
tekowaです。
ニュースや本で「戦争(せんそう)」という言葉を見かけることがあります。でも、「戦争ってなに?」「なぜ起こるの?」と思ったことはありませんか?今回は、戦争とはどんなものか、なぜ起こるのかをやさしく説明していきます。
1. 戦争ってなに?
戦争とは、「国どうしが武器を使ってたたかうこと」です。たとえば、軍隊(ぐんたい)を動かしたり、爆弾や戦車(せんしゃ)を使ったりして、相手の国をこわしたり、人を傷つけたりします。
たんに「ケンカ」とはちがい、大勢の人がまきこまれ、たくさんの命が失われるとても大きな出来事です。
2. なぜ戦争は起こるの?
いろいろな理由があります。よくある原因には、こんなものがあります:
- 土地や資源(しげん)をめぐるもめごと
- 考え方や文化、宗教のちがい
- 昔からの対立(たいりつ)やうらみ
- 一部の国のリーダーが「力」で支配しようとする
話し合いで解決できないと、「力」で相手をおさえようとして戦争になることがあります。
3. 戦争になると、なにが起きるの?
戦争がはじまると、人々のくらしは一変(いっぺん)します。
- 町や学校、病院などがこわされる
- 多くの人がけがをしたり亡くなる
- こわくて外に出られなくなる
- 食べ物や水がたりなくなる
こどもたちも安全な場所ににげたり、家族と離れて暮らさなければならなくなることもあります。
4. 昔の日本でもあった戦争
日本も、昔は大きな戦争をした国のひとつです。特に「第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)」では、アジアやアメリカとの間で多くの戦いがありました。
その中で原爆が広島と長崎に落とされ、たくさんの人が命を落としました。
5. 今も戦争はあるの?
はい、今も世界のいくつかの国では、戦争やそれに近い争いがつづいています。ロシアとウクライナの問題など、テレビやインターネットでニュースを見ることができます。
だからこそ、「どうして戦争が起こるのか?」を考えることは、今の時代でもとても大切なのです。
6. 戦争をなくすにはどうすればいい?
戦争をなくすには、いろいろな人が協力しないといけません。
- 国どうしが話し合う
- 人の考え方のちがいを受け入れる
- 「力」ではなく「ことば」で問題を解決する
そして、私たちも「戦争はこわいこと」「平和は大切」という気持ちを忘れずに、学びつづけることが大切です。
7. まとめ|戦争のことを知ることが第一歩
戦争はこわいものです。でも、「知らない」ままでは、また同じことが起こってしまうかもしれません。
だからこそ、戦争の意味、原因、そして被害を知ることはとても大切な第一歩です。知ることで、未来の平和を守ることができるのです。
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→ 第6弾「疎開ってどんな生活?戦時中の子どもたち」へつづく
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