こんにちは、tekowaです。
だいぶ更新が滞ってしまいました。まだ私の体調が万全にならなくて、仕事と娘のお世話で精一杯になってしまいました…。
今回は、少し前になってしまいましたが、Twitterでこんな記事があがっていて気になっていたので、今回はまずてんかんという病気について調べてみることにしました。(猫の不思議な能力も気になったのですが(笑))
上のTwitterによると、てんかんの持病をもつ発信者さんが、まだ子供の頃、お風呂でてんかん発作を起こし、異変に気付いた当時の飼い猫さんが、ご家族を呼んだという内容です。猫ってこんな能力あるんだと感動したのですが、それと同時に、てんかん発作って私の身内にはいないのですがたまに職場の方のご家族や親族がてんかん発作を起こした話などもきくので、どんな症状なのか調べてみることにしました!
なるべく分かりやすく書いていきたいと思いますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
てんかんとはどんな病気?
てんかんは、突然意識を失って反応がなくなるなどの「てんかん発作」を繰り返し起こす病気ですが、その原因や症状は人により様々で、乳幼児から高齢者までどの年齢層でも発病する可能性があり、患者数も100人に1人と、誰もがかかる可能性のあるありふれた病気のひとつです。「てんかん発作」は、脳の一部の神経細胞が突然一時的に異常な電気活動(電気発射)を起こすことにより生じますが、脳のどの範囲で電気発射が起こるかにより様々な「発作症状」を示します。原因は様々で、脳腫瘍や頭部外傷後遺症などの明らかな原因がある場合は「症候性てんかん」、原因不明の場合は「特発性てんかん」と呼ばれます。治療は適切な抗てんかん薬を服用することで、60~70%の患者さんでは発作は抑制され通常の社会生活を支障なくおくれます。一方、抗てんかん薬では発作を抑えることができず、「難治性てんかん」として複数の抗てんかん薬の調整や外科治療などの専門的なてんかん治療を必要とする場合もあります。
どんなサインや症状が出るの?
「てんかん発作」の症状は、脳のどの範囲で異常な電気発射が起こるかにより多彩です。たとえば脳の一部で起こった場合(部分発作)では、光がチカチカ見える、手がピクピク動くなど、患者さん自身が感じられる様々な症状を示すことがあります。電気発射がさらに広がると、患者さん自身は発作の間意識がなくなり周囲の状況がわからない状態となります。一点を凝視して動作が止まって応答がなくなるなどの目立たない症状が出現します。電気発射が脳全体に広がると、全身のけいれん発作になります。
脳全体が一気に興奮する発作(全般発作)では、体の一部あるいは全体が一瞬ピクンと動くミオクロニー発作や、突然体の力が抜けバタンと倒れる脱力発作、ボーっとする欠神発作などの症状や、全身のけいれん発作が起きます。
診断と治療法は?
てんかんは、一旦診断されるとその後長期間服薬を必要とすることが多いため、初期診断で、本当にてんかんなのかどうか、ほかに治療が必要な原因はないのかを見極めたうえで、長期的な治療の見通しを立てることが大切です。てんかんの診断には何よりも発作症状がてんかん発作として矛盾しないのか、部分発作なのか全般発作なのかといった発作症状に関する問診を詳しく行うことが何よりも重要です。そのため、本人は勿論、発作を目撃した人からの情報も診察には重要です。問診以外にも脳波とMRI検査を行い、てんかんの診断と原因を確認することがあります。
発作で意識が消失することは、患者さんにとって社会生活上最も大きな障害となる症状で、事故にあう危険はもちろん、就労や就学、あるいは自動車運転などに際し大きなハンディキャップとなります。従っててんかんの治療は、てんかん発作の抑制、特に生活に支障を与える発作の回数をいかに減らせるかが主要な目標となります。具体的な治療方法としては、抗てんかん薬の調整が主ですが、自己判断で薬を中断しないことが、発作を防ぐうえで重要です。また、中には先に述べたとおり外科治療で完治を期待できる場合もあり、早期に適切な診断を行うことも大切なことです。
てんかんを持つ方への理解
てんかんをもつ人にとって、発作が起こっている時間は通常数秒から数分間にすぎないため、発作が起こっていないその他のほとんどの時間は普通の社会生活をおくることが可能です。従って、病気の特性を周囲の人がよく理解し、過剰に活動を制限せず能力を発揮する機会を摘み取ることのないよう配慮することも、てんかんをもつ人に対するケアを行う上で大切なポイントです。
またてんかんをもつ人は、小児では発達や就学、成人では就労や自動車運転、女性では妊娠と出産など、生活上のさまざまな問題に対する継続的なサポートを必要としています。また発作の止まらない患者さんでは、くりかえすてんかん発作による脳機能障害や心理・社会面の障害に対するケアも重要で、様々な福祉制度を活用することも求められます。
まとめ
いかがでしたか?
てんかんは、100人に1人という、意外と患者数の多い病気なんですね。
症例は多いですが、薬で上手く発作をコントロールできれば普段は日常生活に問題なく過ごせる病気です。
こういう病気は普段なんの問題なく生活されているので理解されないことも多いのですが、1度発作が起こると意識消失などによる事故が起こる可能性があります。もし、身近にてんかんの方がいる場合には周囲の方が理解するようにしましょう!
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