ソロキャンプ人気でラシーンという車が人気、その火付け役は某アニメ。ラシーンの魅力とは?

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こんにちは、tekowaです。
毎日暑いですね。
我が家は暑がりさんだらけなので、エアコンフル稼働です。

ところで皆さんはラシーンという車を知っていますか?私は全く知らなかったのですが、夫が車好きで、最近中古車市場でよくみかけると聞き、その実態や人気の理由を調べてみようと思いました!

車について、スゴイ詳しいわけではありませんが、宜しければお付き合いください。

ラシーンはどんな車?

まずはラシーンという車を見ていきましょう。

ラシーンはこの写真の車です。どんな特徴の車なのかなどを見ていきたいと思います。

ラシーンの初代のデビュー

ラシーンはそもそもいつデビューしたのでしょうか?
モーターファンによると、初代のデビューは1994年12月のようです。その後、2000年5月までマイナーチェンジを繰り返しながら発売されていた車です。

ラシーンの特徴

ベストカーを引用させていただきました。

■ところでラシーンって、どんなクルマだっけ?
 ラシーンは7代目、※1B13型サニーの4WD用シャシーをベースに作られたコンパクトな※2クロスオーバーSUV。
 1993年の東京モーターショーに参考出品された試作車が好評を博し、翌1994年の12月に市販開始となった。
直線基調のデザインが特徴的なボディに納められるエンジンは、1.5Lのみでスタートし、1997年のマイチェン時に1.8Lが追加。
 1998年には2Lエンジンを搭載した「フォルザ」も登場した。駆動方式は全車4WDだ。
 現役当時から個性派で、存在感を発揮していたラシーン。

※1:B13型サニーはこんな車です。

※2:SUVとは、「Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)」の略で、日本では「多目的スポーツ車」と訳されます。わかりやすく言い換えると、どんなシーンにも対応できるスポーティなクルマです。 お買い物や送迎、旅行やアウトドアなど、目的を問わずに使える便利なクルマです。ワゴンやセダンのようにクルマの構造ではなく、SUVは用途による分類になります。
クロスオーバーは、どちらかといえば街乗りでの快適性を重視した都市型のSUVを指します。一般的に乗用車と同じモノコック構造を採用した、本格的なクロスカントリーを除いたSUVを「クロスオーバー」「クロスオーバーSUV」と呼んでいます。トヨタモビリティ東京で販売している車種であれば、都市型SUVの先駆けとして人気を博した「ハリアー」をはじめ、2017年度におけるSUV新車販売台数1位を獲得した「C-HR」、ハイブリッドコンパクトをベースにした「アクア・クロスオーバー」などが該当します。

ラシーンはなぜ中古車市場で売れているの?

調べていくと、発売当時はひどく売れたわけでもなく、2000年12月に生産中止となったラシーン。
なぜ今中古車市場で売れているのでしょうか?
それは、第一期が2018年1月~3月まで放送されたゆるキャン△というアニメがきっかけのようです。

このアニメは、こんなお話です。
引用:ゆるキャン△公式ホームページより

これは、ある冬の日の物語。
静岡から山梨に引っ越してきた女子高校生・なでしこは、“千円札の絵にもなっている富士山”を見るために自転車を走らせて本栖湖まで行ったものの、あいにく天気はくもり空。富士山も望めず、疲れ果てたなでしこはその場で眠りこけてしまう。目覚めてみるとすっかり夜。初めての場所で、帰り道もわからない。心細さに怯えるなでしこを救ったのは、1人キャンプ好きの女の子・リンだった。
冷えた身体を温めるために焚き火にあたる2人。
ぱちぱちと薪の爆ぜる音が、湖畔の静寂に沁み込んでいく。
焚き火を囲み、カレーめんをすすりながら会話するなでしことリン。
やがて2人が待ちに待った瞬間が訪れる。
「見えた……ふじさん……」
なでしことリン、2人の出会いから始まるアウトドア系ガールズストーリー。

一見関係の内容に思いますが、このアニメの中で、なでしこの姉、桜の運転している車がラシーンにそっくりなのです。このアニメはテレビドラマ化もされており、ここでも丸目にカスタムしたスカイブルーのラシーンが登場しています。アニメとドラマが放映されてから、ラシーン専門の中古車販売店には「ゆるキャン△仕様のラシーンに乗りたい!」という人が押し寄せ、丸目カスタムが飛ぶように売れているそうです。

ラシーンの魅力とは?

ラシーンはゆるキャン△の影響でスポットライトを浴びたことが大きいですが、他にも魅力はたくさんあるようです。

パイクカーの流れを汲んだデザインカー

80年代後半〜90年代の日産は「パイクカー」という先進的であったりレトロ調であったり、デザインにこだわったシーリーズの車を製造していました。Be-1、パオ、フィガロ、といった車がパイクカーにあたります。その流れを汲んでデザインされた車が「ラシーン」です。

ラシーンはパイクカーにカテゴライズされていませんが、当時の主流となりつつあった曲線系のボディとはかけ離れたカクカクしたフォルムや上下開閉式のバックドア、RVという新ジャンルへの挑戦など、パイクカーの流れを汲んで先進的な試みとしてつくられた車なのです。

そういった意味では日産が手掛けた最後のパイクカーと言えるかもしれません。

今でも色褪せないカクカクとしたボディライン

発売から20数年たっても愛される大きな理由はカクカクしたフォルムです。当時から女性にも人気があったこのデザイン。カッコよくも可愛くもあります。この絶妙な雰囲気が街でもアウトドアにもマッチ。

近年のアウトドアブームでますます注目を浴びています。名作は時代を超えるといいますが、ラシーンのデザインは今でも色あせずファンが多いですね!

シンプルながら洗練された内装

内装は結構シンプルですが、メーターは飛行機のコックピットをイメージしてデザインされていたり、ワーニングランプが12個並んでいたり、こだわりを垣間見れます。

ワーニングランプも四角。細部もカクカクしたトーンに合わせています。シートの柄は前期型がチェック柄、後期型が幾何学模様、限定版が羅針盤柄でそれぞれ異なります。

タイプ・グレードが14種類と豊富

大きなタイプは前期型・後期型に分かれますが他にもグレードによって14種類に分けられるそうです。

引用:ラシンラシンより

まとめ

  • ラシーン初代のデビューは1994年12月で、その後、2000年5月までマイナーチェンジを繰り返しながら発売されていた車
  • ラシーンはB13型サニーの4WD用シャシーをベースに作られたコンパクトなクロスオーバーSUV。
  • ゆるキャン△というアニメとドラマが放映されてから、ラシーン専門の中古車販売店には「ゆるキャン△仕様のラシーンに乗りたい!」という人が押し寄せ、丸目カスタムが飛ぶように売れている。
  • ラシーンは
    パイクカーの流れを汲んだデザインカー
    今でも色褪せないカクカクとしたボディライン
    シンプルながら洗練された内装
    タイプ・グレードが14種類と豊富
    という魅力がある。

ネオクラシックカーでありながら、沢山の魅力のあるラシーン。
ご興味のある方は中古車市場などで調べてみてはいかがですか?

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