こんにちは、tekowaです。
今日は3/19放送の青空レストランで取り上げられるハナビラタケのことを知りたくて調べてみました。
ハナビラタケとは?
ハナビラタケは、日本各地や欧米などにも自生しているキノコの1種です。
とてもデリケートなキノコで、環境が整ったところでしか育たないため、 天然では主に標高1000m以上の 場所にあるカラマツやアカマツ等の針葉樹林に生息するとされ、 発生時期も一般的な秋のキノコ最盛期より やや早く、夏から秋口と限定的になります。 生育環境が他キノコと比較すると特徴的なことから、 天然ハナビラタケの目撃例は稀で、 「希少なキノコ」として知られています。
ハナビラタケの大きさは10cm~30cm程で、一般的なキノコのイメージカラーは茶色ですが、 はなびらたけは白色~薄黄色です。 その姿は白い花がふんわり咲いているようにキレイで、 名前の通り「花弁」のような、あるいは「白い珊瑚礁」のようです。
英語では「カリフラワーマッシュルーム」と呼ばれています。
キノコにはβグルカン※1という成分が含有されていますが、 ハナビラタケは最もβグルカンを含むキノコとされています。
※1 βグルカンとは…
キノコなどに多く含まれている成分です。免疫力強化やコレステロール値上昇抑制などの効果があり、多くの可能性を秘めている成分として現在でも研究が進められています。
β-グルカンの健康効果
◎免疫力を高める効果
◎ガンを抑制する効果
◎コレステロール値を下げる効果
◎腸内環境を整える効果
また、これまでの研究や臨床試験で、βグルカンでは説明できないような結果が確認されていたため、 2014年10月から株式会社インタートレード、学校法人東京女子医科大学、国立研究開発法人産業技術総合研究所が 一緒に行った研究、試験の結果、新しいカテゴリーの細胞活性「サイレントエストロゲン」※2が 含有されていることを発見しました。
※2 サイレントエストロゲンとは…
エストロゲンは女性ホルモンですから、サイレントエストロゲンとはサイレント「静かな」、 静かな女性ホルモンという意味です。 女性ホルモンであるエストロゲンには、女性らしい体をつくる他に、 骨を強くしたり肌のハリを維持したり、細胞の増殖を助ける働きがあります。 健康な場合は問題ありませんが、体調がすぐれなかったり、気が付かないところで体調に不良がある場合は、 プラスの効果がある反面、マイナスの作用となることもあります。
例えば大豆イソフラボンは1日の摂取量は30mgまでと指針が出ています。
取りすぎると乳がんや子宮体がんなどのリスクが上昇する恐れがあることが分かっています。
その点、ハナビラタケは細胞増殖させる機能なく、 エストロゲンの活性があるということが発見され、 これをサイレントエストロゲンと名付けています。
ハナビラタケにはβグルカンの免疫作用、サイレントエストロゲンのホルモン作用が体の中で相互作用することで、 体や肌に良い作用をもたらしていると考えています。
引用:
栽培の歴史
関東以北の亜高山帯でしか自生しないため、「幻のキノコ」と呼ばれる「ハナビラタケ」。確かなノウハウがない中、人工栽培に取り組み量産化に成功したのが、大井川電機製作所(島田市川根町)です。白い花びらのような見栄えで手ごろな価格なことから、今後はレストラン需要にとどまらず、家庭向けとしても注目されそうです。 同社の本業は、自動車照明部品の製造。1967(昭和42)年の創業後、国内の各自動車メーカーから前照灯やウインカーの製造を請け負ってきました。10年ほど前から旧来の電球から発光ダイオード(LED)への転換が進みました。本業の先細りを懸念した中河満社長が社員と考え出した新規事業が、県内ではほとんど知られていなかったハナビラタケの栽培と販売でした。
2015年に栽培の研究を開始。本社近くに借りた工場を栽培場とし、農家の助言も取り入れ、最適な栽培条件にたどり着くのに3年ほどかかりました。2018年12月に初出荷し、2019年3月には東京・豊洲市場や大田市場へ進出。態勢を強化した2019年は、2018年から倍増の毎週2000パックを生産しました。きのこ課の岡原和彦課長は「良いだしが出るので、鍋物や炊き込みご飯にもってこい」と胸を張っています。 本業で培った厳格な品質管理が、ハナビラタケの安定出荷を支えています。屋内の栽培場は温度・湿度・二酸化炭素濃度の三条件を徹底管理。さらに昼夜を人工的につくり出す照明操作が味を左右しています。中河社長は「自動車メーカーの厳しい監査を受けてきた、その名残です」と自負しています。 製品化した当初、販売のノウハウ不足に苦しみました。島田市内の道の駅に少量置いたところ、農産物営業代行業の大畑悠喜さんから「全国で売らせてほしい」と提言されたのが転機に。店頭販売は市内と近郊にとどめるが、遠方客のニーズに応えるため、6月から直営のオンライン通販を開始。10パック3200円(クール便送料込み)で提供します。 県内では徐々に広がりを見せ、浜松市北区三ケ日町の農家民宿カフェ「ココリン」では、夕食に「ハナビラタケコース」も用意されています。アートデザイナーの顔も持つ店主久米ゆきさんは、大井川電機製作所のホームページ制作を担当。PR冊子のモデルにも起用されました。4月下旬、新型コロナウイルスの影響で在庫過多の危機がありましたが、久米さんが「干しハナビラタケ」を発案してテスト販売したところ、たちまち人気商品になりました。カップ麺に加えてお湯をかけるだけでもいけるそうです。
どんな食感や味なの?どうな風に料理するのが一般的?
しっかり加熱してもコリコリした歯ごたえが残り、これが結構病みつきになるようです。
また、旨味があり上品な出汁もとれるため、スープなどにもよく合います。
和洋中どの料理にも合うので気負いせず好きなものに入れて食べると良いようです。
一般的には天ぷらやお味噌汁、さっとゆでてサラダに華やかさをプラスするのが多いようです!
まとめ
3月19日に取り上げられるハナビラタケ。とっても美味しそうで私も是非食べてみたくなりました。
まだ見たことはないのですが、近所に変わった野菜を置いているスーパーがあるので探してみたいと思います。また食べてみたらレポートしたいと思います。
- ハナビラタケは最もβグルカンを含み、サイレントエストロゲンが豊富に含まれている。
βグルカンには
◎免疫力を高める効果
◎ガンを抑制する効果
◎コレステロール値を下げる効果
◎腸内環境を整える効果
サイレントエストロゲンには
女性らしい体をつくる他に、 骨を強くしたり肌のハリを維持したり、細胞の増殖を助ける働きがある - 大井川電機製作所(島田市川根町)は本業の先細りを懸念した中河満社長が社員と考え出した新規事業として県内ではほとんど知られていなかったハナビラタケの栽培と販売を始めた
- 干しハナビラタケも美味
- しっかり加熱してもコリコリした歯ごたえが残り、旨味があり上品な出汁もとれるため、スープなどにもよく合う
- 和洋中どの料理にも合うので気負いせず好きなものに入れて食べると良い
- 一般的には天ぷらやお味噌汁、さっとゆでてサラダに華やかさをプラスするのが多い
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