tekowaです。
「水がなければ、生きられない」
2025年中学生向け課題図書『スラムに水は流れない』は、 フィリピンのスラム街で暮らす少年を主人公に、 水不足と貧困、そして希望を描く社会派小説です。
身近な「水」という存在が、 ある地域ではどれほど貴重で、命に直結しているかを教えてくれます。
本の情報
- タイトル：スラムに水は流れない
- 作：アナベス・マロンド
- 訳：くぼたのぞみ
- 出版社：福音館書店
- 対象：中学生
あらすじ（かんたん）
フィリピンのスラム街に暮らす少年・エンリコ。 彼の一日は、水汲みから始まります。 しかし、給水所は遠く、水は高価で、すぐに汚れてしまう。
家族や友人と助け合いながら、 彼は「水のある未来」を夢見て行動を起こします。
小さな一歩から始まる希望の物語は、 現実の厳しさと、それでも生きる力強さを伝えます。
この本の魅力ポイント
- ☑︎ 世界の水問題を、子ども目線でわかりやすく描いている
- ☑︎ 困難の中でも諦めない主人公の姿に勇気づけられる
- ☑︎ 社会問題への関心を高めるきっかけになる
読後に考えたいこと
水は当たり前にあるものではなく、 地域や環境によっては命を左右する貴重な資源です。
『スラムに水は流れない』は、 日常の「当たり前」を見直すきっかけになります。
こんな人におすすめ！
- ・社会問題や環境問題に興味がある人
- ・世界の暮らしを知りたい人
- ・心に残る感動作を読みたい人
推薦文テンプレート（例文）
▼ 構成（3パート）
- ① どんなお話だったか（水不足と貧困）
- ② 心に残ったことばや場面
- ③ なぜすすめたいか
▼ 例文
『スラムに水は流れない』は、フィリピンのスラムで暮らす少年が、 水を求めて奮闘するお話です。 わたしは、水をくむために何時間も歩く場面が心に残りました。 この本をよんで、水の大切さと感謝の気持ちを学びました。 だから、この本をおすすめします。
まとめ｜水は命そのもの
『スラムに水は流れない』は、 世界に存在する水問題と、それに立ち向かう人々の強さを描きます。
自分の暮らしを見つめ直すきっかけになる一冊です。
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