『ともだち』|ふたりの世界に“もうひとり”が加わったとき、心はどう動く?

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tekowaです。

「ともだち」って、なに? いっしょにいるだけでうれしい存在。だけど、そこに“もうひとり”が加わったら──?

2025年小学校低学年向け推薦図書『ともだち』は、ふたりの男の子の仲に、もうひとりの子が入ってくることで生まれる微妙な心の動きを、繊細に描いた絵本です。

今回はこの作品の見どころと、子どもでも書きやすい推薦文テンプレートをご紹介します。


本の情報

  • タイトル:ともだち
  • 作:リンダ・サラ
  • 絵:ベンジー・デイヴィス
  • 訳:横山和江
  • 出版社:評論社
  • 対象学年:小学校1〜2年生

ともだち


あらすじ(かんたん)

ふたりの男の子は、空き地でいっしょに遊ぶ“いつもの友だち”。 秘密基地をつくったり、いろんな想像をしたりして、楽しい時間をすごしています。

ところが、ある日── もうひとり、見知らぬ子があそびにくる。

うれしい? ちょっとイヤ? どうしたらいいかわからない気持ち。

“ともだち”ってなんだろう?を、 子ども自身の目線で考えさせてくれる、心あたたまるお話です。


この本のポイントはココ!

  • ✅ 子ども特有の「関係性のゆらぎ」がテーマ
  • ✅ 入ってくる第三者にどう向き合うか、悩む心がリアル
  • ✅ 最後に“ともだちっていいな”と思えるやさしいラスト

ふたりだけの世界に“第三者”が加わる瞬間。 喜び・戸惑い・ちょっとしたヤキモチ。 子どもたちが自然に経験する心の動きを、丁寧に描いています。


こんな子におすすめしたい!

  • ・新しい友だちができたけれど、まだうまくなじめていない子
  • ・親友とグループの間でモヤモヤを感じている子
  • ・「ともだち」ってなに?を改めて考えてみたい子

学校生活の中で人間関係に少し悩み始めた子にも、そっと寄り添ってくれる一冊です。


推薦文テンプレート(例文)

▼ かんたん構成(3パート)

  1. ① どんなお話だったか
  2. ② どんな気持ちになったか
  3. ③ なぜおすすめしたいのか

▼ 例文

『ともだち』は、ふたりのともだちが、いつもいっしょにあそんでいたけれど、 ある日、そこにもうひとり子どもがきて、すこしとまどってしまうお話です。 わたしも、だれかがあたらしくはいってくるときに、 「なんて声をかけたらいいのかな」と、こまったことがあります。 この本を読んで、ちがう子が入ってきても、 いっしょにあそべたらもっと楽しいかもしれないと思いました。 だから、この本を読んで、「ともだち」についてかんがえてほしいです。


まとめ|“ともだち”って、増えてもいい。

『ともだち』は、子どもにとって身近なテーマを、やさしい絵と物語で届けてくれる絵本です。

「だれと、どう関わるか」は、大人になっても続く大事なテーマ。 でも、それを幼い心にもそっと伝えてくれる力が、この作品にはあります。

次回は、低学年編ラストの1冊『ワレワレはアマガエル』をご紹介します🐸✨ ちょっと不思議な視点から“命と自然”を見つめてみましょう!

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