の飲食料品が値上げされ、加工食品にも価格改定が広がります。

味の素冷凍食品では10月1日納品分から家庭用冷凍食品を約5~8%価格改定。

一部の商品では規格変更を伴う実質的な価格改定も行われます。

東洋水産も同日から、一部を除く生めん・チルド商品を約8~14%引き上げます。

一方、同じ冷凍食品でも極洋の市販用商品は9月、業務用商品は10月と、実施時期が異なります。

「10月から冷凍食品が全部一律で○%上がる」というわけではありません。

普段購入している商品の価格だけでなく、内容量や改定時期も確認しながら選んでいきましょう。

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