キャベツ1万玉廃棄…沖縄農家の苦悩と郷土料理に見た希望

こんにちは、tekowaです。

2025年6月、沖縄県内のキャベツ農家が、約1万玉ものキャベツを廃棄するというニュースが話題になっています。

出荷すればするほど赤字になるという現実に、農家の方が「苦渋の決断」と語ったのが印象的でした。

高値→暴落、そして廃棄へ

春先に高値だったキャベツが、出荷時期を迎える頃には価格が暴落。物流や天候の影響もあり、市場での需要と供給のバランスが崩れてしまいました。

それでも手間ひまかけて育てたキャベツを泣く泣く処分せざるを得ない状況に、胸が痛みます。

キャベツは、ビタミンC・ビタミンU（キャベジン）・食物繊維が豊富な野菜。胃腸を整える働きがあり、春から夏にかけての体調管理にもぴったりな食材です。

沖縄ではキャベツはチャンプルー料理に使われることが多いそうです。

「ちゃんぷるー」は、豆腐や野菜、肉や魚を一緒に炒めた家庭料理で、ゴーヤーチャンプルーが有名ですね。今回のようなキャベツは、「キャベツチャンプルー」や「ツナキャベツチャンプルー」に活用されることも。

沖縄料理といえば、「ラフテー」や「クーブイリチー」も代表的な存在。

だしが大好きな私にとって、昆布を具材として炒めるという調理法はとても新鮮でした。食べてみたい！という気持ちが自然と湧いてきました。

いきなりラフテーやクーブイリチーはハードルが高いので、まずはツナとキャベツ、卵で作る「キャベツチャンプルー」から挑戦したいと思います。

キャベツをたっぷり使って、沖縄の味に思いを馳せながら食べることで、少しでも廃棄されたキャベツの無念に寄り添えたら…そんな想いも込めて。

今回のキャベツ廃棄問題を通じて、農家の方の努力や想い、地域の伝統料理の素晴らしさを改めて感じました。

身近な食材や郷土料理に目を向けて、地域に小さなエールを送る。そんな食との向き合い方も、これから大切にしていきたいと感じました。

以上、tekowaでした！