【青空レストラン】今が旬のとうもろこし!その栄養や美味しい食べ方は?

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こんにちは、tekowaです。

今日の青空レストランでは、とうもろこしが取り上げられます。今の季節のとうもろこしは美味しいですよね!私はとうもろこしご飯が一番好きですが、皆さんはどうですか?

今回は今が旬のとうもろこしの栄養や美味しい食べ方、どんな植物なのかについて調べていきたいと思います。宜しければ御覧ください!

本日の青空レストランの予告編はこちら

とうもろこしとは?生態・特徴など

とうもろこしはイネ目 イネ科 トウモロコシ属の植物です。特に発芽してから実をつけ、種を残し枯れるというサイクルが一年以内に行われる「一年生植物」と呼ばれる仲間に属しています。

とうもろこしには雄花と雌花が別々にあります。実際には花はさきませんので、雄小穂(しょうすい)と雌小穂とも呼ばれます。雄花と雌花がひとつの株に成るため、雌雄同株(しゆうどうしゅ)という植物の仲間です。とうもろこし畑などでよく見かける、てっぺんにあるふさふさとしたススキの穂のような部分が雄蕊(おしべ)で、とうもろこしの実についている「ひげ」が雌蕊(めしべ)で、花柱とも呼ばれています。

とうもろこしは、生長すると2mもの高さまで育ちます。雌しべと雄しべがひとつの株にできるため、1株でも実をつけることはできますが、花粉が風に運ばれて受粉するため、たくさんのとうもろこしを育てるのが一般的です。とうもろこしはもともと南アメリカの熱帯地方という厳しい環境で栽培されていた植物なので、高温や乾燥した状態でも二酸化炭素を取り込める性質があります。また、厳しい環境で育ったため、稲や小麦よりも雑草に強い性質があるとも言われています。ただし、作物として長く栽培化されてきたため、現在では人の手無しに野生することはできません

【基礎知識】 – とうもろこし百科 (tomo100ka.net)

とうもろこしの品種

甘味種(スイートコーン)
一般的に食用として用いられ、「とうもろこし」と聞いた際に多くの人が思い浮かべるのがこのスイートコーンです。粒に含まれる糖分が多いため、甘みがあります。
とれたてをそのまま茹でるなどして食べられ、私たちに一番なじみ深い品種です。また、コーンスープやコーンフレークなどの加工食品用の材料にもなります。
さらに、イエロー種とバイカラー種に分けることができます。粒の色がすべて黄色いとうもろこしをイエロー種と呼びます。バイカラー種は「2つの色」という意味で、色が黄色い粒と、白い粒が混ざっているものです。粒の色が2色に分かれるのは黄色と白のとうもろこしが掛け合わされてできた品種だからです。
近年、生で食べられる品種も生まれており、甘さとみずみずしさ、その皮の柔らかさから、まるで果物のように食べられるとうもろこしとして注目を浴びています。

爆裂種(ポップコーン)
この爆裂種は粒の皮が非常に硬いのが特徴です。この皮が硬い特徴を利用したのが、スナック菓子の「ポップコーン」というわけです。とうもろこしを熱すると粒の中の水分が水蒸気となって膨張しますが、この爆裂種の皮が膨張する水蒸気の圧力に耐えて、程よいところで皮がやぶれ、はじけて開きます。

馬歯種(デントコーン)
主に乾燥させて、豚や牛、鳥など、家畜の飼料として使われている品種です。生長過程で糖分がデンプンに変わってしまうため、そのまま食べるのには向いていない品種ですが、とうもろこしのデンプンを取り出した「コーンスターチ」の原料として私たちの生活のいろいろな場面で役立っています。

硬粒種(フリントコーン)
加工して食用に、あるいは家畜用飼料や工業用の原料に使用される品種です。角状デンプンと呼ばれる硬いデンプンが粒の全体についているのが特徴です。メキシコ料理のタコス、トルティーヤにこの品種が使われます。爆裂種も、もともとはこの品種から生まれたものです。

もち種(ワキシーコーン)
粒の中に含まれるでんぷんにもち性があり、若いうちに収穫して蒸すと、モチモチとした食感があるのが特徴です。日本にも数種の在来種があり、白、黄色、黒、紫などの色の「もちとうもろこし」として食べられてきました。ワキシーコーンの名前の由来は、完熟させると粒の表面がツルツルになり、まるでワックスをかけたようだからということです。

軟粒種(ソフトコーン、フローアコーン)
粒の大部分がやわらかいデンプンで形作られていて、実がくだけやすく断面が粉状になるのが特徴のとうもろこしです。含まれているデンプンの多くがしなやかで濃度の薄いものであるフローアコーンは、粉にひきやすい品種とされています。南米の高原地帯で栽培されることが多い品種です。

ポッドコーン
粒のひとつひとつが、頴(えい)とよばれるころもに包まれている品種です。ゾウムシという害虫に強く、熱帯の環境での栽培に適しており、温度の低いところでも受粉することができるとうもろこしです。粒の上部にまで硬いデンプンが広がっていて、へこみがない粒になります。

ジャイアントコーン
食感がややボソボソとしていて、甘みが少ないとうもろこしですが、名前のとおり粒が大きい品種です。粒の大きさは2cmほどにも生長します。南米の高地の限られた地域でのみ栽培されており、日本での栽培は難しいとされています。油で揚げたおつまみや、ポン菓子として食べることが多いです。

【基礎知識】 – とうもろこし百科 (tomo100ka.net)

とうもろこしには様々な品種があることがわかりますね。今回は青空レストランで取り上げられるのは茹でて食べられる甘味種(スイートコーン)なのでここから先は甘味種(スイートコーン)について主に調べていきたいと思います。

とうもろこしの栄養

とうもろこしに含まれる主な栄養素には、炭水化物、タンパク質、リン、ビタミンB群があります。

それぞれの働きや効能をみていきましょう。

炭水化物
とうもろこしは炭水化物が豊富な野菜です。炭水化物と聞くと、糖質をイメージされることが多いですが、実際は、糖質と食物繊維を合わせたものをさします。

生のとうもろこし100g(1/3~1/4本)に含まれる糖質は12.5g、食物繊維は3.0gです。

参考までにご飯100gの糖質は38.1g、食物繊維は1.5gです。つまり、とうもろこしの糖質はご飯の半分以下であり、食物繊維はちょうど2倍含まれます。

このように、主食と比較するととうもろこしの糖質は少なめですが、同じ野菜で比較してみると、キャベツ100gの糖質は3.5g、食物繊維は1.8gですので、とうもろこしは野菜としてみると糖質が高めといえます。

なお、糖質は脳や身体を動かすエネルギー源として大切な栄養素です。一方で糖質を摂りすぎると、余分な糖質は中性脂肪として蓄えられ、肥満の原因となりますので注意しましょう。

また食物繊維は便通を促すほか、コレステロールを吸着して体の外に排出させる働きがあるため、血中のコレステロール値を低下させることが期待されます。

たんぱく質
とうもろこしは、意外にもたんぱく質が多く、100gあたり3.6g含まれています。ご飯100gに含まれるタンパク質は2.5gですので、ご飯より多くなります。

たんぱく質は、筋肉をはじめ、髪の毛や皮膚の構成成分となるほか、酵素やホルモンとして、物質の輸送や免疫など、私たちが生きていくために欠かせない栄養素です。

リン
とうもろこしは、リンも多く含まれており、100gあたり100㎎含まれています。

リンは体にとって必要なミネラルの一つであり、骨や歯の構成成分となるほか、細胞の膜や、エネルギーを作り出す化合物の構成要素として存在する栄養素です。

そんなリンですが、インスタント食品や加工食品などに含まれる食品添加物にも多い栄養素ですので、つい摂りすぎてしまうことがあるかもしれません。リンの摂りすぎは、カルシウムの吸収を阻害してしまいますので、食品添加物には注意したいですね。

ビタミンB
とうもろこしには、ビタミンB群のうち、特にビタミンB1とB2 が多く含まれています。

ビタミンB1は、とうもろこし100gあたり0.15mg含まれています。糖質をエネルギーに変えるときにビタミンB1が必要です。

一方ビタミンB2は、とうもろこし100gあたり0.10mg含まれており、エネルギーを産生するときにはたらくビタミンです。またビタミンB2は、皮膚や髪、粘膜の健康維持にも必要となります。

とうもろこしの栄養成分と効能~ダイエット中の注意点もポイント解説~ | H2株式会社 (health2sync.com)

とうもろこしの美味しい食べ方

とうもろこしといえば茹でで食べたり、BBQやお祭りの屋台で焼きとうもろこしではないでしょうか?定番以外の美味しい食べ方を見つけたのでご紹介したいと思います。

トウモロコシ農家さんに教わった一番美味しいトウモロコシの食べ方。
それは、5分蒸し。
蒸し器がなくても、簡単です。鍋に高さ5mmくらいの水を入れ、トウモロコシを並べたザルを鍋の中へ入れ、蓋をする。
沸騰してから5分。出来上がり。トウモロコシの太さによって時間を加減してください。
シャキッシャキッ!プリッ!ジューシー!食感最高!蒸しは茹でるよりも、栄養や美味しさが逃げず、時短で簡単です。ぜひお試しください。我が家はもう毎回この方法です。

こちらは、トウモロコシの素揚げです。オリーブオイルで素揚げをし、粉チーズとパセリと塩を振って。子供にも好評。おつまみにも好評。

トウモロコシ農家さんに教わった一番美味しいトウモロコシの食べ方。 | ベストレート保証【公式】岡山ひるぜん貸別荘ピーターパン 雪あかり&クリスマスコテージ (hiruzen-peterpan.com)

こちらはとうもろこし農家さんに教わった美味しい食べ方だそうです。私も美味しそうなので試してみたいなと思います。

私のオススメはなんと言ってもとうもろこしご飯。

芯を一緒に炊くことでとうもろこしの味が一層出ておいしいです。

甘くておいしい!とうもろこしごはん 作り方・レシピ | クラシル (kurashiru.com)

私は上記のレシピで作っています。夏になったら一度は作ってます!

まとめ

  • とうもろこしに含まれる主な栄養素には、炭水化物、タンパク質、リン、ビタミンB群がある。
  • とうもろこしの糖質はご飯の半分以下であり、食物繊維はちょうど2倍含まれる。
  • 食物繊維は便通を促すほか、コレステロールを吸着して体の外に排出させる働きがあるため、血中のコレステロール値を低下させることが期待される。
  • リンの摂りすぎは、カルシウムの吸収を阻害してしまうので、食品添加物には注意したい。
  • トウモロコシ農家さんに教わった一番美味しいトウモロコシの食べ方は、5分蒸し。
  • オリーブオイルで素揚げをし、粉チーズとパセリと塩を振ったとうもろこしの素揚げもオススメ
  • 芯を一緒に炊くとうもろこしご飯もオススメ。

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