手持ち花火の火花と時間を比べてみた!種類ごとの違いを観察しよう【自由研究にもおすすめ】

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tekowaです。

夏の風物詩といえば、手持ち花火。線香花火、ススキ花火、スパーク花火――見た目は似ていても、よく見ると火花の出方や燃焼時間がまったく違うことに気づいたことはありませんか?

今回は、いくつかの手持ち花火を実際に比べて、火花の広がり方、音、色、そして燃焼時間の違いを観察しました。自由研究にもぴったりなテーマとして、観察記録のとり方や比較方法も紹介します。

どうして花火によって火花や時間が違うの?

手持ち花火は、火薬の配合や紙筒の構造によって性質が変わります。火薬の中に含まれる金属粉の種類や量、燃焼スピードの調整剤などが異なるため、火花の色・勢い・飛び方が変わります。

また、火薬が詰められている部分の長さや太さも影響します。細くて短い花火ほど燃焼時間は短く、太くてしっかりしたものは長持ちする傾向があります。

今回使った花火の種類

今回は、以下の4種類の手持ち花火を観察しました。

  1. 線香花火(日本伝統型)
  2. ススキ花火(銀色の火花が激しく出るタイプ)
  3. スパーク花火(カラフルな火花が広がる)
  4. 変色花火(火花の色が途中で変わる)

観察方法と時間測定のポイント

それぞれの花火に着火し、以下の点に注目して観察しました:

  • ① 火花の出方(強さ・方向・広がり)
  • ② 火花の色(単色か変化があるか)
  • ③ 燃焼音(静か・パチパチ・バチバチなど)
  • ④ 燃焼時間(タイマーで測定)

観察時は、暗い場所・無風の日を選び、安全に配慮して大人と一緒に行いましょう。スマートフォンのタイマー機能を使って時間を計測し、記録用紙にメモしておくと後で比較しやすいです。

実験結果まとめ|花火ごとの違いはこんなに!

花火の種類火花の出方色の変化燃焼音燃焼時間
線香花火静かに垂れ下がり小さく火花ほぼ変化なしほぼ無音約20秒
ススキ花火勢いよく銀色が飛ぶなしパチパチと強い音約30秒
スパーク花火広範囲に火花が飛ぶ赤・青・黄などが交互バチバチとにぎやか約40秒
変色花火色とともに火花の勢いも変化赤→青→緑など段階変化ジリジリ→パチパチと変化約50秒

予想以上に、花火によって違いがありました。とくに「変色花火」は色も音も時間も変化に富んでいて、観察していて一番面白かったです。

自由研究にぴったりの理由

手持ち花火の比較は、家庭でも気軽に実施できる自由研究テーマです。必要な道具も少なく、記録も簡単。さらに、科学的な視点(火薬・燃焼・金属)+生活に身近な「楽しさ」もあり、子どもたちも飽きずに取り組めます。

工夫次第で、さらにテーマを深めることもできます:

  • ◎ 同じ種類でもメーカーごとの違いを比べる
  • ◎ 湿度・風の有無で火花に違いが出るか調べる
  • ◎ 火花の色の変化と金属成分の関係を調べる

安全対策も忘れずに!

火を使う自由研究は、楽しさと同時に“危険”もあります。必ず大人と一緒に行い、以下の点に注意してください。

  • ・風の強い日はやらない
  • ・バケツに水を用意しておく
  • ・燃えやすい物の近くで行わない
  • ・終わった花火はしっかり水に浸して処分

まとめ|身近な花火でも立派な科学!

「たかが花火」と思っていたものも、しっかり観察して比べてみると、こんなにも違いがあることに気づきます。これはまさに「科学的視点」で物事を見る力を育てる第一歩。

この夏は、ぜひ自由研究として「花火の観察」をやってみてください。レポートには、写真やイラスト、比較表を取り入れると、より伝わりやすくなりますよ。

次回は、「音の大きさを調べよう」をテーマに、打ち上げ花火の“音”を科学の視点で掘り下げていきます!

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