原爆ってなに?親子で読めるやさしい解説と平和へのメッセージ

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原爆ってなに?小学生にもわかる解説

tekowaです。

夏休みの自由研究で「平和」について考えてみたいと思った人へ。今回は、世界で初めて使われたとても強力な爆弾「原子爆弾(げんしばくだん)」について、子どもにもわかるようにやさしく説明していきます。

1. 原爆ってどんな爆弾?

原爆(げんばく)は「原子爆弾」のことです。ふつうの爆弾よりもずっと大きな力で爆発し、一度に広い場所をこわしてしまいます。

原爆の力は、「原子(げんし)」というとても小さな粒が壊れるときに出るエネルギーを使っています。

2. どうしてあんなに大きな爆発がおこるの?

原爆の中では、「ウラン」や「プルトニウム」という特別な金属がつかわれます。これらは、核分裂(かくぶんれつ)というしくみで、たくさんのエネルギーを出します。

このエネルギーは、火や風のように広がり、建物や人に大きなダメージをあたえるのです。

3. 放射線(ほうしゃせん)ってなに?

原爆が爆発すると、「放射線(ほうしゃせん)」という目に見えない強いエネルギーも広がります。放射線をあびすぎると、体の中がこわれてしまい、病気になったり、死んでしまうこともあります。

この放射線は、爆発のあとも土や物にのこるため、何年も苦しむ人がいました。

4. 原爆が落ちたときに何が起きたの?

1945年8月6日、広島(ひろしま)という町に、アメリカが原爆を落としました。そして8月9日には、長崎(ながさき)という町にも、2つ目の原爆が落とされました。

爆発の瞬間に町はこわされ、たくさんの人が亡くなりました。生き残った人も、放射線のせいで体に不調が出たり、大切な家族や友だちを失ってとてもつらい思いをしました。

5. なぜ原爆はつくられたの?

第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)という世界中が戦っていた時代、戦争を早く終わらせたいという理由で、アメリカは原爆を作り、使いました。

でも、それによって多くの命が失われました。戦争を終わらせるためとはいえ、その使い方には今もいろいろな意見があります。

6. 原爆は今もあるの?

はい、今も世界には「核兵器(かくへいき)」がたくさんあります。使われてはいませんが、世界中の国が持っているため、「いつかまた使われるのではないか」と心配されています。

だからこそ、私たちは原爆のことを知り、同じことをくりかえさないように考えることが大切です。

7. 小学生にできることってある?

・原爆について本や資料で調べてみる
・平和記念館(へいわきねんかん)を家族で見学する
・千羽鶴(せんばづる)を折って、平和を願う
・家族や先生と、「平和ってなに?」を話し合ってみる

こうしたことも、立派な自由研究になります。

8. まとめ|こわいことから目をそらさない

原爆はこわいものですが、それを知らずにいると、また同じような悲しいことが起こるかもしれません。

「平和にくらしたい」と思うなら、まず「なぜこわいことが起こったのか」を知ることが第一歩です。

この記事をきっかけに、自由研究で「平和」について考えてみてくださいね。


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→ 第2弾「広島に何が起きた?8月6日の記録」へつづく

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