
tekowaです。
災害時、食料や水の確保と同じくらい大切なのが衛生管理と健康維持です。
避難所や車中泊など、人が密集した環境では感染症や体調不良が起きやすくなります。 特に高齢者・乳幼児・持病のある人は、環境の変化で健康を崩しやすくなります。
この記事では、災害時にできる衛生管理の工夫と、健康を守るためのポイントを解説します。
☑︎ 衛生管理の基本
1. 手洗い・消毒
- ☑︎ アルコール消毒液を常備
- ☑︎ 水が使えないときはウェットティッシュや手指用シート
- ☑︎ 調理前・食事前・トイレ後は必ず手を清潔に
2. トイレ環境
- ☑︎ 簡易トイレ・携帯トイレを用意
- ☑︎ 消臭袋や凝固剤を活用
- ☑︎ 使用後はしっかり密封して処分
3. 衣類と寝具
- ☑︎ 下着や靴下はこまめに交換
- ☑︎ 汗や湿気は体温低下や皮膚トラブルの原因に
☑︎ 感染症を防ぐための工夫
- ☑︎ マスクを常備(布製+使い捨て両方)
- ☑︎ 咳やくしゃみはハンカチ・マスクでカバー
- ☑︎ 発熱・下痢・嘔吐の症状がある人は隔離
- ☑︎ 体温計で体調チェックを習慣化
☑︎ 水の使い方を工夫する
- ☑︎ 飲料用と生活用の水を分ける
- ☑︎ 生活用水は風呂水や雨水をろ過して使用することも可能
- ☑︎ 口をゆすぐだけでも口腔内の衛生を保てる
☑︎ 健康維持のための行動
1. 栄養バランス
- ☑︎ 主食・主菜・副菜を意識して食べる
- ☑︎ 缶詰やレトルトでも野菜・たんぱく質を補う
2. 体を動かす
- ☑︎ 避難所内でも軽いストレッチ
- ☑︎ エコノミークラス症候群予防のため足首運動
3. 睡眠と休養
- ☑︎ 耳栓やアイマスクで安眠環境を作る
- ☑︎ 短時間でも横になる時間を確保
☑︎ 子ども・高齢者の健康管理
■ 子ども
- ☑︎ 衛生的なおやつや飲料を確保
- ☑︎ 遊びや会話でストレス軽減
■ 高齢者
- ☑︎ 服薬スケジュールを守る
- ☑︎ 嚥下しやすい食事や水分を用意
まとめ:衛生と健康は災害時の“見えない命綱”
災害時は衛生環境が悪化しやすく、それが健康被害につながります。 清潔と健康を守る行動は、命を守る行動そのものです。
今日から少しずつ、非常時にも続けられる衛生習慣を家族で話し合っておきましょう。
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