非常時のごはん、どうやって食べる?|備蓄・調理・安心の工夫

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tekowaです。

災害時、「何を食べるか」「どうやって作るか」は命にかかわる大問題。

停電して、冷蔵庫が使えない。 断水して、水も火も使えない。 スーパーが空っぽで、買い物もできない。

そんな状況でも、安心して過ごすために必要なのが“非常時の食の備え”です。

この記事では、最新の防災食から、家でできるローリングストック、調理法の工夫まで、 家庭でもすぐに役立つ防災食の基本とコツを紹介します!


「防災食」ってなに?

防災食とは、災害時に備えて保存しておく、長期保存ができる食べ物のことです。

昔ながらの「乾パン」だけでなく、今はすごい!

  • ☑︎ お湯 or 水で食べられるごはん
  • ☑︎ レトルトカレーやおかず
  • ☑︎ アレルギー対応食
  • ☑︎ 和洋中バラエティ豊かなメニュー

しかも、味も本格的でおいしいものがどんどん増えています。


非常時に必要な食の備えとは?

☑︎ 保存期間が長い

多くの防災食は5年〜7年保存可能。賞味期限をカレンダーに記録しておこう。

☑︎ 水やお湯がなくても食べられる

そのまま食べられるパン、ゼリー、お菓子なども重要。

☑︎ アレルギー・乳幼児・高齢者に対応している

家族の体質・年齢・噛む力に合わせた備えが大事。


家庭でできる「ローリングストック」ってなに?

「ローリングストック」とは、普段の食事に使う食品を少し多めに買っておき、使った分だけ補充していく備蓄法です。

  • ☑︎ 賞味期限の管理がしやすい
  • ☑︎ 非常食がムダにならない
  • ☑︎ 食べ慣れた味でストレスが少ない

たとえば、レトルトごはん・カレー・缶詰・カップスープなど、普段も食べるものを備蓄に加えるとOK!


調理法の工夫①|「ポリ袋調理」って知ってる?

火が使える状況なら、「ポリ袋調理」がとても便利!

準備するもの:

  • ☑︎ 高密度ポリエチレンの袋(アイラップなど)
  • ☑︎ 鍋+水
  • ☑︎ 食材(ごはん・卵・野菜など)

作り方は簡単:

  1. ① 食材と調味料をポリ袋に入れて空気を抜いて結ぶ
  2. ② 鍋に水を張り、袋ごと湯せんで20〜30分加熱

→ ごはん・おかゆ・煮物・オムレツなどが袋のまま完成! 洗い物も少なく、衛生的◎


調理法の工夫②|「お皿を洗わず食べる」方法

断水時に困るのが「洗い物」。そんな時は、次のような工夫を!

  • ☑︎ 紙皿+ラップを巻いて使う
  • ☑︎ 使い捨てスプーン・フォークを用意
  • ☑︎ 汁気のある料理は袋のまま食べる

食べ終わったら袋ごと処分できるから、ゴミの分別もラク。


子ども・高齢者・アレルギー対応の備蓄ポイント

👶 乳幼児がいる家庭

  • ☑︎ 液体ミルク(哺乳瓶不要タイプが便利)
  • ☑︎ ベビーフード(パウチ・瓶)
  • ☑︎ アレルゲンフリーのせんべい・ビスケット

👵 高齢者がいる家庭

  • ☑︎ 噛みやすい・飲み込みやすい食事
  • ☑︎ レトルトのおかゆ・スープ
  • ☑︎ 食欲がない時の栄養ゼリー

🌾 アレルギーのある人

  • ☑︎ 卵・乳・小麦など不使用の食品
  • ☑︎ アレルギー対応の非常食セットも販売中

水の備蓄、足りてる?

食事には「飲む水」以外にも、調理・歯みがき・手洗いなどで意外と水を使います。

✔ 目安は「1人1日3リットル」 × 3日分 つまり、家族4人なら36リットル!

ペットボトルの水・ウォータータンク・給水袋など、場所をとらずに備えられる方法を検討しておきましょう。


買っておくだけじゃ不安…試してみよう!

✔ 非常食の味、実際に食べたことある? ✔ ポリ袋調理、本当にできる? ✔ 水の量、十分だった?

災害が来てから「初めて使う」では遅いかも。

年に1回「防災ごはんデー」を作って、実際に調理・試食してみると、家族みんなで防災を体感できます。


まとめ|備える食は「家族の安心」

災害時、「おいしいごはん」があるだけで、心が落ち着きます。

それはただの食事ではなく、安心・体力・心の支えになるものだから。

☑︎ 普段食べている物を多めに備蓄 ☑︎ 加熱不要で食べられる物をそろえる ☑︎ 食べる方法もあらかじめ試しておく

「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」まで考えて備える── それが防災食の本当の役割です。

次回は第5回:『乳児・高齢者のための備え、できてる?』 家庭ごとの備えの違いにフォーカスしていきます!

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