
tekowaです。
「防災バック、用意してあるから大丈夫」──そう思ってる人、ちょっと待って!
その中身、今のあなたや家族に本当に必要なものが入っていますか? 賞味期限、切れていませんか?
この記事では、家庭に1つは必ず備えておきたい“防災バック”の中身を、 誰でもすぐに見直せるチェックリスト形式で紹介します。
防災バックって何のためにあるの?
防災バックとは、地震・台風・火災などの災害が発生したとき、命を守るためにすぐに持ち出す荷物のことです。
基本的には「避難所に行くまでの最低限の備え」を想定して、 発災から1日〜3日分程度の必需品を入れておくのが基本です。
✔ 夜中に地震が起きた
✔ 家にいられなくなった
✔ 停電・断水でしばらく生活ができない
こんなとき、すぐに使える防災グッズがひとつにまとまっていると、安心して避難行動が取れます。
防災バックは「1人1つ」が基本!
家族で1つじゃダメなの?と思いがちですが、家族全員分を1つのリュックに詰めるのは現実的ではありません。
- ☑︎ 背負えないほど重くなる
- ☑︎ 避難時に全員分を運べない
- ☑︎ 子どもや高齢者にも必要な物が違う
そのため、大人はそれぞれ1つずつ、 子どもには子ども用に軽めのリュックを用意するのが理想です。
防災バックに入れるべき中身【基本セット】
ではさっそく、防災バックの中に入れておくべきものを、カテゴリ別にチェックしていきましょう!
🧾 生活必需品
- ☑︎ 飲料水(500ml × 数本)
- ☑︎ 非常食(カンパン・栄養バー・レトルト)
- ☑︎ 懐中電灯+予備電池
- ☑︎ モバイルバッテリー
- ☑︎ 簡易トイレ
- ☑︎ ビニール袋・ラップ・軍手
🩹 衛生・ケア用品
- ☑︎ マスク
- ☑︎ 消毒用アルコール
- ☑︎ 絆創膏・ガーゼ・常備薬
- ☑︎ ウェットティッシュ・タオル
- ☑︎ 生理用品(女性用)
👕 衣類・寒さ対策
- ☑︎ 下着・靴下(1〜2セット)
- ☑︎ タオル・バスタオル
- ☑︎ レインコート or ポンチョ
- ☑︎ ブランケット or アルミシート
📝 情報・連絡手段
- ☑︎ ホイッスル(助けを呼ぶため)
- ☑︎ メモ帳・ペン
- ☑︎ 現金(小銭含む)
- ☑︎ 保険証や身分証のコピー
家族構成別の追加アイテム
👶 乳児がいる家庭
- ☑︎ 粉ミルク or 液体ミルク
- ☑︎ 哺乳瓶・おしりふき
- ☑︎ おむつ・着替え
- ☑︎ ベビー用の離乳食
👵 高齢者がいる家庭
- ☑︎ 常備薬・処方箋
- ☑︎ 入れ歯洗浄剤・保湿剤
- ☑︎ 歩行補助具(折りたたみ杖など)
- ☑︎ 補聴器+電池
🐶 ペットがいる家庭
- ☑︎ ペットフード(3日分)
- ☑︎ ケージ or クレート
- ☑︎ トイレシート・リード
見直しは「年に2回」が基本!
✔ 食料・水・電池には消費期限があります ✔ 子どもの成長や季節に合わせて中身を調整する必要があります
そのため、防災の日(9月)と新学期前(3月)など、年2回は見直しタイミングにすると習慣化しやすいです。
置き場所は「玄関近く」が鉄則
防災バックは、「すぐに持ち出せる場所」に置いておくことが大事です。
- ☑︎ 玄関付近(靴のそば)
- ☑︎ クローゼット下段(1番取り出しやすい場所)
- ☑︎ 寝室(夜間の地震に備えて)
押し入れの奥や納戸にしまい込んだら意味がないので要注意!
まとめ|防災バックは「自分と家族の命を守る装備」
災害は、いつどこで起こるかわかりません。
だからこそ、「準備しておくこと」自体が命を守る第一歩なんです。
・必要な物は揃っているか? ・今の家族構成に合っているか? ・取り出せる場所にあるか?
今すぐチェックして、防災の日をきっかけに、安心を備えておきましょう。
次回は📡『災害時の食、どうする?』! 備蓄・調理・家族構成に応じた工夫を紹介します!
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