
tekowaです。
毎年夏になると話題になる「課題図書」。 その中でも、近年注目されているのが「推薦図書」です。
でも……
- そもそも推薦図書ってなに?
- どうして“推薦”って必要なの?
- どうやって書いたらいいの?
今回は、そんな疑問に答えるべく、推薦図書の意味・書く理由・書き方の基本を分かりやすくまとめました。
推薦図書とは?課題図書との違い
推薦図書とは、「これ、おすすめだよ!」「みんなにも読んでほしいな」という気持ちを込めて、本を紹介する文章です。
感想文との大きな違いは、“自分の気持ちを誰かに伝えること”が目的になっている点です。
📘感想文と推薦文の違い
項目 | 読書感想文 | 推薦図書文 |
---|---|---|
目的 | 読んだ感想を深く表現する | 他の人に読んでほしい理由を伝える |
主な視点 | 自分自身の気づき・感情 | 読者にどう伝わるか |
文体 | 内省的・心の動き重視 | 紹介・説得・すすめる表現 |
なぜ“推薦する”という行為が大事なの?
推薦文を書くことには、実はたくさんの価値があります。
- ✅ 人に伝える言葉のトレーニングになる
- ✅ 本の要点を整理する力がつく
- ✅ 「誰かのために言葉を選ぶ」ことで共感力が育つ
- ✅ 自分の好きな本を「言語化」できるようになる
つまり、「読む力」だけじゃなく「伝える力」も育つのです。
学校や家庭、SNS、ブログなど、伝える場面がどんどん増えている現代で、この“他者目線の表現”はとても重要な学びになります。
誰が、誰に向けて書くの?
推薦図書のスタイルは、シチュエーションによって少しずつ変わります。
▼ 主なパターン
- ・子どもが友達やクラスに向けて書く
- ・保護者が他の親世代に向けて紹介
- ・図書館司書や先生が学年ごとに選書・推薦
- ・ブログやSNSで発信(アフィリエイト可)
どんな立場であっても、「どういう本なのか?」「なぜおすすめなのか?」をわかりやすく、具体的に伝えることがポイントです。
推薦文に必要な要素とは?
初心者でも書けるよう、基本的な要素を整理します。
- 本のタイトル・著者・出版社:まずは紹介から
- どんな話かをかんたんに:ネタバレは最小限に
- 気に入ったところ:どこに共感した? どこがおもしろい?
- なぜすすめたいのか:他の人に読んでほしい理由
- まとめのひとこと:「ぜひ読んでみてください!」など
上記は後のまとめ記事でテンプレ化する予定です◎
どんな本が推薦しやすいの?
2025年も、課題図書として多くの素敵な本が選ばれています。
次の記事では、学年別にわかれた2025年の推薦図書ラインナップを一挙紹介します。 「どれから読もう?」と迷っている方のために、それぞれの魅力を“ざっくり”つかめる内容です!
さらに、そのあとで1冊ずつピックアップし、書き方のポイントとテンプレをわかりやすくご紹介していきます📚✨
まとめ|“伝える力”を育てる第一歩
推薦図書は、「自分が読んでよかった本」を「誰かにも読んでもらいたい」と思う気持ちをカタチにするものです。
読むことと、書くこと。 それをつなげる“伝える”という第三の力を、推薦図書という形式で楽しく学んでいきましょう。
次回は【2025年 推薦図書をフェーズ別に一挙紹介!】 どんな本があるか、まずは全体を把握してからスタートしてみよう!
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