
tekowaです。
夏休みの自由研究、今年はちょっと変わった“身近な調味料”をテーマにしてみませんか?
今回は、スーパーでよく見かける「カロリーハーフマヨネーズ」について調べていきます。
「どうやってカロリーを半分にしてるの?」「普通のマヨネーズと何が違うの?」など、身近だからこそ知らない“しくみ”を学ぶチャンスです。
マヨネーズの基本構造とカロリーのヒミツ
まず、ふつうのマヨネーズは「油(主成分)」「卵(乳化剤)」「酢(酸味)」の3つからできています。
この中で一番カロリーが高いのは油。実は、マヨネーズの約70%が油でできていて、この油がカロリーの大部分を占めています。
100gあたり700kcal前後と、見た目に反してかなり高カロリーな調味料です。
カロリーハーフの工夫とは?
では、どうやって「カロリーハーフ」を実現しているのでしょうか?
- 油の量を減らす(40~50%に)
- 代わりに「水分」「でんぷん」「寒天」「増粘剤」などでとろみをつける
- 味を保つために「香料」や「調味料」を調整
つまり、カロリーを抑えるために「油を減らして、別のもので代用」するのがカロリーハーフの基本戦略です。
成分表示の読み方を覚えよう!
ここで、2つの市販マヨネーズの成分表示を見比べてみましょう。
項目 | 通常マヨネーズ | カロリーハーフ |
---|---|---|
油 | 70%以上 | 40~50% |
卵 | 卵黄のみ | 全卵または少量 |
増粘剤 | なし | ○(キサンタンガムなど) |
保存料 | なし | なしまたは微量 |
カロリー | 約700kcal/100g | 約350kcal/100g |
このように、パッケージ裏の表示を見るだけでも「どこを工夫しているのか?」が見えてきます。
予想してみよう!
ここで、実験に入る前に予想してみましょう。
- 油の量が少ないと、なにが起きる?
- とろみや味に違いは出るかな?
- 自分でカロリーハーフを作れると思う?
これらの問いに答えるように、後編では実際に「カロリーハーフマヨネーズ」を自作して、味やとろみ、見た目を比べてみましょう。
市販品を使って観察してみよう!
スーパーに行ったとき、マヨネーズ売り場で以下のことを観察してみてください。
- パッケージに「カロリーハーフ」と書いてある商品は何種類ある?
- それぞれのカロリーや油分の量は?
- 増粘剤や調味料はどんなものが使われている?
気になる商品を1つ選んで、自宅で味見してみるのもおすすめです。
まとめ|次回は「自作カロリーハーフ」に挑戦!
今回は「カロリーハーフマヨネーズってどうやって作られてるの?」を、構造や成分表示から調べてみました。
次回の後編では、実際にマヨネーズを自作して、油の割合や材料を変えながら味や質感の違いを探っていきます。
お楽しみに!
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