
tekowaです。
暑中見舞いと残暑見舞いの違い、ちゃんと説明できますか?「暑中見舞い」は夏の最盛期に、「残暑見舞い」は残暑の時期に送るもの。でも、この切り替わりのタイミング、それが「立秋」という暦上の節目です。
立秋とは?2025年は8月7日
二十四節気のひとつ「立秋」は、暦の上では秋の始まりを示す日。2025年の立秋は、8月7日(木)です0。
立秋を境に、「暑中見舞い」から「残暑見舞い」へのマナー上の切り替えが求められます。
暑中見舞いを出す時期はいつ?
暑中見舞いは、一般的に小暑(7月7日頃)〜立秋の前日(8月6日)までに出すのがマナーとされます1。
2025年の場合、暑中見舞いは7月7日以降〜8月6日までに届くように送るのが目安です2。
残暑見舞いはいつまでOK?
立秋(8月7日)以降は「残暑見舞い」の時期となります。暑さが続く限り、特に8月末頃までに届くように送るのが一般的です3。
明確な期限はありませんが、「処暑(9月7日頃)」までに送るのが目安とされています4。
切り替えの目安まとめ(2025年版)
- ☀️ 暑中見舞い:7月7日頃〜8月6日までに届くように送ること
- 🍂 残暑見舞い:8月7日(立秋)以降に届くように送ること
- ⏳ 遅くとも8月末、できれば処暑(9月7日頃)までには送るのがマナー
文例や表現も切り替えよう
暑中見舞いでは「暑中お見舞い申し上げます」や「猛暑の折、お元気でいらっしゃいますか」などが定番です。
一方、残暑見舞いでは「残暑お見舞い申し上げます」「立秋とは名のみの暑さが続いておりますが」など、暦と体感のズレを意識した表現が好まれます5。
手紙やハガキの構成ポイント
- 見出し:「暑中お見舞い申し上げます」 or 「残暑お見舞い申し上げます」
- 時候のあいさつ:季節感と相手への思いやりを込める
- 近況報告 or 差し入れや予定など
- 結びの言葉:「ご自愛ください」など
- 日付:暑中=「盛夏」、残暑=「立秋」「晩夏」「秋暑」など表現可6。
喪中でも暑中・残暑見舞いは送っていい?
暑中見舞い・残暑見舞いは年賀状とは異なり、挨拶状かつ安否や健康を気遣う文書なので、喪中の方にも送って差し支えないとされています。ただし文面やデザインには配慮を忘れずに7。
2025年・お盆や季節感との関係性
立秋(8月7日)は、お盆期間(8月13日〜16日)より前。つまり、お盆に送る挨拶状は残暑見舞いであることが正式です。
たとえば、「お盆に帰省します」といった内容のはがきは、暑中見舞いではなく、残暑見舞いとして〆るのが正しい季節のマナーです。
送るタイミングの具体的な目安(カレンダー)
時期 | 名称 | 送付タイミング |
---|---|---|
7/7〜8/6 | 暑中見舞い | この期間中に届くよう送付 |
8/7(立秋)以降 | 残暑見舞い | 〜8月末、遅くとも9/7頃までに届くよう送付 |
まとめ|暦を味方にした季節のあいさつ
暑中見舞いと残暑見舞いの切り替えは、8月7日(2025年の立秋)がポイントです。体感より暦を優先して、正しい名称と表現で挨拶状を送れば、相手に伝わる丁寧さが生まれます。
暑さが続いても、「気遣い」「思いやり」を込めたひと言が、受け取る人の気持ちを和らげる。季節と寄り添うマナーとして、ぜひ心を込めて活用してみてください。
コメント