こんにちは、tekowaです。今回はこれから旬を迎える空芯菜について調べてみました。
皆さんは空芯菜がどんな野菜か知っていますか?
私は農民市場のようなスーパーによく行くのですが、2~3年前に初めて目にして購入し、おすすめの食べ方で食べたのが初めてです。(そのスーパーでおすすめの食べ方を紹介してくれています。)何度か食べたことがあるのですが、どんな特徴のある野菜なのか気になって調べてみることにしました。
空芯菜とはどんな野菜?
クウシンサイ(空心菜)はヒルガオ科サツマイモ属の葉野菜で、標準和名(日本での名前)は「ヨウサイ」とされています。東南アジアが原産とされ、日本では沖縄でウンチェーバーやウンチェーと呼ばれ盛んに栽培されてきたそうです。
クウシンサイ(空心菜)という名前はもともと中国での呼び名で、茎の中が空洞になっている事から付けられた名前です。
若い葉と茎を食べる野菜で、シャキシャキとした食感のある茎と、少しヌメリを持つ葉が特徴です。中国以外にもタイやフィリピンなど東南アジアの色々な国やオーストラリアなどでは古くから親しまれてきた野菜の一つです。
◆名前がいっぱいあってややこしい
クウシンサイ(空心菜)は色々な名称があって、それぞれ別の野菜のようにも思いがちですが、同じ仲間です。
クウシンサイ(空心菜)→もともと中国での名称「コンシンツァイ」で、日本でも一般的な名称として定着しています。
ヨウサイ→標準和名。
アサガオナ(朝顔菜)→朝顔のような花を咲かせるからそう呼ばれてきたようです。
エンサイ→中国での別名「エンツァイ」が日本に伝わった呼び名。
ウンチェーバーやウンチェー→沖縄での名称
◆空心菜の特徴
空心菜の葉の形状は細長く、先が尖った矢じりの形をしています。栽培環境などによって葉はかなり細長い物からやや幅広タイプなど違いは出てくるようです。
旬の食材百科より引用させていただきました。
東南アジア原産の野菜で、日本だと沖縄で盛んに栽培されていたんですね。私は空芯菜という名前しか聞いたことがなかったのですが、空芯菜は実に多くの名前があり、面白い野菜ですね。みなさんは他の呼び名、聞いたことはありましたか?
空芯菜の栄養
空芯菜にはカルシウム、ビタミンA・B・C・E、β-カロテン、葉酸、鉄分、食物繊維、カリウムなどが含まれています。それぞれの栄養素は、ほうれん草の約2倍から4倍といわれています。
β‐カロテンやビタミンEが多く、どちらも油と一緒に炒めると吸収率が高まります。
ビタミンB1・B2も豊富なことから、糖質を効率よくエネルギーに変えて疲労回復効果も期待できます。
また、ミネラルも豊富に含まれ、鉄と葉酸の相乗効果で貧血予防に期待が出来ます。
ビタミン・ミネラルのみならず、豊富な食物繊維の力で、便通も整えてくれる優れものです。
日本educe食育総合研究所のホームページより引用させていただきました。
日本educe食育総合研究所のホームページによると、さらに空芯菜は栄養素はほうれん草と変わらず、むしろ含有量はほうれん草に勝るとも劣らないそうです。
しかも、ほうれん草のエグミの素となるシュウ酸を含んでいないためとっても食べやすい野菜なのだそうです。
空芯菜のおすすめの食べ方
先述の通り、空芯菜にはビタミンが多く含まれています。ビタミンAとEは特に油との相性がよく、その吸収性を高めるためには、油を使った炒め物がおすすめです。また、食感もシャキシャキとしておいしいです。
そのほかにも、空芯菜はアクが少ないのでサラダやスムージーなどの材料として、生で味わうことも可能です。
おすすめのレシピはこのサイトが参考になると思いますので空芯菜を食べる際には参考にしてみてください。
まとめ
空芯菜は
- 若い葉と茎を食べる野菜で、シャキシャキとした食感のある茎と、少しヌメリを持つ葉が特徴
- 名前がいっぱいあってややこしい(空芯菜、ヨウサイ、アサガオナ等)
- カルシウム、ビタミンA・B・C・E、β-カロテン、葉酸、鉄分、食物繊維、カリウムなどが含まれていて、それぞれの栄養素は、ほうれん草の約2倍から4倍といわれている
- β‐カロテンやビタミンEが多く、どちらも油と一緒に炒めると吸収率が高まる
- ビタミンB1・B2も豊富なことから、糖質を効率よくエネルギーに変えて疲労回復効果も期待できる
- ビタミン・ミネラルのみならず、豊富な食物繊維の力で、便通も整えてくれる優れもの
- ビタミンAとEは特に油との相性がよく、その吸収性を高めるためには、油を使った炒め物がおすすめ(食感もシャキシャキとしておいしい)
- アクが少ないのでサラダやスムージーなどの材料として、生で味わうことも可能
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