
tekowaです。
消費者庁消費者安全課から出された通達にもあるように、毎年この時期になると保育園・幼稚園・こども園では「プール活動」「水遊び」への安全対策が強化されます。
でも実際の現場では、どんなことが行われているか知っていますか?
今回は、保育士補助として働く私が実際に行っている“ガチの事故&熱中症対策”をご紹介します。
「ふざけ」が命取りに?子どもの水遊び指導
水遊び中に、子どもがふざけて「溺れてるフリー!」とふざけてみせたことがありました。
そのとき私はすぐに「本当に溺れたら困るから、そういうふざけ方はしないでね」と真剣に伝えました。
冗談では済まない。水は命に関わることをしっかり伝えるのも、大切な仕事です。
体調チェックは毎朝 保護者の〇✕記入が大事
水遊びを実施するかどうかは、毎朝、保護者が〇✕を記入する仕組みになっています。
記入がなければ✕とみなされ、いくら子どもが水遊びしたいと言っても参加できません。
だからこそ、朝は全職員で記入チェック!書き忘れがあればすぐ保護者に確認します。
(実は私も親として書き忘れて、わが子をがっかりさせたことがあります…反省!)
〇✕が✕だった場合の対応も丁寧に
子どもが咳をしていて「今日は水遊びは✕」という日には、
私は必ず「昨日お休みしてたから、今日は水遊びおやすみね」と本人にしっかり伝えます。
納得感があれば、子どもは気持ちを切り替えられるんです。
✕の子は、別室で他の先生がしっかりみてくれるので安心です。
水分補給は全員一時中断して一斉に
活動中は、全員で活動を止めて一斉に水分補給します。
とくに赤ちゃんは座位が不安定だと水遊び自体に入れません。
また、訴えができない年齢の子ほど、こまめな水分補給や一対一の見守りを徹底します。
命を守るのは日々の積み重ね
事故は一瞬で起きます。だからこそ、毎日の“ちょっとしたこと”の積み重ねが大切です。
「今日は〇✕書いてあるかな?」「おうちの人に体調の変化は聞いたかな?」
そんな些細な確認が、子どもたちの命を守る“防波堤”になるのです。
コメント