安倍晋三元首相殺害の山上容疑者、生活困窮が原因で殺害決意!なぜ生活に困窮していたのか?

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こんにちは、tekowaです。

安倍晋三元首相が殺害されたのは衝撃的でしたね。その事件の犯人、山上容疑者について気になる情報があったので、記事にまとめてみました。よろしければお付き合いください。

安倍晋三元首相銃撃事件概要

安倍晋三銃撃事件(あべしんぞうじゅうげきじけん)は、2022年(令和4年)7月8日午前11時31分頃、奈良市内の近畿日本鉄道大和西大寺駅付近にて、元内閣総理大臣で衆議院議員の安倍晋三が銃撃され、死亡した事件です。

犯人はすぐに捕まり現行犯逮捕されました。犯人の山上徹也容疑者は無職で強い殺意があったと見られます。銃撃から1週間。様々なことがわかってきたようなので見ていきたいと思います。

安倍晋三元首相銃撃犯人について

では、この安倍晋三元首相銃撃事件の犯人、山上徹也容疑者はどんな人物でどんな生活をしていたのでしょうか?経歴や人物像をまとめたいと思います。

調べていくと、高校まで進学、大学は進学したものの中退という情報と、頭脳明晰ではあったものの生活困難なため進学せず、海自に入隊したと言われています。海自入隊後は3年間在籍し、その後は派遣社員として働いていましたが、22年5月15日付で退職していたようです。生活困窮していたようなのですが、その理由はなんだったのでしょうか?

山上容疑者が困窮していた理由

山上容疑者は調べていくと以下のような理由で困窮していたようです。

  1. 父親の自殺
  2. 母親の統一教会入信
  3. 実兄の病気・小児がんと自殺・山上容疑者の自殺未遂
  4. 海自入隊から現在

父親の自殺

山上容疑者の伯父によると、1984年に山上容疑者の実父が自殺しているそうです。これをきっかけに彼の人生の歯車は狂い始めてしまったようです。

母親の統一教会入信

山上容疑者の伯父によると、1984年に山上容疑者の父が自殺し、さらに長男(山上容疑者の兄)が小児がんになり、抗がん剤投与で右目を失明し、脳にも転移したことがきっかけで、統一教会に入信したそうです。山上容疑者の母親は、献金をし始め、自殺した容疑者の父親の生命保険金や不動産売却により、総額1億円以上の献金をしていたといいます。
この献金がきっかけで生活は困窮し、母親は自己破産もしているそうです。自己破産しても尚、献金は続けていたようです。

この統一教会とはどのような団体なのでしょうか?WIKIPEDIAより引用しました。長かったので一部引用となります。詳しくご覧になりたい方はこちらから

※統一教会とは
世界平和統一家庭連合(せかいへいわとういつかていれんごう、英語: Family Federation for World Peace and Unification、略称: 家庭連合、FFWPU)は、宗教法人である。旧名称は世界基督教統一神霊協会(せかいキリストきょうとういつしんれいきょうかい、英語: Holy Spirit Association for the Unification of World Christianity)、通称は統一教会(統一協会) (Unification Church) 。朝鮮半島のキリスト教の土壌から発生し、文鮮明によって1954年に韓国で創設された宗教右翼団体である。
開祖の文鮮明は「愛天、愛人、愛国」の教えを説き、日本の初代会長の久保木修己は「美しい国、日本の使命」の教えを説いた。
アメリカ合衆国下院調査小委員会の報告書では、朴正煕大統領の個人的な指示の下、韓国の政治的目的を達成する為にKCIA(大韓民国中央情報部)部長金鍾泌により設立されたとされている。
欧米ではカルト宗教とみなされており、韓国、日本、米国、ウクライナなどに拠点が存在する。多角的にビジネスを広げ巨大な資金力と国際的な政治力を持ち、韓国では財閥組織の扱いを受けているが、教団の運営資金源の7割は日本で社会問題となっている霊感商法などから捻出されたものである。70年代当時には「マインド・コントロール」の手法を確立し、その後の新興宗教勢力であるオウム真理教をはじめとするカルト的宗教団体が模倣していった
日本では安倍晋三元総理大臣の祖父、文鮮明の盟友であった自由民主党元総裁岸信介の時代から、反共産主義運動や右派運動などの保守政治、日本の右傾化の歴史に根深く関与してきた。

実兄の病気・小児がんと自殺・山上容疑者の自殺未遂

母親の統一教会入信のところでも触れましたが、容疑者の実兄は小児がんを患っていたそうです。小児がんで亡くなることはありませんでしたが、抗癌剤治療により右目は失明していたそうです。
その実兄が、母親が自分の病気の治療費よりも統一教会への献金を優先し、困窮状態が続いた事により絶望し自殺。支え合ってきた実兄が亡くなったことにより、山上容疑者は心の支えを失ったのでしょう。

実兄が自殺前に山上容疑者自身も自殺を図ったようです。2022年7月16日讀賣新聞オンラインの記事にこう書いてありました。
山上容疑者は後に、「献金で困窮した兄と妹に自分の生命保険金を渡そうと思った」と自殺しようとした理由を明かしたという。
兄妹に自分の保険金を渡そうと思うとは…相当困窮していたものと見られます。

海自入隊から現在

msnニュースより引用

大阪府内の人材派遣会社に登録し、京都府内の企業の倉庫で勤務していたが、「体調が優れない」などとして今年4月に退職を申し出た。5月15日に退社し、以降は収入はなかったという。

この記事からわかるように、5月16日以降は収入はなく、困窮していたようです。そして、困窮した原因は母親が統一教会へ多額の献金をしていたためですが、怒りは母親へは向かわず、統一教会へと向いていたようです。そして、安倍晋三元首相の祖父が開祖の文鮮明と盟友だったことから日本に統一教会が入ってきたようで、孫の安倍晋三元首相に強い殺意を覚えたようです。

まとめ

 安倍晋三元首相銃撃事件の犯人は、その素性がわかればわかるほど、悲しい過去を持っていることがわかりました。実父や実兄の死がなければ、彼の人生はもっと違ったものだったのかもしれません。また、実父が自殺したとしても母親が統一教会に入信し、多額の献金をしなければ山上容疑者は困窮せず、普通の当たり前の生活ができたのかもしれません。全ては事件が起こった後なのでタラレバの話になってしまいますが、何か1つでも山上容疑者に悲しい事件が起きなければ、このような悲惨な事件は起こらなかったのかもしれませんね。

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