レモンやレモン味の物はなぜ今人気?

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こんにちは、tekowaです。今、日本ではレモンやレモンサワーが人気ですね。なぜ日本で、こんなにレモンが人気なのでしょうか?レモンにはどんな効果があるのか、調べていきたいと思います!レモンが好きな方、どんな効果が期待できるのか気になっている方、是非ご覧下さい。

レモンとは

レモン(檸檬、レモン(檸檬、英語: lemon、学名: Citrus limon)は、ミカン科ミカン属の常緑低木、またはその果実のこと。柑橘類の一つであり、中でも主に酸味や香りを楽しむ、いわゆる香酸柑橘類に属する。

となっています。

香酸柑橘類って何?

補足します。
香酸柑橘類とはそもそも何なのでしょうか?調べてみました。

一般的なみかん類とは違って酸味が強く、生食にむかない柑橘類を「香酸柑橘(こうさんかんきつ)」といいます。代表的なものが「レモン」や「ゆず」、「ライム」などです。これらは香りがよいため、果汁をしぼって調味料に加えたり、ジュースなどに利用します。

これらは全て香りが良くて、料理にぎゅっと一搾りすると味が引き締まっておいしいですよね!

それでは具体的にレモンに含まれる成分やその効能を見ていきましょう!

レモンの栄養成分

レモンは冬が旬のみかんやポンカンなどと違い、香りや酸味を料理に加えてアクセントをつける形に使用することがわかりました。

それでは、レモンには具体的にどのような栄養があるのでしょうか?
カロリー等の一般的によく聞くものから、栄養について興味がないと聞き慣れないものまでありますが、レモンにはこんな栄養があります。
これは全果、果汁ともに100gに含まれる栄養です。

ビタミン

ミネラル

これらを少しわかりにくいかもしれませんが、以下の表、主な栄養素の食事摂取基準と見比べてみました。

まず特筆すべきはビタミンCでしょう。果実まるごとなら100g食べれば一日の摂取基準量が摂れてしまうわけです。果汁だけでも200g摂れば一日分です!
後でビタミンCの働き等はまとめていきますので、まずは他の栄養素を見ていきましょう!

葉酸と食物繊維も多く含まれています。葉酸はビタミンB12とともに作用し、貧血を予防する効果があります。
ビタミンB12は今回の表にはありませんが、ビタミンBはビタミンB群と言われ、いくつか種類がある、ということだけ書いておきます。
食物繊維は全果に豊富ですね。お料理に果汁をギュッと一搾りも美味しいですが、たまには丸ごとジャム等にして食べるのも良さそうですね!

また、この表にはないのですが、他にもクエン酸という有機酸や香り成分のリモネンが含まれています。

次にいくつか挙げた栄養素について、どのような働きがあるのかについてお話したいと思います。

ビタミンC

ビタミンCはアスコルビン酸とも呼ばれる水溶性ビタミンの一つで、人体の中では作ることが出来ないため、食事などによって外部から摂取しなければならない栄養素です。水溶性であることに加え、熱や中性、アルカリにも弱い栄養素です。

働き

  1. ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。
    皆さん知っての通り、コラーゲンは美肌を保つために大切なタンパク質です。
  2. 老化やがんの原因とも言われている活性酸素を自らが酸化される事で、
    身体を酸化から守る働きがあります。
  3. 白血球の免疫力を高める働きがあります。
    これにより、風邪やウイルスに対する抵抗力が高まります
  4. 副腎皮質ホルモンの生成を促す働きがあります。
    精神的なストレスだけではなく、痛みや暑さ寒さといった外的なストレスに耐える力となります。
  5. まだ治験段階ではあるようですが、抗癌作用があるという学会での発表もされています。
  6. メラニンの生成を抑える働きがあります。
  7. 鉄分の吸収を助ける働きがあります。

欠乏症

  1. 免疫力が弱くなり、風邪などを引きやすくなります
  2. 肌荒れやシミなどが出来やすくなります。
  3. 歯茎から出血しやすくなります。
    ひどくなると、壊血病という、皮膚などからも出血したり、関節痛などを起こしてしまいます
  4.  動脈硬化などの生活習慣病にかかりやすくなります。
  5.  子供の場合成長が止まり、大人は老化が進んでしまいます

葉酸

働き

  1. 葉酸はビタミンB群の水溶性のビタミンです。
    ビタミンB12とともに赤血球を作るので「造血のビタミン」ともいわれています。
  2. DNAやRNAなどの核酸やタンパク質の合成を促進し、細胞の生産や再生を助けます
    特に胎児の正常な発育にとって重要な栄養素であり、女性は妊娠前から産後にかけて摂取することが推奨されています。
  3. 葉酸は人体の成長に必要な栄養素です。
    DNAの合成を促進して、赤血球の生成や多くの生体機能に関わっているため、女性に限らずすべての人に重要な栄養素といえます。
  4. 最近の研究によって、虚血性心疾患のリスク低下に葉酸が関与していることが示唆されました。
  5. 葉酸やビタミンB6、ビタミンB12には、代謝を促進する酵素を補う役割があります。

欠乏すると…

  • 葉酸や代謝を促進する酵素を補う役割がある酵素が不足すると肝臓の代謝が滞り、血中のホモシステイン量が上昇します。
  • ホモシステインには、血小板を凝集させたり、血管を広げにくくしたりする作用があるため、血中に増えすぎると動脈硬化を招きやすくなります

食物繊維

食物繊維は「ヒトの消化酵素で分解されない食物中の総体」と定義されています。
水に溶ける水溶性食物繊維と、溶けない不溶性食物繊維とに大別されます。

働き

  1. 水溶性食物繊維も不溶性食物繊維もどちらも体内には吸収されません。
    しかし、健康のためには重要な役割をしており、第六の栄養素ともいわれ注目されています。
  2. 水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、水に溶けるとゼリー状になります。
    小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。
    コレステロールを吸着し体外に排出することで血中のコレステロール値も低下させます。
    ナトリウムを排出する効果もあるので、高血圧を予防する効果もあります。
    食物繊維は低カロリーで肥満の予防にもなるので糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化など、さまざまな生活習慣病の予防に効果があります
  3. 水に溶けにくい不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の容積を増やします
    便が増えると、大腸が刺激され、排便がスムーズになります
    また、有害物質を吸着させて、便と一緒に体の外に排出するため、腸をきれいにして大腸がんのリスクを減らしてくれます
  4. どちらの食物繊維も大腸内の細菌により発酵・分解され、ビフィズス菌などの善玉腸内細菌の餌になるため、善玉菌が増え、腸内環境が改善されます。

クエン酸

クエン酸は「酸」とつくことからわかるように酸味のもとになる成分です。

働き

  1. クエン酸は糖質やたんぱく質などをエネルギーとして、効率良く燃焼させる効果があるとされています。
  2. クエン酸には疲労回復や筋肉疲労を軽減する効果などが期待できます。
  3. 多くの細胞で、クエン酸回路というクエン酸を主に使ったエネルギーの産生が行われており、体を動かすために必要不可欠なエネルギーを作り出しています。

リモネン

リモネンはレモンのフレッシュな良い香りのもとになっている成分です。

働き

  • リラックス効果や血行促進効果などが期待されています。


リラックスしたい時に、レモンの香りを楽しみたいですね!

まとめ

レモンにはたくさんの栄養素が含まれていることがわかりました。

  • ビタミンCが豊富なので風邪やウイルスに対する抵抗力が高まり、副腎皮質ホルモンの生成を促す働きがあるので、ストレスに耐える力が高まる。
  • ビタミンCの鉄分の吸収を助ける働きと、葉酸のビタミンB12とともに赤血球を作る働きにより貧血予防になる!(但し鉄分の多く含まれる食品も一緒に摂ること)
  • クエン酸は体を動かすために必要不可欠なエネルギーを作り出している。
  • 香り成分リモネンはリラックス効果や血行促進効果などが期待されている。

つまり、現代のストレス社会のストレスへの忍耐力の増進や、新型コロナ等の感染症への抵抗力を高めることができる!

他にもアンチエイジングや抗癌作用、生活習慣病の予防や、腸内環境の改善をしてくれる食物繊維も豊富なので是非積極的にレモンを摂っていきたいですね!

レモンは私はポッカレモン等の果汁で料理に使うことはありますが、果実丸ごとはあまり使っていませんでした。

レモンやレモン味の食べ物や飲み物が巷で人気なのは、日本人が無意識に求めた結果なのかもしれませんね!

今回はレモンの栄養や効果について調べてみました。レモンは海外からの輸入物が多く、農薬が大量に噴霧されているものも多いので次は安全にレモンを食べる方法と美味しい料理を紹介しようと思います。次回も宜しければ御覧ください。

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