
そもそも索餅(さくべい)って何?
tekowaです。
七夕にそうめんを食べるルーツとされている「索餅(さくべい)」。
実は中国由来の伝統的な食品で、小麦粉・塩・水で作った生地をねじって揚げた、いわば“ねじりドーナツ”のご先祖のような存在。
日本では平安時代の『延喜式』にも登場し、無病息災を願う儀式にも用いられていました。
▶ 『延喜式』とは?索餅の記述と七夕儀式の関係を深掘り!
※随時リンク追加予定です。
いざ再現!索餅の材料と作り方
今回は、家庭でも簡単にできる索餅のレシピにチャレンジ!
🔸材料(約10本分)
- 小麦粉(薄力粉or中力粉)…100g
- 塩…ひとつまみ
- 水…30〜40ml(調整しながら)
- 揚げ油…適量
- ※お好みで:黒ごまやきな粉を混ぜてもOK!
🔸作り方
- 小麦粉に塩を加え、徐々に水を加えてこねる(耳たぶくらいの固さ)
- ラップをして20分ほど休ませる
- 直径1cm程度の棒状に伸ばし、2本をねじる
- 160〜170℃の油できつね色になるまで揚げる
- 完成✨冷めてもOK!
食べてみた感想|シンプルなのにどこか懐かしい
正直な感想…
- → 外はサクッ、中はもちっとして香ばしい!
- → 塩気だけなのに、クセになる素朴さ
- → 子どもには黒ごま入りや、きな粉まぶしが大好評!
「お菓子」としても、「縁起物」としても、アリ!
これは家庭で七夕行事を楽しむ1品にぴったり。
子どもと作っても楽しい✨
今回は5歳の娘と一緒に「ねじねじ工程」を担当。
粘土みたいで楽しいようで、夢中になってねじっていました😂
揚げ物だけは大人がやれば、親子クッキングにも◎!
まとめ|“そうめんのご先祖”を作って味わおう
七夕=そうめん…その原点である索餅を知り、作り、味わうことで、伝統がグッと身近に感じられました。
今年の七夕は、「索餅」→「そうめん」→「ネオ五色そうめん」と、時代を旅する献立にしてみませんか?
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次回は、七夕の本来の儀式「乞巧奠(きっこうでん)」を深掘り!
どうして“裁縫の上達”を願うようになったの? 星と布と女性の願いの関係とは…?
お楽しみに🌠
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