
tekowaです。
海の日といえば、海水浴や旅行が思い浮かびますが、じつは「海にまつわる物語」を読むのにもぴったりな日。外出が難しい日でも、絵本や児童小説を通して海を感じることができます。
また、夏休みの読書感想文や自由研究にも活用できる内容なら一石二鳥。今回は、親子で楽しめる12冊のおすすめ本をジャンル別にご紹介します。
📘1. 絵本:幼児〜低学年向け
①『うみの100かいだてのいえ』いわいとしお
大人気の「100かいだてのいえ」シリーズ。海の中に広がる不思議なおうちをめぐりながら、さまざまな海の生き物と出会えます。ページを縦にめくっていく構成が新鮮で、幼児も小学生もワクワク!
②『うみべのハリー』ジーン・ジオン
白い犬・ハリーが浜辺で大冒険!潮干狩りや海水浴など、夏の海辺を舞台にした心温まるストーリー。昭和世代の大人には懐かしく、子どもには新鮮な1冊です。
③『スイミー』レオ・レオニ
おなじみの名作。海の中で小さな魚が力を合わせて生き抜く姿が描かれます。絵の美しさと深いメッセージ性から、読書感想文の定番にも。
📗2. 児童書・中学年向け
④『海が聞こえる』氷室冴子(アニメ化作品あり)
高知の海辺を舞台にした高校生たちの青春物語。角川文庫の児童書レーベルでも人気で、アニメ映画にもなっています。自然描写が美しく、海の香りが漂うような作品です。
⑤『うみのむこうは』くすのきしげのり
災害から立ち上がる町と子どもたちの姿を描いた感動作。実話をもとに描かれており、海の厳しさと人との絆を感じられる1冊。
⑥『たったひとつの ねがいごと』いとうみく
海辺の町に住む少女が、ある秘密を持つイルカと出会い、心を通わせていくストーリー。夏の終わりの静けさと希望が丁寧に描かれています。
📙3. 児童文庫・高学年〜中学生向け
⑦『海の底』有川浩
巨大な甲殻類が海から襲来!?という異色の海洋SFですが、登場人物の成長や絆がしっかり描かれていて読み応え抜群。小学校高学年~中学生におすすめ。
⑧『青いイルカの島』スコット・オデール
実話をもとにした、孤島での少女のサバイバル生活。アメリカの名作で、長く読み継がれている児童文学。海の自然や生きる力を学べる1冊です。
⑨『ぼくらの七日間戦争』宗田理
中学生が学校や大人たちに反抗し、自分たちだけの「七日間」を戦う青春冒険物語。直接的に「海」は登場しませんが、夏休みに読みたい名作のひとつです。
📖4. 自由研究・読み物・知識系
⑩『しおのかがく』松岡達英
塩ってどうやってできるの?という疑問に答える科学絵本。海水から塩ができる仕組みをイラストとともに解説していて、自由研究にも◎。
⑪『くらべる図鑑 海の生きもの』小学館の図鑑NEO+
魚・貝・クラゲ・サメ・クジラなど、海の生き物がズラリ!親子で図鑑を眺めながら、おうちでミニ水族館気分になれます。お出かけ前にもおすすめ。
⑫『世界でいちばん美しい海のいきもの図鑑』ナショナルジオグラフィック
とにかく写真が美しい!大人も惹きこまれるアートのような図鑑。図書館でも人気で、自由研究の資料としても◎。
🔖読書感想文・自由研究に使えるかも!
上記で紹介した中でも、特に読書感想文におすすめの3冊はこちら:
- 『スイミー』…協力・勇気・小さな力の大きさ
- 『たったひとつのねがいごと』…自然と人の共生・希望
- 『青いイルカの島』…自然の厳しさ・生き抜く力
🏖まとめ:本から「海の世界」へ旅しよう
海の日は、海で遊ぶだけではなく「海を知る」1日でもあります。
本の中に描かれた海は、美しくて時に厳しくて、でもどこか優しい。
今年の夏は、親子で“海のある物語”を読みながら、新たな冒険へ出かけてみませんか?
▶本記事で紹介した書籍は、楽天ブックスやAmazonなどで購入可能です。お気に入りの1冊を見つけてくださいね!
コメント