終戦記念日ってなに?戦争が終わった日

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tekowaです。

8月15日は「終戦記念日(しゅうせんきねんび)」と呼ばれる特別な日です。でも、どうしてこの日が戦争の終わりをあらわしているのでしょうか?今回は、戦争が終わった日のことや、その意味を子どもにもわかりやすく解説していきます。

1. 終戦記念日っていつ?

終戦記念日は「8月15日」です。この日は、第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)で日本が戦争を終えると発表した日です。

「しゅうせん」というのは「戦いが終わること」を意味します。この日をきっかけに、日本の人々の生活は少しずつ平和な日々へと変わっていきました。

2. どうして8月15日が戦争の終わりの日なの?

実は、日本がアメリカやイギリスなどの国に対して「戦争をやめます」と正式に発表したのは、1945年8月15日です。その前に、広島と長崎に原爆が落とされ、多くの人が亡くなりました。

日本の政府と天皇は、これ以上戦いを続けると、もっと多くの人が苦しむと考えて、「ポツダム宣言(せんげん)」という文書に同意し、戦争をやめることにしました。

3. 玉音放送(ぎょくおんほうそう)ってなに?

1945年8月15日の正午(しょうご)、ラジオを通じて天皇が国民に向けて話しかけました。これを「玉音放送(ぎょくおんほうそう)」といいます。

ふだん、天皇の声を聞くことはなかったので、多くの人にとってこれはとても特別なものでした。

放送の中で天皇は、「戦争をやめることにしました」と国民に伝えました。難しい言葉だったため、すぐに意味がわからなかった人も多かったそうです。

4. 日本はどうやって戦争をやめることを決めたの?

日本は、アメリカやイギリスなどの国に対して「降伏(こうふく)」することを決めました。これは、「もう戦いません。武器をおさめます」という意味です。

1945年8月14日に、天皇と政府が話し合って「ポツダム宣言」を受け入れることにし、次の日にそのことを国民に発表しました。

5. 戦争が終わって、町や人々はどうなったの?

戦争が終わっても、すぐに平和で楽しい生活に戻れたわけではありません。町は焼けこげ、食べ物や水も足りませんでした。家族を失った人もたくさんいました。

でも、「もう戦わなくていい」という気持ちから、人々は少しずつ前を向いて生きていくようになりました。

6. 終戦記念日には何をするの?

この日には、「戦争で亡くなった人たちを思い出す」「平和の大切さを考える」という気持ちで、全国でいろいろな行事がおこなわれます。

  • 黙とう(もくとう)をする
  • テレビで平和番組を見る
  • 戦争について家族と話す
  • 資料館や本で学ぶ

とくに正午には、1分間の黙とうをする学校や家庭が多くあります。

7. なぜこの日を忘れてはいけないの?

戦争では、たくさんの人が命を落としました。そのことを忘れてしまうと、また同じようなことが起こるかもしれません。

だからこそ、8月15日は「平和とはなにか」「どうすれば平和を守れるのか」を考える大切な日なのです。

8. まとめ|戦争の終わりは、平和のはじまり

終戦記念日は、ただの「戦争が終わった日」ではありません。そこから「平和をどうやって守るか」を考える出発点でもあります。

この日を知り、思い出し、そして語りついでいくことが、わたしたち一人ひとりにできる「平和のための一歩」です。


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→ 第5弾「戦争ってなに?どうして起きるの?」へつづく

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