
なぜ「油」と「酢」は混ざらないのに、マヨネーズでは混ざるの?
tekowaです。
サラダやサンドイッチによく使われるマヨネーズ。よく見ると「油」と「酢」がなめらかに混ざって、どろっとした白っぽいソースになっています。でも、家で油と酢を混ぜても、すぐに分かれちゃいますよね?
「なんでマヨネーズは混ざるの?」「どうしたら上手に作れる?」そんな疑問から、マヨネーズ作りを実験で調べてみましょう!
今回のテーマ:「乳化」ってなんだろう?
油と水のように、本来混ざらないものを混ぜ合わせる現象を「乳化(にゅうか)」と言います。マヨネーズではこの乳化が大きなポイント。卵やマスタードの力でうまく混ざると言われていますが、本当にそうかな?
🍳 材料と準備
- 卵(卵黄だけ、または全卵)
- サラダ油(キャノーラ油やサラダ油など)
- お酢(米酢・りんご酢など)
- 塩、こしょう
- マスタード(あれば)
- 泡立て器 or ハンドミキサー
- ボウル
🧪 実験1:基本のマヨネーズ作り
まずはレシピ通りに作ってみましょう。
- ボウルに卵黄1個分、お酢小さじ2、塩ひとつまみを入れて混ぜる。
- 油を少しずつ加えながら、泡立て器でよく混ぜる。
- とろみが出て白っぽくなったら完成。
👉ポイント:最初に油を入れすぎるとうまく混ざらないかも?
🧪 実験2:「これを変えたらどうなる?」の乳化比較
次の条件を変えて、乳化のしやすさや味を観察してみましょう。
- 卵黄のみ vs 全卵で作る
- マスタードあり vs なし
- お酢の種類(米酢・りんご酢)
- 油の種類(サラダ油・オリーブオイル)
▶どの組み合わせで「乳化」しやすかった?
▶分離してしまったものはどうなった?
▶味や香りの違いは?
🔍 トラブル発生!うまく乳化しない時は?
うまくマヨネーズができない場合は、次の原因が考えられます。
- 油を一気に入れてしまった
- 材料の温度差が大きかった(冷蔵庫から出したてなど)
- 混ぜるスピードが遅かった
→ もう一度やり直す時は「乳化のコツ」を意識してみよう!
📓 まとめ(前編)
- 油と酢はふつうは混ざらないけど、ある条件で「乳化」する!
- 卵やマスタードには「乳化を助ける成分」があるらしい…!
- 作り方や材料をちょっと変えるだけで、うまくいく/いかないの差が出る!
後編では、自分で作ったマヨネーズと市販品を比べたり、味の違いを詳しく調べていきます!
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